2006年9月上旬

2006-09-01「弾丸を噛め」
宇宙の片隅、時代の外れ。ありふれた日常を歩く憂鬱な男。
そんな訳で今日から9月。
飲み込んだ言葉が、腹ン中で石になってる。
砂を噛むように時間をやり過ごし、くだらねぇと呟いてみたり。
でもその言葉は確かに俺に向いている。
大量生産のクソみたいな曲。
金で買われたトップ40。
うまくやってるつもりかよ、もう全部ばれてるよ。
そろそろ怒ってもいい頃だろう?
20年なにやってたんだ。
さぁ交代だ。
とかなんとか。
今日は早く会社出る。
パチンコ屋のネオン。
白くきれいに光る。
嘘つけ。
灰色の男と紫色の女。
消えてくれて結構。
いつものごとくレコ屋と本屋覗く。
一人遊びが上手な子供。
一人ぼっちで死んでいくんだぜ。
繋がらない点と点。
その指に触れたら、世界が変わるかもしれないのにな。
で二階堂和美「二階堂和美のアルバム」と松尾スズキが表紙のTVブロス購入。
エレベーターが連れてってくれるとこなんか、たかがしれてる。
信号が青になってもそれだけのことさ。
腹ン中の石がゴロゴロいってる。
9月になったというだけで、なんとなく少し涼しくなった気がするな。
いつものように警察署の横から裏の路地に入り、Y字路の左側を進む。
街灯に群がる小さな虫。
一匹がポトリと落ちた。
見た夢はなに?
やがて干からびていく。
それでも。
なのか。
だから。
なのか。
貰い物の「いもきんつば」。
甘くて美味しい。
それだけで救われる。
取るに足らない、かけがえのないもの。
握った手の、中にある。


2006-09-02「あの子のあの頃」
昨晩は夜更かしして、テレビで「ダイナマイト関西」観る。
凄いレベルまでいってるなぁ。
竹若氏やケンコバといった常連組も素晴らしかったが、今回はとにかくハリセンボン・箕輪がぶっちぎってたなぁ。
「去年、ルノアールで」のせきしろ氏もオモロ。
生で観たかったなぁ。
9時起床。
娘と朝からグータラと漫画読みふける。
娘が最近読んでるのは、妻の実家から持ってきた「うる星やつら」。
僕は数年ぶりに「じゃりン子チエ」1巻から読み返すことに。
最初に読んだの小4の時だからね。
25年前。
で1巻再読するが、実に良く出来た人情喜劇。
この歳になってテツ目線で読み、その深さにも驚く。
家には48巻まで揃ってるので当分楽しめるな。
午後、妻と娘は出かけたので、僕は別宅・滋賀会館シネマホールへ。
塙幸成監督「初恋」観る。
宮崎あおいちゃんに、おんぶに抱っこというところ。
彼女の求心力だけでもってる感じ。
でも彼女にはこのまま「演技派」女優にはなって欲しくないなぁ。
共演の小出恵介は、根本的にミスキャスト。
彼は「パッチギ」なんかの「主人公の軽い友達」みたいな役やらすと素晴らしいんだが、今回の役やるには陰りがなさすぎる。
これは本人の問題じゃない。
どちらにしろ、グッとくるには至らず。
で夜、家族でプラネタリウム。
滋賀では有名な爆笑プラネタリウムということで、ベタ&チャイルディッシュなネタに娘大ウケ。
良かった良かった。


2006-09-03「マーケット・プレイス」
9時起床。
自治会の回覧配りがてら散歩。
随分日差しが柔らかくなった。
朝のうちにスーパーで買い物。
今日は何作ろうか思案しながら。
昼はヤキソバささっと作って軽く。
午後、娘は友達のとこに遊びに行ってしまったのでビデオで昨日の「アメトークスペシャル」、「ダイナマイト関西」も再見。
昔、父親は休日と言えばゴロゴロしてゴルフ中継とか見てる感じだったが、まさにそんな感じ。
ま、こっちは「お笑い」専門だが。
夕食はスープカレーを作ることにする。
買ってきたスープカレーベースにひき肉、あめ色になるまでいためたタマネギなどを加え煮込む。
娘分は別の鍋で牛乳、ケチャップで辛さ控えめに。
素揚げした茄子とジャガイモを加え、ゆでたまごを添えて。初めてにしては美味しく出来た。
カレーはやはり食が進む。
ビールも美味しく満足。
自分で作って、自分で満足してんだから、世話が掛からない。
ま、本音を言えば作ってもらいたいんですがね…。


2006-09-04「今日を問うPart2」
イロイロ思うとこあって、ひどく厭世的になってしまう。
後ろ向き念仏を唱えたくなるような気分。
完全にしぼんでしまう。
それによって周りの人の気分を悪くしてしまったかもしれない。
反省。
残業終えて会社出てからも引きずってしまう。
結局のところ自分の無力さに突き当たる。
あーやめとこう、これ以上書くのは。
どこまでいっても愚痴になる。
ごめんもう少し待って。
ちゃんと治すから。
で今日聴いてたのは二階堂和美「二階堂和美のアルバム」。
SAKEROCKとの共演曲「Lovers Rock」がとにかくド名曲。
胸に響く音楽、どこかに連れてってくれないか。
明日もう一度笑ってられるように。


2006-09-05「いてもたってもいられないわ」
ディスクマンの電池が切れて、音楽が鳴り止んだ。
結局、バカでマヌケなのは僕だけで、だから少し黙ってたほうがいいのかな。
強くて優しいスーパーマンにはなれないね。
映画で最初に殺される奴、僕の役どころだ。
そうだ、こんな気持ちの日には映画観にいこう。
現実逃避だ!ワァー!
でユナイテッド・シネマでポン・ジュノ監督「グエムル-漢江の怪物」観る。
!!!参りました。
お見事、ポン・ジュノ監督。
あんた天才だよっ!
前作「殺人の追憶」で骨太かつ端正な直球ストレート、それも剛速球を投げて見せたポン・ジュノ監督。
新作はソン・ガンホ、ペ・ドゥナ(今作も素敵だったぜ)出演で、それも怪獣映画だってんでどんな作品になるのか制作時から楽しみにしてたんだが、今まで観たこと無い「映画」だった。
ハリウッド流の「おもしろいっ!」って映画でもない、もっとこうなんちゅーか、観てる間、様々な感情がギシギシ音を立ててしまうような、まさに自分の中にいる怪物が動き出すような作品。
開始15分、公園に現れる怪物の怖さ。
サイズといい、ヌメヌメ感といい、凶暴で何も考えてない動きっぷりといい、まずはもうホントに気持ち悪いんだ。
こんなの琵琶湖から出てきたら腰抜けるね。
パニックムービーの面白さから、家族の物語へ、テリーギリアムばりのシニカルかつブラックな笑いがあったかと思うと、手に汗握るアクションが展開され、痛烈な社会批判もある。
スカッと抜けないラストも含め好きだなぁ。
はっきり言って、興奮しすぎて疲れたもん。
金髪のダメ親父を演じたソン・ガンホ、ラストでビシッと決めるペ・ドゥナももちろん素晴らしかったが、実に「いい顔」で怪物と戦う一家の長・ビョン・ヒボン、そして怪物に捕らえられ、健気に生きようとする娘を演じたコ・アソンちゃんが素晴らしかった。
「コ・アソン」の名前は憶えとくべき。
10年後、韓国を代表する女優になってるはず。
しかし、今日の観客、僕入れて3人。
韓国では動員記録を塗り替えたらしいが、どうなのよ公開4日目にしてこのガラガラぶり。
残念っすよ。
で上映終わって出たとこで、その3人の観客のうち一人がくるっと振り返って「つかぬことをお聞きしますが、今の映画5点満点で何点でした?」と。
「う〜ん、まだ冷静になれませんが、4.5点はかたいでしょう」と答えとく。
「ネットで評判悪かったんですが、私も相当おもしろいと思いました。いや、どうも…」と彼。
面白い映画観ると誰かに言いたくなるもんだ。
思わず僕に話し掛けた気持ちわかるなぁ。
さぁ、明日から「でも、やるんだよ!」って気持ちで。


2006-09-06「Mr.Lonely」
今日は会議尽くめの1日。
あまりいらんことは言わないように心がける。
夕方やっと机に戻る。
そこからがまた大変。
結局12時間以上働いてしまった。
あーなんか小難しい話はたくさんだなぁ。
バカ話したいよ。バカなんだから、俺は。
今日はちゃんと充電してきたから大丈夫。
Leyona「Clappin'」聴く。
かわいげがあって、色っぽいなこの人の歌は。
もちょっと聴き込もう。


2006-09-07「幸せな人生」
今日も会議に追われちゃったな。
でも無理やり切り上げさっさと退社。
今日は久々にライブ。
ここんとこフラストレーション貯まり気味だからね。
西村哲也@京都・アバンギルド。
なかなかスケジュールあわずに観れてなかった西村さんのライブ。
今回はバンドでがっつりと。
会場に着くと既に[けすいけさん]居られる。
どもどもと挨拶して、どうでしたカーネーションの新作?とかそんな話。
でライブスタート。
おぉバンドが巧い。
五十川清(Dr)、中島かつき(Bass)、大前チズル(Key)が生み出すグルーヴが強力。
ボトムが太い。
そこに西村さんのやんちゃかつ職人的なギターがそりゃもうかっこ良かった。
バンドの影響もあるんだろうが、ソウルフルでファンキーな展開に西村さんの新しい一面を見た。
一曲終わるたびに、けすいけさんと「めちゃかっこいいっすね!」と言い合う。
音が充実していたから余計に曲そのものの良さを実感したなぁ。
即この音でレコーディングしてほしい。
やはり西村さんのエレキギターはいい。
切れ味鋭いもんね。
久々に堪能して、この音好きだなぁと思う。
お客に突っ込まれる、ゆるゆるのMCとぶち切れたプレイのギャップも素敵だ。
ライブはいいねぇ。
音に身を委ねてると、嫌なこと忘れられる。
終演後、西村さんとトイレでばったり。
「ファンキーでパンクでかっこよかったっす」と感想述べておく。
で続いては女性シンガーMAKOTOさんの登場。
西村さんもギタリストとして参加。
にしてもこのバンド、強力。
言葉にしちゃうとラテンフレーバーが効いたクラブサウンドってことなんだろうが、なんたるグルーヴィーさだ。
この手の音とはここしばらく離れていたが、ここまでの音出されると身体が反応しちゃうな。
あぁこれで明日休みなら言うことないのに。


2006-09-08「牛の群になって走る」
昨日早く帰っちゃったから、今日はもうどうなのよってぐらいにバタバタ。
ひたすら雑務に追われる感じで。
9時過ぎるとさすがに燃料切れ。
あー疲れたなぁ。
でもなんだかんだ言って一週間の間に映画一本、ライブ一本。
十分か。これでまだ満足できないとか言ってちゃダメだね。
罪深き欲望。
週末はのんびりしたいなぁ。
そうだ「じゃりン子チエ」読んで過ごすことにしよう。


2006-09-09「休符を数えて生きるのは」
6時半一旦起床。
古新聞回収日だったので、朝から回収場所まで運ぶ。
昨晩、妻がゴミに出す雑誌をまとめてたんだが、ふと見ると俺の雑誌があたりまえのように紐で括られてる。
やばい、やばい。
全部紐ほどいて救出。
これはゴミじゃなくて資料なんだから。
どーしてわからないかなぁ。
でもう一回寝て8時半起床。
娘と朝ごはん食べて、あとはダーラダラ。
僕は「じゃりン子チエ」、娘は「ハイスクール奇面組」を熟読。
それから自転車でパルコまで。
買いそびれてたムーンライダーズのライブチケット購入。
紀伊国屋、タワー、無印など覗く。
続いてアーカスまで行ってTSUTAYAで松尾スズキの雑誌「hon・nin」購入。
もろもろ立ち読みなど。
「キネ旬」表紙の長沢まさみちゃんがこれまた素晴らしい。帰って冷やしうどんの昼食。
午後から妻と買い物。
ホームセンター、電器屋、スーパー、ぐるぐる回る。
草津にある安いと評判のスーパー、凄まじい人の数。
俺も含め庶民だねぇ。
そんなこんなでもう6時。
あっちゅー間に。
休日は時間が過ぎるのが早い。
帰って夕飯作り。
茄子の味噌炒め、わかさぎの唐揚げ、暑いからビール。


2006-09-10「Woman・S」
9時起床。
朝から散歩がてら駅前の床屋で散髪。
外は天気雨。
帰ると家は今日もちびっこハウス状態。
やれやれ。
部屋に逃げて雑文を少し書いたり音楽聴いたり。
昼は今週もヤキソバ。
キャベツを早く使い切らなきゃ。
なぜ土・日、ひたすら僕が食事作ってるかというと、腐りかけとか賞味期限切れとかの食材を処理する為なのだ。
妻は、全くもう「食」については無頓着。
自分で買っておきながら、冷蔵庫に放置プレーしてしょっちゅう腐らせたりしてる。
買い物行っても、冷蔵庫に何が入ってるか把握してない(興味ない)から同じもの買ってきたり。
そんな訳で週末の度に、腐りかけないかぁ〜賞味期限切れないかぁ〜悪い子はいねぇかぁ〜と僕がチェックして処理するのだ。
あぁ、どうせ細かい男ですよ。
口うるさく注意すると、逆切れされるから、黙って自分で作ってるんですよ。
そんな訳で賞味期限が少々過ぎたホイップクリームを発見。
しょうがないからケーキ作ることに。
もちろん、スポンジケーキは出来合いのものをスーパーまで買いに走ってだけど。
家にあったマンゴーの缶詰とみかんの缶詰でテキトーにデコレーション。
この残暑に何をしてるんだ。
出来たケーキはチビッコ軍団があっという間に平らげていきやがった。
洗い物して一休みと思ったのも束の間、もう夕飯の準備しなきゃ。
昨日買ったひき肉でハンバーグ。
野菜室でしなしなになってる茄子とトマトをなんとかしなきゃならないので、無理やり煮込みハンバーグに。
しかし土・日、居間にいるより台所にいる時間の方が長いじゃないか。


2006-09-11「Diving into the deep」
朝、会社に着くと机の上にはよくわからない書類や仕事の依頼のメモ書きが無造作に置かれてる。
メール開くと、これまた仕事のお願い事が数件。
これでいつも月曜の朝はイラっときてしまう。
8時半から、もうバッタバッタと仕事やっつけていく。
黙々と仕事してると、ふとエアポケットに落ちる。
イライラと余裕なく仕事してると、どっか荒くなるし、それでまた周りの人にイライラを伝染させてしまってるような気もする。
うぅ、アントニオ・ジュニアみたいにノイローゼになりそうだぜ。
って仕事してても「じゃりン子チエ」の続き読みたくってしょうがないんだけどね。
ぐったり疲れて帰宅。
今日聴いてたのはSaigenji「Music Eater」。
実に開放的な音。
肉体が生むグルーヴの気持ちよさ。
聴いてても凄く気持ちいいんだけど、なんとなく今日は100%入り込めない。
完全にスイッチ入りきらない。
いつでもどっか完全に開けられないんだ。
本当の気持ちはいつでも胸の奥に鍵閉めて隠されてる。
どうしようもねーな。
5年前、俺、何してたっけ。


2006-09-12「ミラノの奇蹟」
朝晩めっきり涼しくなったな。
今日もよく働いた。
きっちり12時間。
それより、今日聴いてたのはメトロトロンレコードの通販限定マンスリーCD「Metrotr-on-line 2006 august」。
なんとMio Fou、22年ぶりの新作!
Mio Fouとはムーンライダーズの鈴木博文とヴァイオリニスト・美尾洋乃のユニットってここ読んでくれてる人は知ってるか。
84年に発表されたファースト「Mio Fou」は、淡い水彩画のような音像を持ったアルバム。
僕は88年にCD化された時に初めて聴いたのだけど、ヨーロッパの職人の丁寧な仕事振りをみるような気持ちで音を楽しんだ。
フォステックスの8トラック・マルチ・レコーダーで作られたこのレコードは、単なる「音」だけじゃなく、それ以上の「なにか」が潜んでいる。
「湾岸スタジオ」の匂い。
聴いていると風がふと吹き抜ける瞬間がある。
ま、ぜひ機会があればこのファーストも聴いて欲しいのだが、今日は「Metrotr-on-line 2006 august」の話。
22年の歳月は、確かに音をよりクリアに現在の響きにしている。
美尾さんの歌声やヴァイオリンはより深く芳醇に、でもあの繊細さと危なっかしさの面影が残ってる。
そしてなによりこのCDにも「湾岸スタジオ」の匂いが立ち込めてる。
そこがとても嬉しい。
例えば3曲目「Unicorn」なんて曲は、Mio Fouとしか言いようのない音。
ヒリヒリとするエレキギター、アコーディオンの響き、川の向こうから風が吹いてくる。
22年ぶりに届けられた新作に、こんな風に再会できるんだ。
音楽はずっとあった。
僕のそばにはずっと音楽があったし、今でもある。
上手くは言えないけど、一度も離れてなんかいない。
そういうことだ。


2006-09-13「WILD FANCY ALLIANCE」
昨日も「じゃりン子チエ」読み耽ってしまう。
誰に頼まれても無いのに「じゃりン子チエ」キャスティング中。
テツ=松本人志を確定として日々検討してるのだが「ヨシ江はんは樋口可南子で」という友達からの進言を受ける。
なるほどと考え出してしまい全く寝れず。
樋口可南子か、その手もあるなぁ。
キレイなだけじゃなくかわいげがあるのがポイント。
一つ難点をあげるなら年齢か。
できれば30代後半から40までぐらいの女優さんをあてたい。
鈴木京香を漠然とイメージしてたんだけど、ちょっと当たり前すぎるかな。
石田ゆり子ではちょっと弱いし、大阪弁を使いこなせるってとこで沢口靖子って案も…と思案。
でもこの世代の女優さんて案外少ないなぁ。
っつーか全然浮かばない。
もうちょっと上の世代だと、先の樋口可南子とか、原田美枝子なんかも良さげなんだが。
もうこうなったら「親切なクムジャさん」のイ・ヨンエってはどうか。
どうせならでっかく「じゃりン子チエ」ハリウッド版てのはどうかと妄想。
ここはNYのダウンタウン。
ホットドッグ屋で子供ながらに働くベティ(ダコタ・ファニング)はいつも元気な女の子。
父親のトム(ブルース・ウィルス)はカジノとマフィアをどつくのが趣味の遊び人。
今日も近所のピザ屋の親父(ニコラス・ケイジ)やキャラメル・ポップコーン屋の二人組(コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス)と遊んでばかり。
そんなトムも、ベティのグランマ(ベット・ミドラー)と恩師、スティーブ牧師(ジャック・ニコルソン)にはからきし弱い。
そして妻、ローラ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の前ではガチガチに緊張するのだ。
そんな彼らが巻き起こすヒューマン・コメディー、タイトルは「Cheerfully Betty!」…なんだそれ。
そんな訳ですっかり寝不足。
朝から会議、昼休み返上して雑用こなして午後からは大阪でまた会議。
あー眠かった。


2006-09-14「世界は僕を殴りにくる」
また夜更かしして「じゃりン子チエ」読んじゃったよ。
16巻まで読了。
まだまだ先があるぞ。
が仕事はちょっとビターな感じだなぁ。
でも、やるんだよ!ってなかなか気持ちが上昇しない。
それでも、もう真面目にやり続けるしかない。
報われることなんかないんだよ。
そんなもんだと思いながら。
で今日聴いてたのはパール兄弟「ダークサイドにようこそ」。
アニメ「N.H.Kにようこそ」のサウンドトラック。
ま、アニメ見たこと無いけど。
しかしサウンドトラックといいながら、これは完全にパール兄弟の新作だ!
前作「宇宙旅行」では永らく“勘当”状態にあった窪田晴男が13年ぶりに復帰、そして今作ではバカボン鈴木が帰ってきた。
一時期はサエキけんぞう一人だったパール兄弟。
それがここにきてオリジナルメンバー4人中、3人が集結。
一つのバンドが辿る道としては異例中の異例ではないか。
一人になっても「パール兄弟」の暖簾を守り続けたサエキけんぞうの執念のたまもの。
でこれがもうパール兄弟なアルバム。
どこまでいってもニューウェーヴィーなサエキの言葉、日本有数のテクニシャン・窪田、バカボンの超絶プレイが織り成すノンジャンルな音。
パール兄弟、ここにきて今後が楽しみになってきたぞ。


2006-09-15「だるい人」
まぁな。
今日も何かと忙しい。
結局また12時間労働。
働けば働くほど仕事が増える。
金曜だからな。
どうでもいいや。
5日働きゃ、2日休みだ。
できれば何もしたくない。
すいません、今日はこんなとこで。


2006年9月下旬の日記へ


今あなたがご覧になっているHPは「OFF! 音楽と笑いの日々」です。
引き続きお楽しみ下さい。