2006年8月上旬

2006-08-01「Butterfly」
8月か。
だからナニ?
今日もやっぱりカーネーション「WILD FANTASY」を聴いてしまう。
気合のストレートを入れるのだ。
空を覆い尽くす黒い雲からたとえ激しい雨が降ったとしても、いつまでも憂鬱と戯れているわけにはいかない。
時計はもう動き始めているのだ。


2006-08-02「青春はいちどだけ」
さて、早速ですが今日聴いてたのはフリッパーズ・ギター「カメラ・トーク」。
再発を目前に巡回先のブログ各々がフリッパーズ話してるのを読んで聴きたくなった。
いつものごとく音楽の話は書けないので、フリッパーズを巡る自分史を紐解こう。
最初に聴いたのは89年の後半だったか。
それまでどんな音楽を好んで聴いてたかというと84年にリアル・フィッシュと出会って以来、Shi-Shonenにポータブルロック、ピチカート・ファイヴにPSY・Sにパール兄弟に、もちろんムーンライダーズに行って鈴木さえ子もカーネーションも聴くわなぁ…という具合。
ひらたく言えば「ポップミュージック」。
YMOよりちょっと後の世代(好きなアルバムは「浮気なぼくら」だし、YENレーベルというより、ノンスタンダード、テント、MIDIっていうあたり)。
なにせもうモテなかったから、音楽しかなかった。
学校とレコード屋と家のトライアングル地帯で中学〜高校を過ごしたわけ。
時はバンドブーム全盛でとにかく不遇にも程がある扱いを受けていた「ポップミュージック」。
唯一の情報源だった「テッチー」誌は高野寛と遊佐未森の表紙号で廃刊になる始末。
ま、それでもとにかく好きだったわけだ、「そのての」音楽が。
そんな訳で多分フリッパーズの前身バンド「ロリポップソニック」の名前も、「テッチー」の小さな記事で見て憶えてた。
で89年の夏、僕は18歳。
大学に入学して僕はチョットだけ「青春」なんてやつを実感した(なにせ中学〜高校と暗かったからなぁ。友達なんていなかったし)。
そんな時に聴いたのがフリッパーズ・ギターのファースト「海に行くつもりじゃなかった」。
買うまでのことも無いかとレンタルで済ませた。
それまで聴いていたポップミュージックは、伯父さん、お兄さん世代の人たちが作るものだった。
それが彼らはたった二歳しか違わないほぼ同年代。
全曲英語で歌っちゃったりなんかして、センス良くってお洒落でね。
冴えない大学生の僕にはそりゃ眩しかった。
学食で123円(税込み)のきつねうどんばっかり食べてた僕には「コーヒーミルククレイジー」なんてセンスは欠片も無かったね。
宝島なんかのインタビュー読んでも、イチイチ鼻につく感じで。
でもよく聴いた。
小山田-小沢の二人になってのシングル「フレンズ・アゲイン」からは購入するようになった。
セカンド「カメラ・トーク」を買った日のことは良く覚えてる。
90年6月の雨の日。
大阪梅田にできたばかりのロフト、その中にあったWAVEで買ったんだ。
駅前のレコード屋じゃ考えられない品揃えで眩暈がしたよ。
「ムーンライダーズ」ってちゃんとコーナーがあるだけで感動した。
「マ行」の棚じゃないんだもん。
で「カメラ・トーク」。
聴いた印象は「なんたるポップな!Shi-Shonenみたい」って思ったな。
実際、ミュージシャンのクレジットに福原まり、渡辺等、さらに矢口博康、中原信雄、佐々木麻美子(!)なんて名前があるのを見て妙に納得したしなんか嬉しかった。
不遇にも程があったポップミュージックが、彼らの若さと勢いを通じて陽の目を見たような気がして。
でもとにかく曲が好きだった。
「ラテンでレッツ・ラブまたは1990サマービューティー」はさわやかな休日の朝には何回も何回も聴いたし、「午前3時のオプ」は眠れない夜に何回も何回も聴いた。
お洒落でファッショナブルで…なんてホントはどうでも良かった。
心躍るポップミュージック、切なくて悲しくて胸に響くポップミュージック。
それだけで僕には大切なアルバムになった。
ふーっ。
ほらね、自分の事しか書けないでしょ。
とりあえず続きは後日。


2006-08-03「Young,Alive,in Love」
さて、今日聴いてたのはフリッパーズ・ギター「Singles」。
解散後に出たシングル集。
邪道な感じで。
「ヘッド博士の世界塔」は確かにフリッパーズの代表作だし、日本ロック史に残る作品だろうけど、大好きなアルバムではない。
単純な話、グッドメロディが少ないから好みじゃないのだ。
でフリッパーズがあれだけ売れたのは画期的なことだった。
その要因を考えてみるが、あのルックスってのが大きかったんじゃないだろうか。
音だけでも十分評価できたが、それ以上の拡がりを生んだのは、間違いなく若くておしゃれでかわいい、あのルックスだ。
まさに「顔音一致」。
ボーダーのシャツなんか着ちゃったりなんかしちゃってね、アコギが似合うんだもん、イヤになるね。
あれが桂南光と桂雀々みたいなルックスならそうはいかなかっただろう(全然関係ないけど「じゃりン子チエ」をドラマ化するなら南光&雀々に「カルメラ兄弟」を演じて欲しい)。
でも良かったと思う。
「渋谷系」なんて言葉には少々苦笑いって気持ちだったが、とにかくポップミュージックが、不遇だったポップミュージックが一般的にも評価されたんだもん。
元ポータブル・ロックの野宮真貴をヴォーカリストに迎えたピチカートがメジャーな存在になり、ピチの2代目ヴォーカリスト田島貴男率いるオリジナル・ラヴがヒットを飛ばす。
80年代の後半には思いも寄らなかったことがおきた。
「テッチー」も「POP IND'S」も廃刊になってたけど。
一人でも多くの人の耳に届いたんだから、それはポップファンとしては単純に喜ぶべきことだったはずだ。


2006-08-04「Friends Again」
金曜。
やっと金曜だ。
さっさと仕事終わらせて楽しい飲み会。
またも4時間に渡りバカ話。
なんせみんなサブカル偏差値が無駄に高いので、普段出来ない話をたっぷりと。
それにしても東京で買ってきた「ダイナマイト四国クッキー」のダイナマイト四国VSエスカルゴマントントン相撲に興じる大人達、呑気にも程があるぜよ。
そして「TARO MONEY」はあげるのも貰うのも、なんだか気分良いね。
そんなこんなで楽しい時間はあっという間に過ぎる。
家帰って、何気なくテレビつけたら北野武監督「その男、凶暴につき」やってたので見ちゃう。
15年ぐらい前に観て以来。
やはり1作目から北野映画。
シックでシャープな画作り、オフビートな笑い、生々しい痛みを持った暴力。
逃げ場のない闇を執拗に捉えようとする北野武の目。
それにしても白竜が怖ぇー。
確かに名作だ、これ。


2006-08-05「退屈を気取る」
土曜。
朝からダラダラと。
ベーコンエッグの朝食を娘とベリーベリーサタデー見ながら。
最近、土曜に必ず見てしまうのが「食べて元気!ほらね」だ。
土井善晴氏の伸び伸びした感じがゆるくて最高。
今日の料理なんて、「かき氷」だったからね。
昼間は暑い。
自転車で一度出るがさすがに暑くてへこたれる。
娘は学校のキャンプ。
校庭にテント張って泊るんだと。
妻も手伝いに行ったので一人夕食。
野菜炒め、鰻巻き、冷奴にビール、「BS笑点」観ながら。
おもろいなー、きくお。
あとはビデオ整理したり、「コラムの花道」まとめ聴きしたりして過ごす週末。


2006-08-06「天気読み」
8時起床。
ほどなく娘、学校でのキャンプから元気に帰宅。
あんまり寝れなかったとかで、そのままソファーで一休みが結局寝入ってしまった。
娘をそのまま寝かせといて、車の点検に。
帰りにハードオフにちょっと寄ったら、中古CDを物色する男性が一人。
よく見たらめんちかつさんだった。
日曜の朝(まだ10時過ぎ)からお互い…。
帰ったら娘まだ寝てる。
よっぽど遊びつかれたのだろう。
少し部屋を片付けようとするが、結局絶対量は変わらないわけで、あっちをこっちに、こっちをあっちに動かしてるだけで全然片付かないでやんの。
午後はちょっとした用事で妻の実家行ったりしたぐらいで後はテレビ観たりダラダラと。
夕方になると娘はまた夏祭りに。
親父は一人晩御飯を作って待つという図。
しかしこの土日、朝昼晩と毎食作ってるなぁ。
…こんなはずじゃなかったんだけどねぇ。


2006-08-07「ハイウェイ」
月曜。
朝のうちフルスピードで仕事片付けて大阪へ。
外はうだるような暑さ。
時間が無くて駅の立ち食いでざるそば。
これはこれで美味い。
でとある会合で4時間ばかり会議室に軟禁。
クーラーが効きすぎてて寒すぎる。
終わって外に出るとやっぱりまた暑い。
で久々の大阪なので、友達と飲む。
いろいろ音楽話など。
今年に入って完全に停滞気味なのでなんとか奮い立たせたいのだが、これがなかなか難しい。
うー。
帰りの満員電車で聴いてたのは「ベスト オブ くるり」。
この妙にしっくりくる感じ、京都の音楽やなぁと思う。
「ハイウェイ」聴くといつも、ちょっと胸騒ぎがする。
少し真面目な顔をして窓に映る自分を見る。
流れていく街の灯。
旅に出る理由を考える。


2006-08-08「リボルバー」
台風の接近で、大津の花火大会は延期に。
天気一つで振り回されるもんだ。
予定が狂って、なんとなく調子まで狂ってしまう。
調子っぱずれのまま終業時間。
外は雨も降らなきゃ、風も吹いてない。
鈍くて重い雲の隙間から、赤黒い空が見える。
今日も「ベスト オブ くるり」聴く。
「男の子と女の子」がやっぱ良いねぇ。
この等身大の男の子っぷり。
ロックミュージックはいつでも大人になんかなりゃしないのだ。


2006-08-09「100人中99人」
暑い…。
今日は会社帰りに久々に別宅に寄る。
別宅=滋賀会館シネマホールね。
ジョージ・クルーニー監督「グッドナイト&グッドラック」観る。
時は1950年代、アメリカ「赤狩り」の時代。
米ソ冷戦下、マッカーシー上院議員を中心とした権力という名の暴力で、根拠も無く「共産主義者」のレッテルを貼られた者達が社会から排除されていく。
報復を恐れ、黙りこくるマスコミ。
その中でCBSテレビのキャスター、エド・マローとプロデューサー、フレッド・フレンドリーは、番組で真っ向から、この不当な権力と対峙していく。
-という事実を映画化した作品。
ニュースキャスターを父に持つジョージ・クルーニーのまさに「渾身」の作品。
自身もプロデューサーのフレッド役で出演し物語を引き締める。
とにかく気骨のある映画だ。
真実から目を背けず、全てのリスクに真っ向から立ち向かっていくエド・マローの姿勢に痺れる。
マローを演じるデヴィット・ストラザーンが激渋。
めちゃめちゃクールでかっこいい!
モノクロのシャープな映像は、はっきり言って完璧。
全編に流れるダイアン・リーヴスが歌うスタンダード・ジャズがこれまた良いんだ。
クールさに込められた熱い魂。
正義とは一体何か。
50年も前の話。
そうじゃない。
今も何も変わらない。
マスコミの端っこに生きる人間として、エド・マローの精神をほんの少しでも受け継ぎたい。
僕は弱くて、ダメな男だが、それでも揺ぎない正義がある。
振りかざされる権力や暴力の前で、逃げ出さないでいられるか。
…自信はないけど、それでも愛する人たちに精一杯言ってみよう。
僕は逃げ出さないと。


2006-08-10「Pom Pom 蒸気」
今日も暑い。
夏だからなー。
仕事、地味ーに片付ける。
それにしても別になにってことないんだが、ストレス貯まってく感じがあるなぁ。
いかん、いかん、ついつい贅沢になっちまう。
今日聴いてたのは細野晴臣「泰安洋行」。
30年前に作られたアルバム。
このユーモアが今の僕には足りない。
シャイネスボーイを気取る年齢でもあるまい。
-おっちゃんのリズムでスイスイ-暮らしていけるようにならなきゃ。
そうスイスイっとね。
…ブクブクブクッと沈むのは得意なんだが。


2006-08-12「流星ドライブ」
そんな訳で、昨日今日と家族旅行で今帰宅。
まずは事故もなく無事に帰ってこれて良かった。
で昨日は6時起床。
7時出発で鳴門へ向かう。
高速乗った途端、大渋滞。
事故渋滞で大津〜京都南で1時間以上。
やっと抜け出たと思ったら、帰省ラッシュ。
淡路島のSAで昼食とってホテルに着いたのが午後2時。
妻と娘は存分に寝てたからいいものの、さすがに7時間運転でヘトヘト。
で一休みする間もなく、海に泳ぎに。
浮き輪に捕まってボンクラ頭を波に洗う。
それにしてもいい天気。
海の青と空の青の間にプカプカ浮かんでると、なんだ、もーなにもかもどーでもよくなってくるね。
海、プールとひとしきり遊んでチェックイン。
ひとっ風呂浴びて、夕食はバイキング。
いかにもファミリー向けな感じで。
どこともに家族連れて大変そうですな。
それにしても、いろいろ観察してると男の子ってのはバカだな。
エビの天ぷらばっかり10本以上皿に載せ、母親に呆れられてる男の子を見るにつけ、本当に男の子ってバカだなーと思う。
一皿にいろんなモノ載っけ過ぎて結果落としてる奴とか、受け皿なしでソフトクリームマシーン操作してあたふたしてる奴とか、全部男の子だもんな。
テンション上がりすぎて母親に怒鳴りつけられてるのもみんな男の子だよ。
でその後もホテル館内でやってるイベントとかお土産物とかいろいろ見て回る。
娘がキャッキャキャッキャと笑ってる。
考えてみたら、中学生になったら家族旅行とかなかなか行かなくなるだろうから、後何回もこんな風に過ごすこと出来ないんだな。
既になんか寂しいもんだね。
そんなこと思いつつコテっと就寝。
で今日。
7時起床。
朝から露天風呂。
朝食後は娘に引っ張られ海&プール。
かき氷なんか食べちゃってね。
それもまた良し。
午前中いっぱい泳いで、午後はうずしお観光ね。
うず巻いてたねぇ。
夕方4時、鳴門から大津に向かう。
行きが7時間かかったから覚悟してたんだが、帰りはあっさり3時間半で大津到着。
夏のイベントこれにて終了。
この日のことを娘は大きくなって思い出すかな。
行き帰りの車中で聴いてた音楽をとりあえず記しておこう。
真心ブラザーズ〜ボニーピンク〜オリジナル・ラヴ〜クレイジーケンバンド〜ピチカートファイヴ〜遊佐未森〜青山陽一〜カーネーション〜小谷美紗子〜レムスイム。
あ〜それにしても疲れた!


2006-08-13「その気になれば」
さて、今日はライブで今帰ってきたとこ。
SAKANAとJB@磔磔。
SAKANA、そりゃもう激渋。
かっこいい!pocopenさんのギターと唄に痺れた!が今日はもう寝ます。
詳しくはまた明日にでも。


2006-08-14「summer time」
そんな訳でまずは昨日の話。
朝から京都の実家へ、旅行のお土産もって。
久しぶりに電車で行く。
クーラーの効いた電車にのんびり揺られるのは割と好き。
で実家行くと、従兄弟が子供と一緒に来てくれていた。
子供は2歳、やんちゃ盛りの男の子。
言葉もまだ覚えたてで、イチイチかわいい。
娘はちょっとお姉さん気取りで世話を焼いている。
少し前までは娘もこんなだったけど、こうして比べてみると随分大きくなった。
子供の成長は早いなとしみじみ。
で実家の昼食は豪勢にもほどがある。
そうめんに天ぷら、串かつ、卵焼きに酢の物、大根サラダ…何喰っても美味い。
ぶどうにスイカにケーキまで出てくるんだから、我が親ながら感心する。
普段は父と二人で、その父もほとんど食べられないから、たまに帰るとこうして目一杯腕をふるってくれる。
ありがたいことだ。
で娘はそのままお泊り。
娘も夏休み入る前から、ばあちゃんちに泊りたいって散々言ってた。
なんたって孫一人だから激甘、口うるさい父親(僕のことね)もいないし娘にとっちゃ天国なんだろうな。
それもまた良し。
僕も子供の頃、おばあさんの家に泊るのって嬉しかったから。
大人になった時、ふと思い出して幸せな気分になれる。
そんな思い出が必要なんだ。
でそのまま妻とも別れて一人阪急電車で烏丸まで出る。
少し時間があったので本屋で立ち読み。
信藤三雄監督「男はソレを我慢できない」の映画本で出演者達と監督の対談集があって、それ読んでたら、鈴木京香が高橋幸宏の大ファンで共演できて大感激って話をしてて、一気に鈴木京香のポイント上がる。
いや、もともと好きな女優さんなんだけどね。
ここで例えば長渕某のファンとか言われたらポイント下がるけど、YMO大好きで高橋幸宏のライブに通ってたなんて話された日にゃ、妙に鼻息荒くなっちゃう。
文科系男の悪いとこだけど、趣味で人を見ちゃう。
趣味はその人の選択であり、生き方に繋がるっちゅーことだからね。
で今日のメインイベント、ライブだ。
JBとSAKANA@磔磔。
念願のSAKANAだ。
会場に入ると、既にめんちかつさんが最前列に。
ライブで会いすぎ(笑)。
でまずは「ふちがみとふなと」の渕上順子さんと、lovejoyのbikkeさんのユニット、JB。
一曲目聴いた時、うーん、ちょっと優し過ぎるかなぁなんて思ったけど、その後いい曲連発で驚く。
二人の対照的なヴォーカル、キーボードとギターだけのシンプルな音で歌われる唄は、独自の雰囲気を持っていて引き込まれる。
関西アングラミュージックシーンの凄みを見た!なんつって。
原マスミのカヴァーとか聴いてると、京都の音楽シーンに根強く残ってるこのちょっと幻想的で絵本的な世界観って、より深みを増してるんだなぁなんて思う。
で続いてはSAKANAの登場。
もうpocopenさんの声を聴いた瞬間、鳥肌たった。
pocopenさんと西脇さんの2本のギターが素晴らしいアンサンブルを奏でる。
まるで音が生きてるように絡み合い語り合う。
素晴らしい。
繊細だけど、揺ぎ無い強さを持った音楽。
どんな力を持ってしても、ここにある音楽を壊すことはできないだろう。
pocopenさんの伸びやかな歌声は紛れもなくブルースで、それを聴けば彼らの音楽が、地に足が着いた本物の音楽であることがすぐにわかる。
二人のブルースに会場が包まれる。
ギターの一音、一音、足音で刻まれるリズム、発せられる声、どれもが必要不可欠でなにものにも代えられない。
音楽が音楽に還っていく。
心底、感動した。
にしてもいいバンドだ。
ギターってなんて豊かな楽器なんだろう。
そして美人のpocopenさん、MCがやけにかわいくて、もう大ファンになったよ。
で約3時間のライブを堪能して帰宅。
京都からだと帰りが楽だ。
帰ってNHKでイッセー尾形の番組観る。
ま、鶴瓶師匠の「スジナシ」と同じ即興ドラマなんだが、大泉洋、小松政夫、石田ゆり子と絶妙なのか微妙なのかと言うキャスティング。
さすがに小松政夫とのコンビは安心できる。
大泉洋もオモロイ。
この人、あの顔が絶妙な面白さを生むんだな。
石田ゆり子は昔から好きです(きっぱり)。
女優としては天才肌の妹と比べて地味な感じだったけど、なんかしっかり地位を築いてるねぇ。
はい、やっと今日の話。
ま、暑いねぇ。
世間は盆休みだけど、関係なし。
金曜休み貰っちゃったし、もう今週は働きますよぉ。


2006-08-15「welcome」
さすがに今日は会社行っても仕事特になし。
ほとんどの人は休んでるし、電話もかかってこない。
ちゃっちゃとやるべきことやって、後は机周り片付けたりして。
会社帰り、お盆で義兄達が帰ってきてるというので妻の実家に寄る。
ビールに焼肉、これまた豪勢な食卓。
美味し。
あー夏だなぁ。


2006年8月下旬の日記へ


今あなたがご覧になっているHPは「OFF! 音楽と笑いの日々」です。
引き続きお楽しみ下さい。