2006年7月上旬


2006-07-01「レイン」
休日。
朝から娘のリクエストでいっしょにクッキーを作る。
テーブルにチラシを広げて、二人して科学の実験のように。
明後日は娘の誕生日。
クッキー作った後はケーキ作る。
っても混ぜるだけで後はレンジで簡単に作れるやつ。
昼は親子丼作って、二人で食べて、午後からクッキー2セット目。
次は近所のチビ軍団がやってきたので、みなに型抜きさせて。
朝焼いたクッキーはチビ軍団があっという間に平らげていきやがった。
よく「子供好きなんです」なんて言う人がいるが、とても信じられない。
子供が嫌いってわけじゃなくて、大人にしろ子供にしろ、好きな人は好きで嫌いな人は嫌いなのだ。
その個人、個人の好き嫌いで、子供全般なんて括り方はできやしない。
子供といえども立派な個人、合うやつもいれば、合わないやつもいる。
大人の発言じゃないですね。
でもその好き嫌いはどこで転ぶか解らないし、変化もしていく。
いまさらクドカンの「妄想中学ただいま放課後」読む。
70年生まれのクドカンが同世代の人たちと中学時代の話をする対談集。
同じく70年生まれの僕にはわかりすぎる。
「MTV」「エアチェック」「A5版時代の宝島」「バンドブーム」などなど。
ま、でも僕の中学時代は暗黒時代だったな。
今思えば、捻くれすぎて、たんにイヤな奴だったもん。
同窓会なんてとても顔出しできません。
っつーか呼ばれない。
夕方からちょい仕事。
現場立会い。
別になにするでもないんだが、いろいろあって疲れる。
10人居れば、10の正義があり、言い分がある。
誰も悪意があるわけではない。
むしろ善意である。
それがどこかでこんがらがる。
別にほっときゃいいんだ。
頭突っ込む必要もない。
でもこんがらがってるの見ると、ほっとけない。
結果、その善意が新たな混乱を生む。
善意なんて所詮、自分本位なもので、正義の押し付けにしか過ぎない。
はぁー、嫌になるな。
自分に嫌気がさす。
考えすぎてしまうことが短所。
でその考えがしょっちゅう間違ってる。
後から気付いて落ち込む。
悪循環。
スッキリしねーなー。
それにしても俺、ちっちぇー。


2006-07-02「HISTORY」
昨晩は、気持ちスッキリさせるべく遅ればせながら入手したNONA REEVES「LIVE」DVD観る。
いやー素晴らしいね。
西寺郷太氏のソングライティング力については既に何度もここで絶賛してるが、バンドの演奏力の高さに痺れたなぁ。
特に奥田健介氏のギターの気持ちよさったらない。
非常に正確無比でありながらグルーヴィー。
高橋幸宏氏のドラミングの感触を思い出した。
名曲「MEMORIES」のあの光景。
美しさに感動した。
ノーナ、いいバンド。
素晴らしい。
で今朝は8時起床。
布団の中でウダウダ。
で家族で買い物。
娘の誕生日プレゼントにリクエストされ続けていたDSのニューマリオ購入。
でセール中のジョーシン電気でエアコン購入。
10年目にして見事にぶっ壊れたエアコンを買い換えることに。
去年の夏はエアコンなしで乗り切ったのだが、さすがに今年は堪えられる気がしない。
にしても高い買い物。
これで今年のボーナスも終了といったところ。
HDレコーダー、また買えなかったよ。
で細々と買い物して帰宅。
「そこまで言って委員会」みながら、おにぎりの昼食。
ボケーッとしてたら寝てしまった。
でぼんやり目を覚まし、池乃めだか40周年記念公演「ちっさいおっさん祭り」テレビで。
寛平ちゃんを中心にパンツ一丁で「チャチャマンボ」を踊るめだか師匠やオクレさんに感動。
金に踊らされてるおっさん方の醜さに比べ、「チャチャマンボ」を踊る彼らの美しさたるや。
それにしてもナイナイ岡村はじめ豪華メンバー。
山崎邦正、トミーズ健の無駄な使い方も実に吉本的。
突っ込み役で場をしきったフット後藤に100点差し上げる。
で夜は娘誕生日(正確には明日ですが)恒例、大津プリンスでバイキングディナー。
ペース抑えて食べ進むも、やはりケーキで一気に満腹感が襲う。
卑しいからとりあえず全種類食べなきゃ元とった気がしない。
「元をとる」という発想事態が小市民的だな。


2006-07-03「ニューソウル」
月曜。
ノーナの「THE SPHYNX」聴きながら通勤。
ディスクマンのインナーフォンを新しいのに変えたら音が一気に良くなった。
っつーか今までのが悪すぎたんだな。
音の広がり方がまるっきり違って、それだけで気分いい。
「リズムナイト」は何回聞いてもいいなぁ。
仕事。
今日はバタバタ。
ちょっとした会議で、またいらんことを言ってしまう。
ヘラヘラしてりゃいいものを、シビアなことを答えも用意せず、そのままシビアに言ってどうする。
すっかり場の空気を壊してしまい自己嫌悪。
結局、真の部分ではおもしろくねーって思ってるんだ。
でもそれに取って代わる、ちゃんと提示できる「オモロ」が僕には無い。
批判だけなら誰でもできる。
その先を提示できないなら黙ってろ。
僕は黙ってるべきだった。
今日は娘の誕生日。
一応昨日やることやっといたが、それでもとにかく明日出来る仕事はそのまま置いといて帰る。
会社出た途端、大粒の雨。
間が悪いんだから。
この折り畳み傘は役立たずでどうしようもないな。
で帰って、娘とケーキ。
チョコのロールケーキにはローソクが9本。
早いなぁ。
僕が9歳の頃、どんなだったかなぁ。
藤子F不二雄の漫画が好きで、ちょうど漫才ブームでツービートや紳竜に笑い、小遣いで買ったポケットラジオから流れてくる音楽にワクワクして…って今とそう変わらない。
いや、もう全く成長してないね。


2006-07-04「Strange Days」
何も考えたくねーなー。
さて今日聴いてたのは忘れた頃のジャズ。
JACKIE & ROY「Free and Easy」。
1957年録音、約50年前!彼らは50年の後、極東の片隅で、冴えない男が自分達の音楽に心躍らせることを想像できただろうか。
音楽って素敵だなぁ。
こうして人の心に入り込んで、足跡を残していく。
自分にとっての“音楽”ってなんだろう。
僕は恐れている。なんの記しも残さず、消えてしまうことを。
この執着がなくなる日が来るのだろうか。


2006-07-05「地球はまわる」
代休とる。
がいつもより早起きして、人間ドックへ。
近くの市民病院は年内無理ということだったので、隣町の病院まで。
用意された黄色のジャージみたいなのを着てイロイロ検査。
父の入院なんかもあって、ここにきて「健康」の大切さを知る。
とはいうものの何をしてるわけでもないのが現状。
もう少しの間、死ぬわけにはいかないのでメンテナンスしとかなきゃ。
ま、死ぬときゃ死ぬけどね。
まだ結果出てないけど、検査しただけで健康になったような気がするってのも変な話だが。
身体の衰えと精神の未熟さ。
このアンバランスさが、何もかもに出てきてるような気がする。
ここ最近の日記の醜さったらないもんね。
午前中いっぱいかかって終了。
帰りに実家でバイト中の妻を迎えに。
そのままちょい手伝いさせられ帰ってしばしのんびり。
と思ったのも束の間、先日購入したエアコンの取り付けの立会い。
約2時間かかって取り付けてもらう。
電器屋さん、ご苦労さまです。
これで今年の夏は快適に過ごせる。
でもう夕方、夕飯の準備にとりかかる…って全然休めてないよっ!


2006-07-06「しってる?」
昨晩は、なぜか疲れ果てて10時過ぎには寝てしまう。
が昼間飲んでた下剤が、真夜中に効きだす。
トイレに駆け込む真夜中26時。
眠気と便意のせめぎ合い。
男と女のラブゲーム。
…なんだかわからない。
昨日休んだ分、今日はこってりたっぷり働く。
疲れた…。
そうそう、ちょっとした仕事でラジオCMのディレクションをする。
これが予想外に面白い。
自分で書いたコピーを喋り手さんに読んでもらって、イロイロと指示。
頭に描いてた形にだんだん近づいていくのが楽しい。
若い喋り手さんに「そこは『美味しんぼ』の海原雄山になった感じで!」と指示(どんな指示だよ)すると、「『美味しんぼ』?雄山?」とキョトンとされ、ショック受ける。
ジェネレーションギャップを大いに感じた瞬間。
知らんかぁ、20代(前半)は『美味しんぼ』知らんかぁ…。
で今日聴いてたのは、ふと聴きたくなって種ともこ93年作「Mighty Love」。
僕に言わせれば、彼女は天才。
ユーミンと宇多田ヒカルの間には種ともこが居ただろうって思う。


2006-07-07「空想讃歌」
はてなTシャツ欲しい!そんな訳で金曜。
今日もモリモリ仕事やっつけて終了。
タワーに寄り道してミホミホマコト「ミホミホマコト」購入。
これ、すげー楽しみにしてたんだ。で今日、帰りに聴いてたのはnice music「nice to meet the nice music」。moonlightdriveさんとこで思い出して、ひっさびさに聴く。
当時はポスト・フリッパーズってバンドがウジャウジャいて、その中の一つって扱いだったけど、今こうして聴くとフリッパーズとは似ても似つかない。
より職人的というか、ポップミュージックに対してストレート。
思想とかファッションとか抜きで、ポップミュージックそのものに魅入られてる感じがする。
そこがブレイクに至らなかった点だろうけど、そこが良いね。
メロディーにポップミュージック特有の憂いがある。
ここらで再評価しちゃいますか。
帰って「明日の神話」特番観る。
さすがに感じいるものがあるな。
ま、福沢某の司会とか菅野美穂の湿っぽい演技は違うやろって感じもあったが。
岡本太郎役がよく見たら田口トモロヲだったのは良かった。
ラストで流れた田島貴男の歌が、もうド直球、王道でやられた。


2006-07-08「Y.O.U.」
昨晩は、もりばやしみほ、朝日美穂、そして川本真琴のユニット、ミホミホマコトのファースト「ミホミホマコト」を聴く。
たまんねーな、大好きだな、これ。
かわいくて、かっこいいガールズコーラス。
エロかっこいいってこういうことでしょ。
DVDがまた良くって何度も観ちゃう。
かわいいドレスを着て、歌い踊る彼女達を見てると、生まれ変わったら絶対女の子になりたい!と思う。
っつーか川本真琴ちゃんになりたい!
「I want to be loved」におけるあの小生意気そうな歌声、表情、仕草、完璧です。
100点満点で200点差し上げたい。
ボクはキミになりたい!
今日は古新聞の回収日で6時半に起され、回収場所まで運び込む。
その後、二度寝して8時半起床。
娘は友達と小学校の子供会へ。
学校まで送ってって、そのまま図書館へ。
ぶらっと一眺めして自転車で町をブラブラ。
暑いので、コンビニで買ったホームランバー片手に。
昼ごはんはおにぎり。
ちりめんじゃこがあったので、ゴマといっしょにご飯と混ぜて。
グッチ祐三が前に「ゴマ油を手に塗って握るとおいしい」と言ってたのでやってみる。
ほう、なかなか美味しい。
娘と二人で食べる。
一休みして、会社の行事で出かける。
バーベキューパーティー。
こういう場に行くと、自分がどんな気分に陥っちゃうかは、自分が一番良く知ってる。
だからなるべく避けたいのだが、そうも言ってられないので。
案の定、逃げ出したい衝動にかられる。
いつものことだ。
とにかく無難にやり過ごして電車に揺られ帰宅。
ひたすら聴いてた音楽はsakana。
ブルーズな気分。
ビターな日々/ビターな街/ビターな人/の真ん中/スィートな一瞬/胸に一つ/だけ持って/ビターな明日/がまた来る


2006-07-09「午後のパノラマ」
昨日もミホミホマコトのDVD何回も観てしまう。
うぅ…観れば観るほど川本真琴、小生意気そうだぜ。
でもそこが最高。
で今朝は6時起き。
早ぇーよ、眠ぃーよ。
市の一斉清掃日、自治会長なもんで出ないわけにはいかないのだ。
長靴履いて、鎌もって川掃除。
途中で雨も降り出して汗と雨でドロドロ。
町内の方々も多くご参加頂き、1時間弱で終了。
帰ってシャワー浴びてもまだ8時。
たまにはするもんだね早起き。
部屋でゆっくり音楽聴いて、それから家族で買い物。
久しぶりに焼きたてパンを買って帰ってきて昼食。
子供の頃、家の近所にあったパン屋。
たまの日曜とか母にお金貰って兄貴と買いに行ったなぁ。
そこのクリームパンがとにかく好きだった。
今でもあれ以上のクリームパンは食べたことない。
カスタードクリームがホロホロしていてそのホロホロ具合がなんともあたたかい味だった。
マヨネーズパンも好きだったなぁ。
なんてことのないシンプルなパンだったけど、あれは美味しかった。
そうそうそのパン屋でパンといっしょに「ピクニック」買えるのが嬉しかった。
コーヒーにフルーツ、ヨーゴドリンクなんて種類があってさ。
それから畳の上で横になったら、そのまま寝てしまう。
昼寝は気持ちがいいもんだ。
それから床屋で散髪。
すっきり短くしてもらう。
これまた気持ちがいい。
帰って娘とシャワー浴びて、それから夕飯。
なんてことのない夏の日。


2006-07-10「ギミーシェルター」
蒸し蒸しと暑い日。
脳みそが完全にストップしてしまう。
一日の出来事が一行にも満たない日。
空気吸うだけ-


2006-07-11「愛の才能」
暑いと思考停止しちゃいますねぇ。
というか意識的に思考停止してる今日この頃。
考えすぎはヘルシーではないのだ。
ってなことを考える。
今日聴いてたのは川本真琴97年のデビュー盤「川本真琴」。
水色のノースリーブのワンピースを着て、ギター弾きながら「DNA」を歌う彼女をテレビで観た瞬間に好きになった。
「男を落とすならノースリーブ!」と力説してたのはエレキコミックだったか。
ま、そんなことはどうでもいい。
このアルバムに収められた「タイムマシーン」って曲は20世紀に生み出されたガールズポップの中でも屈指の大名曲だと思う。
詞も曲も完璧なんだが、なによりあの声がいい。
ロックって音楽はとにかくロマンティックで、切なさが基準ってなもんだ。
でそんな音楽をさらにロマンティック倍増、切なさ200%にしてしまう声の持ち主ってのがいる。
男性なら忌野清志郎やYO-KING、甲本ヒロトなんかがそう。
説得力が違ってくる、そんな声。
で女性なら川本真琴ちゃんがダントツ。
胸をこう、キューってさせるようなね。


2006-07-12「ハンサムなプレイボーイ」
今日もあちぃーな。
今日は他社さんが多く集まる会議の幹事でバタバタ。
会議後、皆さんを連れて近くのホテルのプールサイドでバーベキュー。
琵琶湖を眺めながらの生ビールは美味しい!がしこたま飲んだ後、やっぱり会社戻って一仕事。
仕事になんねーけどね。
今日聴いてた音楽はクレイジーケンバンド00年作「ショック療法」。
00年ベストアルバム第3位作品!(selected by OFF!!)小西康陽のレーベルから出たこのアルバムで初CKB体験。
一気にはまった。
ピチカート亡き後の寂しさを埋めてくれたのは間違いなくCKBだった。
そしてその後のCKBの躍進ぶり。
コーラのCMに登場した時はちょっと泣けた。
ここまでのポピュラリティを獲得することになるとは嬉しい限り。
クレイジーケンバンドの「クレイジー」はクレイジーキャッツのクレイジーと同意なり。
ボクがTVのプロデューサーなら土曜の11時から30分で「クレイジーケンバンドショー」って番組を作るな。
音楽とコントの粋な番組。
出演はCKBとおぎやはぎ、バナナマンあたりで。
それに華として野本かりあ。
で絶対ブッキングしたいのは伊東四朗!
CKBをバックに四朗さんが歌うなんて絶対かっこいいと思う。
妄想TVだ。


2006-07-13「雨音」
夜中、目がさめて、まんじりともしない。
蒸し暑くて、眠れない時に考えることなんて、ろくでもないことに決まってる。
自分の中だけで消化しなくちゃならないことがある。
言葉にすれば、全てが壊れてしまう。
天井を見つめて飲み込むんだ。
とてもじゃないが、強い人間にはなれない。
こうして便所の落書きみたいにディスプレイに書きなぐって、どうにか正気を保とうとしてる。
手放せない小心者の杖。
いっそのこと、気が狂っちまえばいい。
これも暑さのせいにしてしまおう。
今日も黙々とお仕事。
平気で人を欺けてしまう人。
人を傷つけることに無頓着な人。
自分だけが正義の人。
いろんな人がいる。
自分はそうじゃないって思いたいけど、多分僕も何処かで誰かを傷つけている。
それでも思う。
何が出来るだろう。
傷をこれ以上増やさないために。
スーパーマンにはなれないから、ない頭使って自分にとっての正攻法を実践するしかない。
残業を終え、会社の電気消して帰る。
今日聴いてたのは、明日のライブにそなえて、福岡史朗 and BOXCOX「SUN TIGER」。
どこまでも不器用で、正直な音楽。
こんな風にやってけるかな、僕は。
それと清志郎さん、帰ってくるの待ってるよ。


2006-07-14「お気に召すまま」
今日もひたすらに暑い。
でダダダっと午前中仕事して、午後大阪へ。
自主的に夏休み。
まずは某配給会社の試写室で映画。
三木聡監督「ダメジン」観る。
公開順としては三木監督3作目だが、実際に製作されたのは一番古く(02年)で実質的にはこれが監督第一作になる。
出演は佐藤隆太、緋田康人、温水洋一に市川実日子。
さらに篠井英介、岩松了もちろん、ふせえりも。
もともと「ほぼ乞食」ってタイトルだったということで、何もしてないまさに「ダメ」な大人3人の終わらない夏休みを描いた作品。
よくもまぁこんなクダラナイ(最高級の褒め言葉)ことを!という小ネタ満載ながら、映画としてのカタルシス、ちょい切ないとこもあってしっかり「映画」だった。
そして間違いなく「三木」印で嬉しくなる。
それにしても市川実日子ちゃんがまた良い。
この人決して美人ってわけではないけど、どの映画見てもやたら魅力的なんだよなぁ。
この後「時効警察」に続いていく岩松了、ふせえりの名コンビぶりもオモロ。
異常なまでの存在感で怪演する謙吾(知らなかったんだけど、海外でも活躍する格闘家なんだって)にも大注目。
テレビでは無理!ってぐらいの怪演ぶりは要チェック。
映画見終わったら、もうすっかり仕事のことなんか忘れちゃって、あーなんだ、働かなくてもなんとかなるかぁって思ってしまうから怖い。
危険な映画である。
で映画終わってしばし茶店で一休み。
普段ならアイスコーヒーだけのところを、ソフトクリームとか食べる。
スーツでソフトクリーム食べる男はダメな感じするよねぇ。
で次は堂島のジュンク堂で本に囲まれる。
もうここに住んじゃいたいね。
それから梅田のタワーでCD物色。
ヨシンバ「4」購入。
レジに並んでいるとなにやら視線が。
ふと隣のレジ見るとめんちかつさんが。
後で聞いたら、買ったCD同じでやんの。
でそのままいっしょに阿波座のカフェ・マーサへ。
今日は待望のレムスイム、福岡史朗のライブなのだ。
お洒落でいい感じの店に入ると、少し遅れてけすいけさんも登場。
開演までの間、ビール飲みながらお喋り。
関西を代表する(?)カーネーション・マニア3人なもんで、ひたすらカーネーション話。
そうこうしてるうちにライブだ。
まずはレムスイム。
もうね、とにかくカッコイイ!楽しい!名盤「アンダースロウ・ブルース」は5月の発売以降随分聞き込んでて、相当良いって思ってたけど、ライブはそのさらに上いってた。
大久保由希嬢が繰り出す極上のリズム。
もうずっと身体が動いちゃう。
キュートさとユーモアを兼ね備えた、これは「リズム&ブルース」だ。
彼女は「リズム&ブルースの女王」名乗っていいと思う。
っつーか俺はそう呼ぶ。
「犬嫌いのR&Bの女王」。
内田典文、小宮山範久、okyon、そして福岡史朗というバンドみなも実に楽しそうで、音を奏でる喜びに溢れてて、それがちゃんと伝わってきた。
ニコニコと楽しそうに歌う彼女の横顔がとても印象的だったな。
でレムスイム終了。
ノリにノッたライブにしばし呆然。
けすいけさんとともに「これは、凄い」と感激のあまり言葉少なに。
近くで休憩中だった小宮山さんに「素晴らしかったっすよ」と声かけると、気さくに答えてくださる。
しばし談笑。
で続いては福岡史朗with小宮山範久。
大久保さんもベースに持ち替え参加。
これまたスゲーもん見た。
福岡さんのあの声は反則でしょう。
良すぎる。
それにギターが激ウマ。
先ほどのレムスイムに続いて、リズムが素晴らしく良い。
人肌のリズムには身体が反応してしまう。
これ聴いて冷静でいられる奴なんかいるかよ!と思う。
それにしても楽しいライブ。
あぁ、ライブってこれだ。
一人の音に、一人の音が加わり、さらにまた一人の音が加わる。
音が重なり喜びとなって響き、その音に人々は集い喜びを感じあう。
こういうことだな。
ライブ終了後、グダグダ呑みつつ、通りがかった大久保さんに「素晴らしかったっすよ」と声かけると、これまた気さくに答えてくださり、そのまま談笑。
「レムスイム」というバンドがいかに素晴らしく、「アンダースロウブルース」がこれまたいかに名盤かを熱く語ってしまう。
相手、本人だっつーのに。
「リズム&ブルース」をビシビシ感じたって話すると「リズム&ブルース大好きなんです」とのこと。
そうだろう、そうだろう。
カラッと晴れてて、ユーモアがあって、親しみやすいメロディーも魅力的。
それはまんま、大久保さんなのかもしれない。
小宮山さんも加わりすっかり長話。
CD購入特典のDVD入手できなかったって言ったら、「DVDあげますよ」と頂戴しちゃうわ、ディスクマンに入れてたCDにサインまで貰うわで実に楽しいひとときを過ごす。
帰りには店の外までお見送り頂き、記念撮影まで。
アットホームにも程がある楽しすぎるライブだった。
私設営業として「レムスイム」これからもバシバシ宣伝しますよ。
まずはアルバム「アンダースロウブルース」を一人でも多くの人に聞いてもらいたいな。
超がつく名盤。
これ、僕が保証する。


2006-07-15「タンブリン ランブリン」
暑くて目が覚める。
8時前か。
昨日もさんざん夜更かししたからもうちょっと寝ていたいが。
「吾輩は主婦である」最終週分ビデオでまとめ見る。
終わってほしくないドラマだったなぁ。
昔のドラマみたいに1年ぐらいやって欲しいよ。
でトータルで見て、なんだかんだいってこれは斉藤由貴が良かったと思う。
来週からさびしくなるなぁ。
昼は娘にオムライスを。
僕はボンカレーがあったので久しぶりに食べる。
ボンカレーはボンカレーだった。
午後、家族で買い物。
ちょうどスーパーのイベントで中山功太が来ていたので見る。
完全にやっつけ仕事って感じのネタ。
そりゃそうだ。
「お肉の元さん」でいつものように30円のコロッケ買う。
横には限定50個で販売中の特上ミンチコロッケ130円。
ボーナスも出たところだし、思い切って一個購入。
大人買いだね。
えっ違う?まぁいい。
普通のコロッケ4つ買ってもお釣りくるよ130円。
さすがに130円だけあって、ジューシーでこりゃ美味い。
それにしても激しい雨が突然降ってきたと思ったら、嫌味なぐらい太陽が照り付けやがる。
湿気がたまらんなぁ。
夜、録りっぱなしのビデオを若干整理。
自分でも何録画したかわかんなくなっちゃってる。
とりあえずどのビデオテープに何入ってるかぐらいはわかるようにしようとコチョコチョと。
でもやっぱ暑くてやってらんねーや。


2006年7月下旬の日記へ。


今あなたがご覧になっているHPは「OFF! 音楽と笑いの日々」です。
引き続きお楽しみ下さい。