2006年2月下旬

2006-02-16「LORERA」
なんかバタつく一日。
久しぶりにド仕事。
残業もたっぷり。
映画「いつか読書する日」で田中裕子扮する主人公が、若い同僚に「寂しくないですか」と問われ「クタクタになればいいのよ」と答えるのだが、そんな心境。
昼はコンビニで日清どん兵衛京風あんかけうどんと天むす。
結構、美味しい。
で今日聴いてたのは鈴木慶一、博文兄弟からなるThe SUZUKI「meets GREAT SKIFFLE AUTREY」。
94年メトロトロン作品。
それにしてもここでの慶一作品、なんと痛々しいことか。
深く共感、実に痺れる。
それと青山陽一氏のこってりしてて、それでいてしつこくないギタープレイが堪能できるのも嬉しい。
でこのCD、The SUZUKI曲は4曲なのだが、ボーナストラックとしてカーネーション、グランドファーザーズ、濱田理恵etc.メトロトロン所属アーティストの楽曲が10曲も入ってるというお徳盤。
今はもう入手困難だろうけど、メトロトロンを知るには最適な盤だ。


2006-02-17「黒いシェパード」
金曜。
地味に忙しいというか、忙しくないのにじわじわ仕事が染み出してくる、そんな日。
でさっさと切り上げて、今日は久々に楽しい飲み会。
そうなんだよ、僕は普段やっぱりどっか壁を作ってる。
甘えたいのに甘えられないのは、僕がガキだからなのだ。
とかなんとか。
壁をとっぱらって話せるのは楽しいね。
そんな訳で今日も楽しく飲みすぎる。
ま、モト冬樹の話しか覚えてないぐらいバカバカしく約4時間。
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今でも迷ってる。
けどやっぱり書いとこう。
滋賀で起こった痛ましい事件。
会社でニュース見てる時、誰かが言った-もう他人なんて信じられへんなぁ-。
違う。
それは違うよ。
他人なんて信じられない-っていうノーテンキさが歪みを生むんだよ。
信じられないのは他人じゃない。
信じられないのは他人じゃなくて、自分自身なのだ。
だから怖いんだ。
昨日まで、いや事件が起こる数時間前まで、どこにでもいる普通のいいお母さんだったんだろう。
それが、転じてしまう。
深い闇に飲み込まれ、本当の闇を作り出してしまう。
自分の中に潜む闇。
その闇を見つめなきゃなんないんだよ。
ないことにしちゃいけないんだよ。
そのことで、人間の中に潜む闇の存在を知るんだよ。
そしてその先の光を見ることができんだよ。
俺はそう思う。
そう思って生きてる。
なにもかもが悲しい事件。
反吐が出るほど醜い事件。
許されるもんじゃないよ。
でもこの涙はどっからくる?誰のために流れる?


2006-02-18「本当の嘘」
昨日の「時効警察」。
ゲストは森口瑶子さん。
地味な女優さんだけど、この人めちゃめちゃ美人だよねぇ。
もう10年以上前から、CMやらドラマで見つける度にじーっと見てたんだけど、いかんせん名前言ってもパッと浮かぶ人が少ないようなので自己消化してたんだよ。
我が脳内で依然編纂中の「世界美女100選」では、結構最初のほうのページに載ってる。
で園子温・作の今回は「時効警察」にしては湿っぽく重めだけど、はっきり言って好きな世界です。
ナンセンスとセンチメンタルが混在してるってのが、実は僕の文章の理想形であるのだ。
しかし、麻生久美子はちょっとやりすぎだったね。
…でもカワイーから許すっ!
そのままボケーッと「ますだおかだの角パァ!」。
なんだかんだ言って毎回見てるような…。
松竹らしい垢抜けないユルさ具合が割と好き。
TKOの木本が、なすなかにし・中西に放った「チャンス感がない」には笑った。
で今日は9時起き。
娘と目玉焼き。
で朝から保育所状態に。
子供らを遊ばせながら、雑誌読んだり、ビデオで「ガキの使い〜」「リンカーン」などチェック。
昼は残り物のトンカツを使ってカツ丼作る。
なかなか美味い。
午後からもダラダラとテレビ。
不意打ちの漫才番組「うめこの漫才」。
実に30分丸々「矢野・兵頭」で押し切っちゃったよ。
でこの漫才がいい。
洗練とは真逆の方向で、面白さを開花させる矢野・兵頭。
日常のウダ話を漫才として成立させる二人の呼吸と技術。
完全に頭OFF状態で見てて、普通に声出して笑っちゃったもん。
オモロイナー。
夕方、妻と娘は同じマンションのチビッコ&奥さん軍団でお好み焼きパーティーなんだとか。
そんな訳でもはや別宅・滋賀会館シネマホールへ。
豊田利晃監督「空中庭園」観る。
「家族の間では秘密をつくらない」というルールのもと、まるで秘密のないように見える家族。
だがやがて綻びだす家族のルール。
小泉今日子演じる主婦・絵里子は闇をないことにすることで、光をつかもうとしてきた。
完全な笑顔の裏で、知らず知らずのうちに拡がっていく深い闇。
家族みんながそれぞれに闇を持っているのに、ルールに固執し目を背ける絵里子。
この小泉今日子が素晴らしい。
心底、素晴らしい。
完璧な笑顔の裏の、深い闇。
見事に表現していた。
ほんと怖いぐらいに。
で途中これこそホラーじゃないか!と思うぐらい怖いんだよ。
小泉今日子はじめ、母親役の大楠道代(この人は、凄い。強烈な存在感。バースデーケーキを前に、小泉今日子と彼女が対峙するシーンの緊迫感たるやゴジラ対キングギドラの比じゃない)、娘役の鈴木杏、夫の愛人役ソニンに至るまで、もう女って怖ぇーって震えたね。
フラフラと浮遊するようなカメラワークが、静かに緊張感を高めていく。
そしてラスト、闇を見つめることでその先の光を見出した絵里子の姿に深く感動。
泣いちゃったよ、これには。
それから軽くていい加減な夫(板尾創路、好演!このキャスティングは最高)が娘に「お母さんを愛してあげなよ」と言われ、飄々と、でもある種の自負に裏打ちされた凄みを持って応える台詞(ネタばれになるから言いませんね)に共感。
このシーンの板尾は素晴らしいよ。
しかしこれは家族という脆く不確かな存在、人間の持つ光と闇を真正面から捉えた骨太で見応えのある映画。
小泉今日子の名演も含め、名作の太鼓判押しとこう。
でも昨日書いたことと、見事に符合する内容の映画で、ちょっとドキッとしたな。
秘密は誰にでもある。
赤裸々に書いてるこの日記だって、全部嘘かもしれないよ。
っつーか、本当に一番言いたいことは言えないもんでしょ。


2006-02-19「女性上位時代#4」
9時起床。
朝から、自治会絡みの書類作ったり。
あー面倒くせぇー。
昼食は讃岐うどん。
熱いうどんに卵落とし醤油かけて食べる。
そういえば久しく卵かけご飯してないなぁ。
午後、娘は友達とひたすら遊んでるし、妻はなにやらPTAの書類作り。
ひたすら読書。
借りに借りてる本、買ったはいいが読みきれてない本や雑誌を片付けていく感じで。
田辺聖子、川上弘美、江国香織と女性作家ものを読み終え、東野圭吾本に取り掛かる。
こうして読み比べると、男性、女性の本質の違いなんてものも感じるな。
感情の振り切り具合、痛みに対する弱さと強さ、生々しい繊細さなどなど。
結論、女性にはかなわない。
夜は焼肉。
ま、980円のオージービーフだけど。
肉が美味いんじゃなくて、焼肉のタレが美味いんだな。
ってビンボーくさくて嫌になるね、どうも。


2006-02-20「紅茶ブルーズ」
7時間ぐらい寝てるはずなのに、もう朝かよという気分。
で、とにかく一日パッとしない。
仕事も抜けだらけという感じで申し訳ない。
ここんとこ家のPCの調子が悪くて、しょっちゅう固まるんだけど、まさに僕の脳みそもそんな感じ。
記憶にアクセスできない。
そうだ早く人間ドックに行かなきゃ。
とその前に、本屋へ行こう。
仕事終わらせ紀伊国屋へ。
雑誌数冊立ち読みして、気になる文庫をパラパラ。
ここにある本を全部読むのにだれだけの時間かかんだろ。
一生かかっても読みきれないかもね。
所詮、その程度のちっちゃい人間なんだな。
そう思うと、なぜかホッとする。
今日聴いてたのは青山陽一「one or six」。
ここんとこメトロトロン時代の青山作品を聴き直してる。
やっぱり唯一無二だね。
言葉にするのは難しいが、真にオリジナルなソウルミュージック。
誰にも似ていない、どこにもない音楽。
あぁライブが楽しみだなぁ。


2006-02-21「MAKE IT EASY ON YOURSELF」
今日も朝が早い。
なんだよ、もう朝かよ。
なんだこの感覚。
朝からめざましテレビにバート・バカラックが!
正直、めざましテレビが取り上げるカルチャーネタは金の匂いがプンプンして、うそ臭いし、愛情のかけらもないし大嫌いなんだけど、そこにバカラック御大がってのが意外。
どっかが儲かるんだろう。
ま、クソ業界のクソシステムなんかこの際忘れて、バカラック御大である。
齢70を越えるバカラックが「ずっとラブソングを作ってきたが、そろそろ社会的なメッセージ歌ってもいいだろう」と言っていて、-いいですよ、もう好きなこと歌っちゃってくださいよ-と思う。
で今日も引き続きパッとしない一日。
鬱な感じからは抜けて、もっとなんつーか、呑気に冴えない感じ。
これぞ、冷静と情熱のあいだ、いたってフツーってとこだ。
しかし、また口内炎が出来てる。
隣り合わせに二つ。
一晩で一気に直る方法ってないのかね、全く。
さっさと会社出て、ちょっとタワー覗く。
ドポップなあの3人組の新譜、昨年のマイベストアルバムに続く若きポップマエストロの新譜が出てるのを確かめる。
実はサンプル盤を既に頂戴していて愛聴中。
近々書きます。


2006-02-22「てんでバラバラ」
今日もまたパッとしない一日。
あっ、パッとしないのは俺かぁ。
小さなボケと空回りを繰り返す日々。
鬱の森を抜け、辿り着いたボンクラの浜辺。
ま、いいか。
残業もホドホドに会社出ると雨。
あぁこんな雨の夜でもボンクラ魂が騒ぐ。
でふらっと別宅に寄る。
滋賀会館シネマホール、ジャン・リュック・ゴダール監督「アワーミュージック」観る。
実に久々のフランス映画、ゴダールなんか何年ぶりだろ。
学生時代、ピチカート文脈の中で、当然「ゴダール」はチェックすべき項目だった。
ビデオショップで借りてきては観てみたもんだが、はっきり言って全然はまらなかったんだよね。
で今作は今まさに読んでる文化デリック本で取り上げられてたこともあって観ることにした。
のだが…このボンクラ頭にはわかりませんでした。
観終わった時の僕の心境を一言でわかりやすく表現するなら-だっふんだっ!-といったところか。
詞的な言葉、イメージの洪水、やっとのれそうというとこで終わってしまった。
でもいつか再挑戦したい映画ではある。


2006-02-23「こんがらがった夜のムード」
とにかく口内炎がイタイ。
口内炎も出来る場所によっては被害が少ない場合もあるが、今回は下唇左手前という、最もイタイポイントに2個横並びで出来てる。
巨大化した二つの口内炎が今、まさにくっついてさらに巨大な一個になろうとしてる。
さしずめ大橋巨泉なら「さらに倍!」と言うところだろう。
口内炎の出来た唇をびろっと拡げて、醤油をちょろっと垂らす-そんな拷問があるとしたら、間違いなくどんな秘密も吐いてしまうだろう。
で口内炎用の軟膏を塗ってはいるんだが、だいたい口の中に軟膏って無理があるだろ。
ホントニ、モー…って口内炎でどこまで引っ張るのか。
午後から仕事で神戸へ。
長旅の間は、ひたすら堂島孝平「SMILES」聴く。
もうこのタイトルだけでも素晴らしいが、中身は更に素晴らしい!
もうアイデアが、メロディーが、才能がほとばしってる。
ノリにのっている状態のアーティストの新作を聴くほど楽しいことはない。
ビッグバンドジャズ「スマイリンブギ」(名曲!)から始まってやりたい放題のやんちゃぶり。
ポップな若大将!
それでいてメロメロにメロウなナンバーでは驚異的な美メロを聴かせるんだからたまらない。
メロディメーカーとしての才能は、もう天才と呼んじゃって差し支えないと思う。
キラキラのポップの核に切なさがある。
そこが彼の音楽の肝。
「それは一瞬の出来事だった」に胸がキュンとなる。
ボンクラな中年親父の中で、忘れさられた少年が胸を締め付けられてる。
しかし、胸もイタイが口内炎もイタイな。


2006-02-24「奇蹟」
いや、どーも。
なんか申し訳ないですね。
たかが口内炎ごときで、お騒がせしちゃって。
でもやっぱり今日も口内炎がイタイ。
まさに「絶好調ーっ!」な痛さ。
ピークですな、ピーク。
しかしこの痛み、ねちっこくていけねぇな。
身体中にみっちり口内炎状のものが出来て、レモン汁のプールに落とされる-なんて考えただけで、気絶しそうになりますな。
いや、そんなこと考える必要もないんだけど。
で今日はもう口開けるのも嫌になるぐらい痛くて、一日黙々とひたすらお仕事。
また、地味に忙しくて、やってもやっても終わらないんだ仕事。
人のいなくなった会社で一人残業してると、口内炎の痛みも加わって、-白馬に乗った王子様、私を救いに来て-なんて気分になる。
…いや、ノイローゼじゃないですよ。
で今日聴いてた音楽の話。
出たよ、NONA REEVES「3×3」。
練りに練られたキラキラのドポップ作。
今、最もキャッチーで、てらいないポップサウンドがここにある。
かって小西康陽が「女性上位時代」の後に-次のアルバムはマイケル・ジャクソンばりのキャッチーなアルバムを作りたい-みたいなことを言っていて、発表された「sweet pizzicato five」はある部分成功であったが、ある部分失敗だった。
その失敗だった部分を、見事に克服してるのが、このノーナのアルバムだと思う。
実に細部に渡って緻密に構築されたアルバムであるが、そこだけに終わっていない。
音楽の魔法を感じさせる、最後の一つまみ、言葉には言い表せない音楽への愛、その「熱」が加えられてる。
そこが素晴らしい。
堂島孝平といい、ノーナといい、中堅と呼ばれる微妙な位置にあって、だからこその確かな技術と音楽への本物の想いの見事な融合ぶり。
こういう音楽が軽視されるとしたら、それはもう軽視する側が悪い。
「聴く耳」ってのが今こそ必要なのだ。


2006-02-25「過ぎ去りし日々」
9時起床。
相変わらず唇のツインピークスがイタイ。
毎夜、軟膏擦り込んでるのに、一向に治る気配なし。
もうっ。
朝からチラシに出てた3700円のDVDプレイヤー買いに電器屋へ。
リビングのテレビにDVDプレイヤー繋げてるんだが、ほとんど観る機会がない。
テレビのチャンネル権、俺には無いのだ。
で部屋のPCでDVD観てたんだが、ここんとこ調子悪くしょっちゅう止まっちゃうので、ここは思い切って!って3700円で思い切るな!
昼はチャーハン作って娘とパクつく。
午後、実家の父からPCが立ち上がらないので直してくれと言われてたので実家まで。
妻から-ついでにこれ持っていけ-と押入れに入っていた500本近いカセットテープを渡される。
小学生時代から録り貯めたカセットテープの山。
結婚時に全て実家から持ってきたのだが、増え続けるCDや本に見かねた妻から-捨ててしまえ!-と言われ続けていたのだ。
でもなー捨てられるわけないじゃないか。
そんな訳で実家に避難させる。
既に100本ほど避難させていて、まだ200本ほど部屋にあるんだけどね。
一生懸命レタリングシート使ってタイトルを入れたカセット。
原点だなぁとしみじみ。
FMステーション読んで、必至にエアチェック、駅前のレンタルレコード屋でせっせと借りてはダビングしたもんだ。
もう音楽のことしか考えてなかったもんな。
あっ、今と変わってないや。
で行きの車中で、なつかし音源聴く。
名盤「PSYCHO-DELICIOUS」発表時のPINKのライブ音源。
ラジオでエアチェックしたんだっけ。
吉田美奈子がコーラスで参加してるよ、スゲー!と気分は16歳。
松浦雅也がパーソナリティを務めた「サウンドストリート」の12月のマンスリーソングSIONとPSY・Sの「冬の街は」、これ名曲!
そして85年のイベント「ALL TOGETHER NOW」の音源はなぜかエンディングしか入ってない。
「この日のためにみんなで作りました!」という吉田拓郎のMCの後披露されるイベントテーマ曲のみ。
そういや録音してるつもりがRECボタン押せてなくて、気付いた時にはエンディングだったんだっけ。
あんときゃまじに泣いたな。
佐野元春とサザンの共演なんてもうありえないだろうしな。
で実家で父のPCメンテ。
駄賃に牛肉1パック貰って帰る。
夕飯はしゃぶしゃぶにする。


2006-02-26「So Young」
朝、ホットドッグの朝食。
ケチャップがツインピークスにあたらない様、細心の注意を払って。
そこまでして喰うなよ!ってとこだが、無性に喰いたかったんだよぉ。
ハーモニカが欲しかったんだよぉ。
娘はキッズクラブに出かけてしまったので、自治会関係の書類をうんうん唸りながら作って、その後DSの「どうぶつの森」を。
帰ってきた娘と、ヤキソバの昼食をパクつく。
で午後本読んだり、ビデオチェックした後、大阪まで。
今日は佐野元春&THE HOBO KING BAND@フェスティバルホール。
今日は2階席までぎっしりのお客さん。
子連れ率も高い。
で5時開演でライブはスタート。
まずもうHOBO KING BANDは最強の凄腕ミュージシャン集団だからなぁ、この音圧、凄すぎて呆れちゃうね。
井上富雄氏のベースが腰にくるんだ、また。
でのっけからあの曲!ってことで名曲連発。
事前に「絶好調の佐野元春が見られる」と聞いていた通り、若々しくロックンロールしまくる佐野氏。
あの頃カセットテープに溢れていた音楽の魔法、ラジオから流れてきた音楽の魔法。
ここにまだちゃんとある。
単なる懐古趣味じゃない。
新しくアレンジされたあの曲やあの曲、今の音楽として魔法を振りまいてる。
そこが素晴らしい。
全然、後ろ向いてないんだ。
10代の頃より、20代の頃より30代の今、胸に響いてる。
例えば「I Love You」「You Love Me」のコールアンドレスポンスも、その単純な言葉の中に、ロックな響きの中に溢れてる想いが、今になってグッと胸にせまる。
-繰り返す言葉は/I love you-それだけでいい。音楽こそが希望なんだと教えてくれたのは、やっぱり音楽だった。
青いな、佐野元春。
でも、だからあなたを信じてる。


2006-02-27「君の魂 大事な魂」
月曜の朝、あー眠い。
今朝もまだツインピークス治らず。
そろそろ沈静化してもよさそうなのにな。
で今日も黙々とお仕事。
あーなんかストレス貯まるぜ。
仕事若干残しつつも、燃料切れ。
腹が減ったのと、音楽が聴きたくなったのでさっさと切り上げる。
今日一日ずっと頭に鳴ってた佐野元春「君の魂 大事な魂」を帰り道、なんどもリピート。
-口ずさむメロディは愛/抱きしめる花はデイジー-この曲、映画「ドラえもん」の主題歌にするべき。
子供達に聞いて欲しいんだ。
今日は寄り道せずに帰る。
娘と話がしたくて。


2006-02-28「アタタカイ雨」
2月も終り。
はえーなー。
なんか今日も、黙々と仕事しちゃったよ。
大人しく帰ろうと思ってたんだけど、上司や先輩に誘われ軽く飲みに。
久々だし、いいか。
小難しい話はイヤなので、努めてバカ話(&下ネタ)に。
今日聴いてたのは冨田ラボ「シップランチング」。
鈴木慶一作詞「恋は傘の中で愛に」。
曲はちょっと好みじゃないんだけど、この詞は久々に鈴木慶一「情けない男」モノの傑作。
身につまされる想い。
それと高橋幸宏+大貫妙子が歌う「プラシーボ・セシボン」も良い。
作詞は堀込高樹で、ほんとにこの人は…ってぐらい捻くれてんだけど笑える詞も絶品。
幸宏氏の声がまたこの「病弱なラブソング」に合うんだ。


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