2005年12月下旬

2005-12-16「パーフェクト・ワールド」
仕事、回りに振り回されながらもザクザクやっつける。
自分も、周りの人も気持ちよく仕事できるようにするのは、なかなか難しいが、それでもそうなるように「やるんだよ!」って気持ち。
それがあるだけでも、違いがあるはずって信じて。
で今日はサッサと仕事片付けて、久々に京都で友達と飲み。
日本酒に絶品の大根煮、地鶏の塩焼き、湯豆腐、などなどを食べてバカ話。
冬の日本酒もまた良し。
カウンター席で、ちょうど目の前で料理してるとこが見えるんだけど、これが手際よくって惚れ惚れする。
若い女性なんだが、テキパキしてすげーカッコイイ。
エンターティメントだな、これも。
最後はご飯で鯛、銀杏、こぶを包んで、味噌をのっけたのに、出汁をかけたお茶漬け。
作ってるの見て物凄く食べたくなって頼んだらこれが美味かった!
昨日に続き今日も美味。
楽しい会話とおいしい料理。
仕事のイライラもさよーならだっ。


2005-12-17「ヤング・フォーエバー」
9時起床。
ハムとレタスのサンドウィッチと目玉焼きの朝食を娘と。
ウダウダとビデオで「リンカーン」や「爆笑問題のススメ」などチェック。
そうこうするうちに、またもや近所のチビッコ軍団がやってくる。
なぜにいつも我が家なんだ?
生協で買った冷凍鍋焼きうどんが美味い。
一人用土鍋に入れてぐつぐつと煮込み、熱々のをハフハフ言いながら食べる。ウマイッ!
午後、大阪まで出る。
今日は久々に学生時代の友人達と飲み。
毎年年末恒例なんだが、ここのとこ不参加続きだったので。
で17時梅田ビッグマン前というオールドスタイルの待ち合わせ場所に集合。
そこにはすっかり「おっさん」化した7名の男達が。
一瞬、帰ろうかと思っちゃったが、今日は「おやじ祭り」だ!と皆で東通り商店街に繰り出す。
いや、笑った。
笑いの神が降りてくるような大爆笑飲み会。
学生時代からの爆笑王、I先輩をみなでいじって転がして。
5時間半の内、5時間笑ってたな。
感覚が一気に学生時代に戻る。
アノ頃よりバカに拍車がかかってる感じが楽しい。


2005-12-18「風に乗った言葉」
昨日は随分寒かった。
で朝起きてカーテン開けると、そこは銀世界。
寒いはずだよ。
朝からビデオで「上方お笑い大賞」。
友近のお祝いにかけつけたバッファロー吾郎に爆笑。
昼から大阪へ。
フェスティバルホールで「林家正蔵襲名披露落語会」。
平均年齢60オーバーないっぱいの観客。
フェスティバルホールで落語会は史上初なんだと。
トップバッターは柳家花禄。
持ち時間少なくさらっと「寿限無」。
判り易く的確な落語って感じ。
でも10分ほどじゃ見たうちに入んないな。
で春風亭小朝師。
さすがオモロイねぇ。
フェスティバルホールって舞台を意識したカラオケ入りのナンセンスな新作で大爆笑かっさらう。
エンタティメント、大舞台が映える人だ。
で桂三枝師。
大阪で迎える側、余裕の舞台。
安心感有り。
休憩はさんで「口上」。
なんと進行が桂小枝。
こんなんでいいのか!とこっちが心配になるぐらいの軽さ。
リラックスしすぎな例の調子で口上が進んでいく。
花禄、小朝、と来て大阪から月亭八方。
「予選を勝ち抜いて、ここに座ってます」とかもう、テキトーなんだから。
サイコー。
で三枝が締める。
口上の後は、翁家勝丸の神楽。
で九代・正蔵登場。
さ、いかがなもんか。
噺は「子は鎹」。
高評価ではないが、好評価。
批判も多い襲名だけど、ついつい肩入れしたくなっちゃう、その「人」が持ち味。
上手い落語ではなかった、でも聞かせる何かがある。
噺自体がいいってのはあるんだが、その世界をふわっと包み込む正蔵の「人」。
後5年、10年、20年と味わいが深まってくるのは間違いない。
って何者なんだ、俺。


2005-12-19「少し笑った横顔に」
歩道の雪は、踏み固められて凍ってしまった。
肩をすくめて、白い息吐いて通勤。
朝からイロイロと仕事が入ってくる。
あっという間に夜の9時。
で退社。
今日聴いてたのは空気公団「あざやか」。
確かに地味なアルバムだけど、こんな寒い日の夜道に、聴くとじわっと沁みてくる。
何回か聴いてるけど、聴くほどに好きになっていくな。
ゆっくりと夜が明けるように、音楽が拡がってく。
そして心がざわめく。
ラストに収められた表題曲「あざやか」が素晴らしく良い。
「流れてる音楽が/懐かしい風景が/いつまでも優しくて/君にあいたくなるんだ」なにげないこんなフレーズが、すっと胸のうちに入り込んでくる。
忘れかけてた、大切なモノにそっと光が射すように。


2005-12-20「それだけでうれしい」
特になんつーこともない一日。
11時間ばかり仕事をして帰路につく。
もうすぐ2学期も終りで、娘が通信簿を持って帰ってくる。
二重丸が12個。
ホントはね、そんなのどうでもいいんだ。
いっしょにお風呂入って、たわいのない話して、いっしょにみかん食べて、歯を磨いて布団の中でまたお喋り。
そしてそのうち、寝入ってしまう。
それだけで、いいんだ。


2005-12-21「機関車」
今日もよく働く。
14時間ぶっ続けで働いてやったぞ!
帰ったらもう11時でやんの…。
今日聴いてたのは矢野顕子「PIANO NIGHTLY」。
疲れた身体にちょうどいい。
でも矢野顕子の音楽って「癒し」なんてのじゃないんだ。
決して優しいだけの音楽じゃなくって、孤独な強さがある。
ちゃんと「個」で立っしてる。
だから沁みる。


2005-12-22「STARLAB」
朝、窓の向こうは猛吹雪。
雪がスゲー勢いで舞ってる。
JRもストップしてんじゃないの、でも徒歩通勤なので大丈夫。
今日は夏木マリ「戦争は終わった」聴きながら会社へ。
一曲目「悲しみ」の物憂げなアコーディオンの音を聴きながら、雪の中を歩く。
まるでパリの街を歩いているよう…いや、行ったことないんだけど。
しかしそんな気分もつかの間、とんでもない突風、降りしきる雪。
傘が風に煽られお猪口になる。
お猪口になった傘を持って、雪と格闘する30男。
絵にならない。
いや、マンガにしかならない男。
明日からの3連休を前に、ド仕事。
15時間働いてやった。
…それでもまだ仕事残ってやんの。
で、馴染みのブロガーさんたちのとこでは青山陽一祭り。
実はお先に音源聴かせてもらってまして既に愛聴しとりました。
夏の加藤千晶「おせっかいカレンダー」に続いて、滋賀県で配布される小さな情報誌(1月1日より配布)にCD評書きました。
こんな文章です。

80年代後半グランドファーザーズのメンバーとしてデビュー。
90年代に入り、ソロとして活動、現在までに9枚のオリジナルアルバムを残す青山陽一。
派手な活動履歴ではないし、大ヒット曲があるわけでもない。
ではなぜ彼は20年近くの間、ミュージシャンズミュージシャンとして高い評価を受け、コアな音楽ファンからは一目置かれ、熱狂的なシンパを増殖させているのか?
「Broken Words And Music」と題されたこの2枚組ベストアルバムを聴けば、「青山陽一なんて知らないよ」って人でもその理由がわかるだろう。
ソウル、ファンク、ジャズ、ロック、ブルース…様々な音楽を咀嚼した上で、生み出されるしなやかなグルーヴ。
そして狂気と色気を併せ持った、誰にも似ていない「歌」と「ギター」。
聴く前から答えがわかってしまうような音楽が多い中、彼の作り出す音楽は謎に満ちている。
それは難解という意味ではない。
ポップでキャッチーでありながら、聴けば聴くほど、深みにはまっていく音楽の迷宮。
青山クラシックス的名曲群からレアトラック、そして充実のライブ音源、さらに鈴木慶一、堂島孝平との世代を越えた共作曲含む新曲が4曲。
ベスト盤の域を遥かに越えたこのアルバム、青山陽一の音楽の魅力にとりつかれるには最適。
とにかく、聴けばわかる。

予定文字数を大幅に越えてしまい、紙面では物凄く文字が小さくなっております。
滋賀近辺の方は年明け是非探してみてください。


2005-12-23「銅線の男」
8時半起床。
朝からレイザーラモンHG出まくってるなぁ。
RGことエルトン・ジョンのニュースも幸せそうで、イイネ。
チビッコ軍団は庭で雪合戦。
元気でイイネ。
昼は釜揚げうどん&おにぎり。
生姜とゴマの薬味がイイネ。
妻も娘も寒いのは苦手。
買い物行ってきてと使いっぱしりさせられる。
ま、いいや。
家に居てもしょうがないので一人家出る。
タワーでムーンライダーズのDVD「The Postwar Babies Show」と佐野元春「星の下 路の上」購入。
本もCDもDVDも欲しいものは山ほどあるが、期待してたボーナスは残念な結果で、俺の取り分は無しに。
そんなもんだよ、しょーがない。
それからスーパーで蛸を購入、ホームセンターでハムスターの餌を購入して帰宅。
今日の夕食はタコヤキ。
夕食にタコヤキって、関西以外では考えられないだろう。
子供の頃、よくしたな。
蛸の代わりにウインナ入れたりしてね。
美味しかったな。
ま、そんな感じの3連休初日。


2005-12-24「Sweet Home」
娘に起され9時起床。
昨晩作っておいたゆで卵使って、タマゴサンドの朝食。
朝から同じマンションのチビ兄妹が遊びに来てにぎやか。
子供らが遊んでる横でムーンライダーズ「The Postwar Babies Show」DVD観る。
しかしこうしてDVDで手軽に動くムーンライダーズを観ることができるようになるなんて、いい時代になったもんだ。
高校生の時、「ライブジャック」って番組があってムーンライダーズが出演した回をビデオで何回も何回も繰り返して見たもんだ。
あれから19年かよっ!
しかしライダーズ、円熟してるのに狂ってて最高。
こんな大人になりたいもんだ。
午後から娘と映画に行く予定だったんだが、娘少し風邪気味。
熱はかってみると微熱で、本人も「家に居たい」ってんで部屋でゴロゴロ。
ビデオで「草野キッド」クリスマス特番。
ミラクル続出でオモロ。
娘にも大ウケ。
「ガキの使い〜」板尾がやたら金をせびるシリーズ、矢沢に扮した板尾が爆発的にオモロ。
「E.YAZAWA」のロゴを入れた安っぽい白タオルが最高。
娘、赤い顔して「長編ドラえもん」を一気読みしてる。
夕飯は一応クリスマスっつーことでチキンを焼く。
付け合せは、ほくほくポテトに茹でキャベツとシーチキンを和えたサラダ。
ポタージュスープはお湯を入れて混ぜるだけ。
ケーキは娘が好きなベイクドチーズケーキ。
今朝、生協から届いたやつ。
気持ち生クリームたっぷりのケーキが食べたかったんだけど、これはこれで美味い。
結局今日は一日家に居た。


2005-12-25「獣たち」
9時、娘の「あった!」の声で起床。
あったのはクリスマスプレゼント。
プレゼントの包み紙を開ける娘の顔、それを見るために、クリスマスはある。
誰かが嬉しいって感じてくれることが、自分自身も嬉しいって思えればいいな。
素直に、誰に対しても。
ちょっとずつでもその範囲を広げていきたいって思う。
それは子供が教えてくれたことだ。
で今日は娘と映画観にいく。
珍しく娘が行きたいって言った「あらしのよるに」。
でここから大人目線の感想を。
これは「友情」とか「感動」は真のテーマじゃない。
例えどんなリスクを背負っても、偏見や好奇の目にさらされても、気持ちに嘘はつくな、そしてどんな関係も「有り」なのだというマイノリティー讃歌。
もはや「エルトン・ジョン結婚記念」もしくは「ジョージ・マイケル来日記念」って冠つけてもいいぐらい。
いや、深読みでもナナメ読みでもなくって。
成宮寛貴のキャスティングといい、なにげにKABA.ちゃんがゲスト参加してたりと、「お察し下さい」って感じ。
むしろ「そうです」と言い切っちうぐらいの「気骨」すらある。
実に堂々としたカミングアウト映画。
いや、冗談でもなんでもないんですよ。
で夜は「M-1」。
いやぁ、ブラックマヨネーズ良かったねぇ。
単純に嬉しかった。
関東では馴染み薄いかもしれないが、もはや関西では中堅どころの実力派。
関西ローカルでは欠かせない存在になりつつあるし、「ブラマヨなら安心」ってぐらいに認識されているコンビ。
小学2年の我が娘でも「ブラマヨ?あぁ、ハゲの小杉さんやろ」ってぐらいだし。
事前予想は「麒麟」「笑い飯」「ブラマヨ」の順で投票。
結果「ブラマヨ」と「麒麟」が逆転したが、これは嬉しい誤算。
勢いあったし、何よりおもろかった。
そして実にブラマヨらしいネタで、素直におめでとう!って感じ。
「笑い飯」「麒麟」ともに異端でありつつ、その位置で安定させていくのは相当の腕が必要だろうけど、しっかり実力つけてるもんなぁ。
これは凄いことだと思うな。
「南海キャンディーズ」は今のところあれが実力。
「笑い飯」「麒麟」のように、ここを越えればホンモノ。
「チュートリアル」は最終3組こそ残れなかったが、健闘。
俺の中では4位。
ブラマヨの優勝を最も祝福し、最も悔しがってるのは彼らだろう。
でもブラマヨ、チュートの2組が、こうしてM-1でドカンと受けて、実力を示してくれたことがなんか嬉しいんだよ。
あと「アジアン」もこの場に出てきたことに意味がある。
って何者なんだ、俺は。


2005-12-26「RELAX〜OPEN〜ENJOY」
ブラマヨ良かったなぁ〜ってまだ言ってる。
で今日は仕事やっつけて夕方大阪へライブ観に行く。
少し時間が有ったのでヒルトンにできたジュンク堂書店覗く。
うわぁ、広くてきれいで落ち着いてていいなぁ。
人も少なくてゆっくりできる。
こんな部屋欲しい!
で今日のライブは真心ブラザーズ@大阪厚生年金会館。
大ホールはもう何年ぶりだろう。
いや、10年以上たってるかも。
もう、今年はライブ当たり年。
いい!真心聞くたびに書いてるような気もするが、とにかくYO-KINGの声が素晴らしい。
なんやろう、あれは。切なくて、優しくて、愛に溢れた声。
会場中があの声に包まれる。
音楽に包まれる。
中盤からのMB'Sフルメンバーでの怒涛の展開。
もう、どうでもいいやってぐらい音楽だけに支配されちゃった。
音楽に無理が無い。
音を奏でる喜びにステージが輝いてる。
しかし、YO-KING氏かっこいい。
俺が中学生なら、間違いなく部屋にポスター貼ってる。
桜井氏のギタープレイにも痺れたなぁ。
完璧なロック&ソウルショウでありながら、先輩のバンドを学祭で観てるような一体感があった。
なんつーか「普段着のソウル」だ。
今日もまた17歳に戻っちゃった。
ライブ後、友人とネギ焼き食べながら「ブラマヨ良かった!」なんつー話をまた。
「ハゲいじりをしなくなったのは正解」などと熱く語り合う。


2005-12-27「Sound of Love」
お仕事。
あっちゅー間に13時間経過。
年末感あんまり無いのに、仕事だけは年末の忙しさ。
今日の音楽はやっぱり真心。
98年作「I will Survive」。
名曲揃いだなぁ。
しかし夜風が痛いぐらいに冷たい。
明日の朝には雪が積もってるだろうか。
でもなんだな、音楽があればこの寒さもしのげるってもんだな。
今日も何処かで誰かが音楽に心震わせてるのかな。
誰かが嬉しいって感じてることが、嬉しいって思える夜だ。
なんでかなー、冬という季節がそうさせるのか、ちょっと優しい気持ちになる。


2005-12-28「サティスファクション」
お仕事。
あっちゅー間に14時間経過。
とにかく後一日で休みだ。
ここんとこ、肩の凝り具合が酷い。
もはや痛みを越えて感覚がなくなりつつある。
ま、どーでもいい話なんだが。
それにしても、もう28日なのか。
年賀状も書けてないし、部屋の掃除も一向に進まない。
クリスマスに届いたカーネーションのDVDも未だ観れず。
休みきたらきたで、ダラダラしちゃうんだよなぁ。
それにしてもしまりの無い日記だ。


2005-12-29「Time To Go」
本日、仕事納め。
今年は結構働いたなぁ。
で夜は楽しい飲み会。
年忘れ的にバカ話をひたすら。
梅酒のソーダ割りを飲みつつE気持ち(by ヒロくん)。
やっぱ愚痴っぽい飲み会はイヤ。
お気楽極楽が最高なのである。
さ、明日は休み。
オールザッツ漫才見ながら夜更かしでもするか。
しかし「りあるキッズ」デカっ!
そしてボケの安田は青山陽一氏にソックリじゃないか。


2005-12-30「あたらしい愛の詩」
朝から娘と「ハムスター」を病院に。
身体の右半身に妙な膨らみがあって、皮膚も赤くなってる。
診てもらうと腫瘍が出来てて、それがもとで皮膚炎を起してるとのこと。
但し悪性ではないとのことで一先ず。
でそのまま娘と自転車で商店街をウロウロ。
さすがに昔ながらの商店街は、正月前のあの懐かしい雰囲気が残ってる。
米屋の店先にはお餅が、惣菜屋には黒豆やらお節食材が、蕎麦屋は年越しそばをセール中。
あぁ、確かにこんなだったな、子供の頃の年末は。
古くからある今川焼き屋で娘と今川焼きを買い食い。
はみ出すぐらいアンコが入った今川焼き。
娘とハフハフ、ムシャムシャと食べる。
うん、あったかくて、甘くて美味い。
昼はオムライス作る。
娘に何食べたいって聞くと、いつも「オムライス!」。
今年も何回作ったか。
はい、年内最後のオムライスだ。
夕方から京都へ。
今日は鈴木祥子様@拾得。
梅酒のお湯割り飲みながら開演を待つ。
拾得、既に今年何回目だよ。
でもこの雰囲気最高だな。
そして鈴木祥子様登場でライブスタート。
いきなり「ブラックバード」。
このビートルズの名曲にいきなりゾクっとくる。
彼女のライブは決して「楽しい」というものではない。
いや、楽しい部分ももちろんあるんだが、それだけには収まらない。
一体、どこまで向かうのか、この孤高の天才、魂の詩人は。
深く音とコトバが響く。
二つのコードの上に吐き出されるコトバ「CGCG(仮)」には鳥肌がたった。
全てのコトバが音楽になってしまう「業」。
途中休憩を挟んで、たっぷり3時間。
聴き応えのあるライブ。
胸の奥の深いところに響く。
前作「Love,painful love」から5年。
多くのライブと環境の変化の中で、自分の内面と向かい合って、作られた音楽。
いや、彼女そのものがもう音楽なのだ。
年明け5年ぶりに出る新作は、多分凄いことになってるだろう。
ライブ後、02年のライブを収めたCD「Love is a sweet harmony」を購入しサイン貰っちゃう。
実は今日、誕生日なんだよ。
「Happy Birthday」の文字入れてもらう。
…うれしい!こんなでいいのか35歳。
しかし、昨年に引き続き誕生日をライブで過ごしてしまった。
我が家での僕の格付けはハムスターより下なのでケーキすら用意されてない。
ま、だからこうしてライブにふらりと行けるんだけど。
そしてお祝いメールくれたりして祝ってくれた友人達、この場を借りて御礼を。
足元ふらつきながらも、どーにか歩いてる35歳。
でも10年前より、20年前より楽しくやってる。
明日はもう2005年最後の日だよ。


2005-12-31「サンキュー」
さて、大晦日。
朝から年賀状作りって遅いよ!
プリンターフル稼働のはずがインク切れになりやんの。
電器屋へ走ってナントカ午前中に片付ける。
年賀状って今になってみたらわりといいもんだな。
もう会わなくなってしまった友人達、年に一度の挨拶、宛名を見ては自分が辿ってきた様々な「関係」を想ったり。
これから先、どこに行くんかなぁ。
昼はインスタントラーメンで軽く済まし、大掃除に取り掛かる。
風呂担当ということでガッツリ掃除してやる。
実は去年、年末大風呂掃除しなかったので、この一年風呂浸かりながらもどっか気になってたんだよねぇ。
アンナとこもコンナとこも擦ってやったぞ。
それからさすがに酷いことになってる部屋のCDを整理。
ま、絶対量が半端じゃなくなってきてるので限界はあるんだけどどーにか終了。
部屋中を掃除機かけてもう夕方でやんの。
夜はテレビをひたすらザッピングしながら。
紅白で布施明が歌ってるとこに仮面ライダー響が。
それみた娘が一言「仮面ライダーひじき」。
おぉ、腕を上げたな、娘よ。
なんとも弱弱しいライダーの誕生に爆笑。
で「男祭り」小川VS吉田。
試合後の小川、魅せるねぇ。
とかなんとか、そんな訳で後数分で2005年も終り。
いや、今年は正直楽しかったっす。
音楽に導かれて多くの人と出会えたし。
うん、全ての人に感謝。
来年はモアベターと参りたいっ!


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