2005年9月下旬

2005年9月下旬の話・・・
仕事の変化もあり、多忙な日々。子育てにも悩んだりした9月下旬。例年、この時期はセンチメンタルに浸ってるんだけど、今年はそんな気分じゃなくなってる。カーネーション「PRADISE EXPRESS」をテーマソングに、それすら飲み込んで、進んでいこうって気分。


2005-09-16「SUNNY SKIES」
仕事で某美術館の内覧会へ。
今回の展示は中国、唐の時代の作品群。
2世紀頃、軽く1800年ぐらい前の例えば石で出来た棺桶だとか、装飾品、銅製の人形だとか。
しかし1800年前なんて考えもつかないな。
これ、作った人もまさか自分の作品が1800年後に美術館で展示されてるなんて思いもつかなかったろうな。
1800年後なんて、全く想像すらできない。
歴史って浪漫っすね。
仕事終え会社出る。
それにしても涼しくなった。
いくぶんか軽くなった風が、鼻先をかすめる。
夜空には薄い雲。
もうすぐ、あのセンチメンタルな季節がやってくるな。
今日、聴いてたのはJAMES TAYLOR「sweet baby james」。
70年作品。
これ聴くと、いかにこのアルバムがあの当時の日本のミュージシャン達に影響を与えていたかがわかる。
この人がいなかったら「HOSONO HOUSE」すら生まれてなかったろう。
穏やかでささやかな歌。
ちょっとした幸せや、ちょっとした切なさ、毎日の生活の中から生まれる、ちょっとした感情たちがさりげなく歌われる。
友達とのバカバカしくも楽しいお喋りみたいに、なんてことはないんだけど、ちょっと幸せで、ちょっと笑えて、ちょっと気持ちが優しくなるよな時間。
うん、そんな音楽。
JAMES TAYLORがギターを爪弾き、歌うみたいに、文章が書けたらいいな。


2005-09-17「NICE FOLKS」
6時半起床。
今日は仕事。
外での仕事の時に限って暑い。
昼の公開番組立会い。
ゲストはあのタージン師匠!
素晴らしい仕事振り、お客様&スポンサー様を見事に喜ばせるプロ仕事に感激。
また腰が低いんだ。
で会社に戻って、セブンイレブンのぶっかけうどん。
2年前の夏、しょっちゅう食べてたなぁ。
ちくわの天ぷらが付くようになったんだ。
でもこれは要らない(キッパリ)。
でパルコに寄り道して、紀伊国屋で音楽誌、映画誌等などをざくっと立ち読みして、ボケーっと館内ウロウロ。
秋物の服も欲しいし、新しい鞄も欲しいなぁ・・と。
ま、懐具合はサビシーので、どうすることもできないんだけど。
今日、聴いてた音楽はTHE FIFTH AVENUE BAND。
オリジナルは69年発表。
これも小西康陽が紹介してて大学時代聴いたんだっけ。
音楽好きの青年達が集まって、大好きな音楽を奏でる。
ただそれだけのこと。
そこが素晴らしい。
作為だらけの音楽に耳が汚されちゃうことが多いから、時にはこんな音楽で耳を洗わないとね。


2005-09-18「月の裏で会いましょう」
休日。
9時起床。
朝から家族に「どっか連れてけ」とプレッシャーかけられる。
ホントは行きたいライブがあったんだけど言い出せず、苦し紛れに「長浜」と答え、出かける。
高速にのって1時間半。
同じ滋賀県内とは言え、遠い。
僕の目当ては最近オープンした「海洋堂フィギュアミュージアム」。
一応お父さんなので、海洋堂にかけこみたい気持ちを抑えつつ、まずは散策。
で「海洋堂フィギュアミュージアム」ですよ。
これが予想以上に広く、大掛かりなミュージアムで、フィギュアをジオラマの中に置き、ストーリーだてして見せていくという凝った作りになってて、家族揃って大満足。
生物モノからキャラモノ、萌え系までしっかり見せていく姿勢、造型師まで写真付き解説するこだわり。
観光地特有のおざなりな作りだったらイヤだなと思ってたけど、これならOK。
素晴らしいですよ。
もちょっとショップが充実してたら言うことなしですね。
で一日、長浜ブラブラして、彦根の新しく出来た大型ショッピングセンター覗いてなんとか終了。
ちなみに行き返りの車中で聴いてたのは加藤千晶「おせっかいカレンダー」、Chocolat&Akito「Chocolat&Akito」、ゲントウキ「感情のタマゴ」、サンボマスター「サンボマスターは君に語りかける」以上でした。
7時帰宅。
夕飯作って食べて、庭先に出てチラッと月を見とく。
まん丸の月が輝いてらぁ。
娘呼んでいっしょに眺める。
だんご買い忘れたな。


2005-09-19「あの日どこかで」
書き忘れたので書いとこう。
一昨日の夜、NHKでやった「ケータイ大喜利」は、前回の失敗点をちゃんと克服してたのが偉い。
ま、まだ不十分だけど、よくやりました。
司会の今田氏が板尾氏を「お笑い界のアランドロン」って紹介したのには笑った。
で昨晩は、ずっと前に録画したまま見てなかったG2プロデュース02年公演「ダブリンの鐘つきカビ人間」観る。
舞台は生で観るものだから、やはりビデオやDVDで伝えられるものじゃない。
カメラが映せる範囲ってのは、物理的にも、トータルな意味においてもその何十分の一にしかすぎない。
が、実際なかなか観にいけない訳で、それ分かっててもやっぱり観ときたいものなんだよね。
で近々再演なので多くは語りませんが、舞台ならではの素晴らしきホラ話。
物を語るということは、素敵なことだな。
役者では大倉孝二が素晴らしかった。
で休前日ということでダラダラ深夜テレビ。
西川かの子、林繁和夫妻が南仏を旅するという、いかにも、というか関西でしかありえない特番。
いったいこの深夜に、誰がこんな番組見るんだ?そんなに林先生とかの子がいちゃつくだけのゆるい番組が見たいのか?・・って新聞のテレビ欄見て即座にチェックは入れちゃってたんだけど。
番組始まった途端、友達から「見てる?」メール。
お互い、何やってんだか・・。
それにしてもかの子、きよしにますますそっくり。
西川きよしの強すぎる遺伝子。
「娘は父親に似る」の典型的な事例ですな。
街中の人々がどんどん「きよし」化していくっていう「ゾンビ」のパロディー作ったらオモロイんじゃないか。
そんなこんなで今日は9時起床。
季節の変わり目、鼻水が止まらず朝からぼーっとしてしまう。
娘は敬老会で歌唄うとかで昼から小学校へ。
インスタントラーメン(ジャパンの幸麺ね)と豚キムチ作って昼食。
その後も、雑誌みたりしてぼーっと。
娘帰ってきて、「友達が来るから、とうちゃんは自分の部屋に行っといて!」だって。
「変な音楽、流さんといてや!」だって。
変な音楽って!トホホ・・・泣けてきたよ。
で部屋でおとなしくビデオ。
これも前に録画したままになってた犬童一心監督「金髪の草原」観る。
自分を20歳だと思っている80歳の老人がホームヘルパーの少女に恋をして・・っていうお話。
伊勢谷“キャシャーン”友介、そして池脇千鶴出演。
池脇千鶴は、ホントうまいな。
この人は女優としては天才的、行く末恐ろしい。
伊勢谷氏は、まぁ下手なんだけど、この朴訥とした役には上手くはまっていた。
うん、ま、やっぱ下手だけど。
でファンタジックな設定ながら、実は結構シビアなテーマ。
大袈裟に言ってしまえば「幸せ」とは?ってとこか。
現実はいつでも、悲しくてやりきれない。
切なくて切なくてどうしようもないことばかりだ。
でもそこを、真っ正直に、真正面から捉えることで、それでも「嬉しい」と感じられる時が来る。
哀しいんだけど、でもやっぱり嬉しいよって気持ち。
なんでこうなのか。
ここんとこ考えてたことに、あまりにピッタリな内容で驚く。
切なさや痛みを越えて、でも「嬉しい」「幸せだ」って感じること、それは人生を肯定するってことだ。
ま、そういうことです。
しかし犬童監督の撮り方には、凄い気持ちよさがある。
画面の構成、光の入り具合、カメラそのものの動き、・・それらがもう生理的に好きとしか言えない。
それと、今更ですが唯野未歩子に注目。
で夕方、なんとなく散歩。
小一時間ばかり大津周辺をウロウロ。
歩いてる時間って好きなんだ。


2005-09-20「Monster」
休み明け。
調子悪し。
なんとなく頭すっきりせず、目がやたら疲れてる。
仕事は今日もバタバタ。
あっという間に時間が過ぎる。
なんだか気ばかり焦ってしまい、脳みそがとろけそうな感じ。
結局9時過ぎ退社。
今日、聴いてた音楽はBONNIE PINKの新作「Golden Tears」。
この人の声は、切なくていい。
楽曲そのものもいいし、サウンドも刺激的。
正直、完成度の高さに驚いた。
まさに渋谷系なんてのが流行ってた頃、彼女はデビューしたんだっけ。
なんとなく鼻につく感じで熱心には聴いてなかったんだけど、このアルバムは凄く良いね。
これからさらに聴き込もおっと。
あんまり、書きたくないんだけど、夜、娘を怒鳴ってしまう。
一瞬、吹き上がってきた感情を抑えられなかった。
自己嫌悪。
理由はもちろんあった。
でも泣き出してしまった彼女に、その理由を理解させることはもうできないのだ。
制御の利かなくなった感情は、暴力にしかすぎない。
彼女の目からは、怒りの感情に操られた醜い怪物にしか見えなかっただろう。
つい自分が子供だったことを忘れてしまう。
感受性と想像力の欠如。
自分が一番、憎んでることなのにね。


2005-09-21「ANGEL」
朝、やっぱりすっきりしない。
学校へ出かける娘を玄関まで送りながら、謝る。
いや、ホントに修行が足りないな。
そんな訳できょうの音楽は、ここ一番のカーネーション「SUPER ZOO」だ。
いろんなことのバランスがちょっと崩れるだけで、感情はたやすく乱れる。
ホント、なんてことないことでね。
相変わらず弱いな、俺。
直枝さんの歌声に、心を震わせることで、乱れた感情が穏やかになっていく。
もう、大丈夫だろ。
どーにか、こーにか、俺は歩いてるぜ。
でバタバタ仕事こなして、午後から会議で南港のWTCまで。
遠いな。
予定より長引き、そのまま直帰。
8時過ぎ帰宅。
テレビ観ながら、娘とお喋り。
君とはずっと仲良しでいたいと思ってる。


2005-09-22「ハイウェイ・バス」
なんだか、今日もバタバタしちゃったな。
13時間ほど会社にいて帰宅。
特にオモロ話も無い。
そうそう、昨日前の会社の後輩から電話。
みんなイロイロ悩んでんだな。
会社って、仕事ってなんなんだろうね。
カーネーションがハリケーンなる会社を設立したんだって。
メジャーから離れて、自分達でやる。
佐野元春やムーンライダーズ、曽我部恵一も既にそう。
それは正しいと思う。
音楽家は音楽を作り、その音楽が素晴らしいと思ったら僕たちは金を払ってCDを買い、ライブに出かける。
その金は音楽家の元に入って、また音楽が作られる。
単純な話だ。
レコード会社なんていらないよ。
とまぁ、そんな単純なことではないんだろうけど、でももうそっち目指すべき。
自分自身も含めてそんなこと考えたり。
う〜ん。会社って、仕事ってなんなんだろうね。


2005-09-23「燃え殻」
休日。
娘の運動会の日。
が、朝起きてきた娘は「お腹がイタイ・・休みたい」と言い出す。
実は一昨日も昨日も休んでいたのだ。
お弁当ももうできてるがしょうがない。
なんつーか、まぁキビシー話だ。
で義母、義父が来て、とりあえず見学だけでもと娘連れて学校へ。
見学してた娘、やっぱり参加したくなったようで「もう直った」と途中参加することに。
なんつーか、難しいもんだな、子供って。
とりあえず結果オーライということでビデオカメラ片手に学校へ。
同じくカメラ片手のめんちかつさんと遭遇。
「ボロフェスタ行くんですか?」とか「カーネーション、会社設立しましたねぇ」とか「西村哲也さんのライブ良かったらしいですよ」とか、およそ運動会には似つかわしくない会話。
ちなみにわが娘と、めんちかつさんとこの息子さんは同じ白組でした。
何だかんだいって、娘元気にリレーに参加。
まぁいろいろ心配させてくれる。
ここんとこ子育ての難しさを痛感。
どうすればいい?って、8歳だったころの自分に問い掛けてみたり。
帰宅した頃には、娘すっかり元気。
同じマンションの友達ともう遊んでる。
で一人、散歩。
パルコに寄ってウロウロ。
ダブルポイントのタワーレコードで10枚組、1460円という超破格値のジャズヴォーカルのオムニバス盤購入。
紀伊国屋で雑誌数冊立ち読みして、洋服見たり、カーネーションと林家正蔵のチケット買ったり。
なんだか、やけに疲れたな。
久しぶりにお風呂に湯をはって、娘とゆっくり浸かる。


2005-09-24「スペードのエース」
8時起床。
特になんてことない日。
のんびり娘と朝食。
さて今日はどう過ごそうかと思ってたら、いつもの娘の友達が遊びに来る。
同じマンションで、1年生。
娘と同じく一人っ子だから休みの日になるとやってくる。
ここだけの話、僕は苦手なんだよ、この娘。
すごく元気で人見知りしない子なんだけど、そこがヤダ。
僕は言っとくけど全然子供好きじゃない。
娘はかわいいけど、よその子はかわいくもなんともねーよっ!
あー、すっきりした。
が一応大人なので、遊ばせとく。
確かにもはや娘もお父さんと遊ぶよりは友達と遊ぶほうが楽しいだろうし。
しかし全く託児所じゃないんだから。
結局俺は遊ぶ二人を気にしつつ、部屋で本読んだり音楽聴いたり。
うぅ出かけたいのに。
昼、一旦帰らすが、「ご飯食べたら、また来るから」だって。
来なくていーよっ!
まっ、一応大人なので口にはしないが。
で娘と昼ごはん食べ終わると、ほら来た。
3時のおやつ片手にって、向こうの親も完全にこっちに預ける姿勢じゃねーかっ。
妻は午前、午後とバイト掛け持ちだし、結局ずっと見てなきゃいけないの俺なんだからさー、もうっ!
午後からは、さらに同じマンションの子供追加。
保育所扱いかよっ。
ま、勝手に遊んでるからいいんだけど、それでもほっといて出かけるわけには行かないし、一応目の届く範囲に居とく。
今日の予定総崩れやがな。
ちょうど、注文してたAmazon独占販売のカーネーションのライブ盤「Runnin' Wild Live」が届く。
待ちに待ったよ。
部屋で爆音で聴く。
おぉカッコイイ!ハード&ワイルド&キャッチーな「スペードのエース」から始まる、あのライブの興奮が蘇る。
部屋で聴いてても、身体中の血液がふつふつと沸騰してくる。
ついに音源化された「PARADISE EXPRESS」には、もうどうにでもしてくれ!って感じだ。
身体が完全に浮き上がってくるよ、もう一発でここじゃないどこかに連れてってくれる。
まるで中学生の時みたい、興奮して何回も何回もリピート。
パラダイス行きの特急に乗り込むんだ!
でビデオで、録画したまま見てなかった映画「落下する夕方」見る。
会津直枝監督、原田知世主演の98年作品。
えーっと、退屈な映画。
原田知世、渡部篤郎、菅野美穂3人とも全然悪くないんだけど。
なんつーか、「だから、何?」というか。
映画館で観てたら全然違う感想だったかもしれないけど、残念。
見る側の集中力も今日は良くなかったから。
で、やっぱりカーネーションまた聴く。
「PARADISE EXPRESS」何回聴くんだ、俺ってぐらい聴く。
今も、まぁ聴いてんだけど。
「考え込む前に/俺を見て笑って」
最高だな、カーネーション。
行こうかどうしようか迷ってたボロフェスタも即チケット予約する。


2005-09-25「ドラゴン・シャフト」
昨晩は、ビデオに録画したまま観てなかった竹中直人の会98年公演「水の戯れ」観る。
脚本・演出は岩松了、出演は竹中に樋口可南子、串田和美、尾美としのり他。
竹中演じる仕立て屋、樋口演じるその亡弟の妻を軸に描かれる大人のメロドラマ。
いや、不条理劇というべきか。
ただ空回り、すれ違う想い、妄想にも似た誤解、疑いの果ての狂気。
傷つくことを恐れるあまり、人を傷つけてしまう。
大人になればなるほど、本心は胸の奥底に隠されていく。
これがまた後味悪い終わり方なんだ。
見終わった後、黙りこくってしまうような。
岩松了恐るべし。
それと樋口可南子の凄みにはびびった。
で9時起床。
娘と妻は近所の友達らと子供会へ。
さて、しばしの自由時間、何しようかと考えるが、小遣いもらってまだ3日目だというのに既に金欠の香りが。
映画観るにもこういう時に限って時間が合わない。
でまた録画したまま見てなかったシリーズということで山田洋二監督「たそがれ清兵衛」観る。
今更ですが、しみじみといい映画。
真田広之が、またこういう実直な男を演じさせたら上手い。
で宮沢りえですよ。
くーっ、ホントに彼女はいい女優さんになった。
声のトーンがたまらなく好きだなぁ。
で妻からメール。
「ご飯食べてくるから、テキトーに食べといて」だって。
いつもテキトーに喰ってるよ。
うぅ、宮沢りえちゃんみたいな嫁はん欲しなぁ・・。
昨日の残りの味噌汁と冷ご飯でおじや作ってテキトーに食べる。
テキトーな昼食がまた似合うな、俺。
ソファでボケーとテレビ観てたらつい寝てしまう。
まぁたまには昼寝もいいか。
そんな一日。


2005-09-26「PARADISE EXPRESS」
休み明け月曜。
朝の8時半からカップラーメン食べる10分の昼休みはさんで、夜9時過ぎまでノンストップで働く。
がなんだか全く片付いてないじゃん・・とあきらめモードで帰宅。
今日の音楽はもちカーネーション「Runnin' Wild Live」。
どんなに疲れてても、パラダイス行きの特急に乗り込めば、気持ちは晴れる。
なにもかも忘れて、その音の波にのまれる。
どうしてこんなに胸が熱くなるんだろう。
もう泣きながら笑った。
まだこんな気持ちになれる音楽と出会えるなんて、夢みたいな話じゃないか。


2005-09-27「Garden City Life」
さて、今日もバタバタと仕事して11時帰宅。
思えば数年前は毎日こんなだったっけ。
ほぼ2年間ぐらい毎日終電だったもんな。
歩いて帰れる分、当時よりは随分楽だ。
ハードだけど、気持ちは疲れてない。
新しい仕事を覚えていくことは嫌いじゃないかも。
要領は悪いし、(脳みその)容量は少ないが、息切れしない程度に。
帰って、ユンケル代わりにカーネーション「PARADISE EXPRESS」を聴きまくる。
今、まさにね。
「俺の基準は/切なさ」。
僕の人生のテーマソングに認定してもいい。


2005-09-28「燃え殻」
今日も要領悪く仕事。
で11時帰宅。
さて今日聴いてた音楽は、キリンジ・掘込泰行のソロプロジェクト、馬の骨「馬の骨」。
キリンジよりラフな仕上がり。
でもパーソナルなシンガーソングライターものって感じでもなく、だからこその「馬の骨」名義なのかな。
キリンジ聴くと、いつもその出来すぎぶりに唸っちゃうんだけど、このアルバムは、なんだろう不思議な違和感みたいなものが残る。
そこに引き込まれ、「めっちゃいい!」という風でもないのに、なんか気になる。
とにかくどこがとは言えないけど「変」なアルバム。
1曲、1曲はキリンジほどひねくれてないし、毒も無いのに。
うーん、これまだまだ楽しめそう。
そうそうこのアルバムでも渡辺シュンスケ氏がいい仕事してます。
しかしジャケットが「変」だなぁ・・。


2005-09-29「人類の進歩と調和」
今日も仕事・・ってこればっかりだな。
サラリーマンだもの、働くのは当然。
ま、今までナマケモノ過ぎたので。
「きつねどん兵衛」の昼食。
こんなうどんでもウマイと感じる。
好きな飲み物は「かつおダシ」。
なんだか、よくわかりませんが。
今日、聴いてた音楽はcapsule「Lounge Designers Killer」。
なんつーか、こ憎たらしい音楽。
ハッピーでチャームなポップミュージック。
ピチカートと比較されることが多いようだけど、基本的に全く違うタイプの音楽。
これは似て非なるモノ。
こっちも嫌いじゃないけどね。
おしゃれでセンスが良いポップ職人。
その分、ポップミュージックが好きなんだ!って感じがほとんどない。
だからちょっと、こ憎たらしい。
でもこういうキラキラした音聴いてると、確かに胸弾む。
タイガーズ優勝!って全く興味ありません。
つーか、野球のルールすらワカラナイ男なので。清水ミチコのネタで「野球がよくわからない人に聞こえる野球中継」(「バッターボックス、すべりこみセーフ、ふりかぶった、帽子かぶった、ノーランすべりこみから空振りセーフ!場外ノーリアクション!」とか、とにかくこんなふうに聞こえるんだよっていう爆笑ネタ)ってのがあるが、まさにそんな感じ。
そうそう、野球って9人でやるもんなんだってね、マスクしてるのがトッチャー・・じゃなくってキャッチャーだったっけ。
でバッターは敵なの味方なの?ま、そのレベル。


2005-09-30「道々」
さて、今週は多忙だったが、もう今日は無理矢理6時に退社。
で大阪までライブ観にいく。
あがた森魚とラリーパパ&カーネギーママ。
嬉しくなる組み合わせ。
どんなに楽しみにしてたか!
が素晴らしい演奏だったのに、大変勿体無かったんだな、これが。
詳しくは明日の日記で。
訳あって今(深夜2時半)帰宅。
疲れちゃったので今日の日記はこれまで!


2005年10月上旬の日記へ


今あなたがご覧になっているHPは「OFF! 音楽と笑いの日々」です。
引き続きお楽しみ下さい。