2005年6月下旬


2005年6月下旬の話・・・
日記をブログ化してもう半年。毎日書くということで結構垂れ流しな感じで書いてるんだけど、こうして後からまとめ読みしてみると、かなり内面吐露してますね。ま、自分ドキュメントですから。


2005-06-16「スリーパー」
えー、すいません。
明日4時起きなもんで今日は寝ます・・。
日記になってないじゃないか!明日は、たっぷり書きます。


2005-06-17「マジック・カーペット・ライド」
予告通り朝4時おき。
目覚まし2台、携帯2台をフルにセットしてたけど、よくできたもんで3時57分にキレイに眼がさめた。
で今日は一日イベント仕事でとにかく暑い、眠い・・という感じで。
それでもまぁ無事終了。
こんな日はまっすぐ帰ればいいものの、ここんとこのブルーと今日の疲労を爆発させたい気分になっちゃう。
で会社帰り、大好きな友達と京都で呑み。
普段、多くの人と話す。
でもどこか自分の言葉じゃない。
溜まるフラストレーション。
100%嘘の無い言葉で話たいと思う。
だから今日みたいに100%嘘の無い言葉で話せる友達が居て、おいしいお酒と料理があれば、もうどんなブルーも肯定しちまえるぐらい気分は晴れる。
何を話ししてるってわけでもないけど、そこにいる自分は自分以上でも以下でもなくて紛れの無い自分なのだ。
明日も仕事なんだけど、話はつきず結局12時近くまで。
それでもまだ話たりないんだから、面白い。
とにかく、こういう夜があれば生きていける。
今日は人生のベストに入るいい夜だった。


2005-06-18「世界は1分間に45回転で廻っている」
7時起きで仕事。
今日もイベント仕事で丸々一日。
結局帰宅したらもう夜の10時。
で「MUSICAL BATON」は、ホントにもの凄い勢いで拡がってるなぁ。
めんちかつさんとこから回ってきて初めて知ったんだけど、この2,3日で巡回してるブログほぼやってるもんね。
いや、おもしろい。
音楽好きがこんないっぱいいるんだってちょっと嬉しくなる。
でやってみましたMUSICAL BATON
■Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
47MB。
PCで音楽聴く習慣は無いので。
キョンキョンといとうせいこう、ロジャニコ、ゲントウキがなぜか入っていました。
iPod欲しい・・。
■Song playing right now (今聞いている曲)
今日の通勤中に聴いてたのは原田郁子の「ピアノ」。
「たのしそう かなしそう」が気分だったので。
そして今まさに聴いてるのが矢野顕子、大貫妙子、奥田民生、宮沢和史、鈴木慶一の「LIVE Beautiful Songs」のDISC2で、ちょうど鈴木慶一の「Beautiful Beautiful Songs/ラ・ラ・ラ」が流れてる。
MUSICAL BATONにぴったりの曲だな。
■The last CD I bought (最後に買った CD)
カーネーションの「LADY LEMONADE」。
あと柳家喬太郎と昔昔亭桃太郎の落語CD。
最近はサンプル盤を聴かせてもらうことが多くてあんまり買ってないような。
■Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me(よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)
「瞳はサンセット・グロウ」Shi-Shonen
戸田誠司・福原まり・渡辺等・友田真吾が在籍したShi-Shonenが細野晴臣率いるノンスタンダード・レーベルから発表した4曲入りミニアルバム「Do Do Do」からの一曲。
この曲をはじめて聴いたのは85年12月15日の夕方(当時、レコードは発売日の前日に買う!をモットーにしてたので)で今でもその瞬間ははっきり覚えてる。
聴く人によっては、なんてことのない、ありふれたポップソングかもしれないが、14歳だった僕はこの曲に「音楽の魔法」をかけられたのだ。
ホントに何の変哲も無いポップソングなんだけどね、好きとしかいえない。
「ボクハナク」ムーンライダーズ
ムーンライダーズ86年作「Don't Trust Over 30」は間違いなく「人生変えられた」アルバム。
このアルバムの曲は全部特別な思い入れがあるんだけど、まぁ一番聴き倒したのは鈴木博文作のこの曲。
乾いた博文氏のヴォーカルに若き直枝政広氏のヴォーカルが絡む男泣き必至の名曲。
15歳だった僕にセンチメンタリズムを植え付けた罪深い曲でもあるなぁ。
「メッセージ・ソング」ピチカートファイヴ
85年のデビュー盤「オードリ・ヘップバーン・コンプレックス」から01年のラストアルバム「さえらジャポン」まで全部リアルタイムに聴いてきたから、ピチカートは「特別な思い入れのある」バンド。
87年の「皆笑った」にしようか88年の「これは恋ではない」にしようか、はたまた89年の「衛星中継」にするか、いやいや90年の「セックス・マシーン」か。
91年の曲は全部が全部好きだし・・・となってしまう。
でもやっぱりこれだ。
96年冬の一曲。
26歳の僕はこの曲を胸に父親になった。
「OOH!BABY」カーネーション
カーネーションは現在進行形で思い入れたっぷりのバンドです。
なにせ人生のサウンドトラックなので。
02年はもうめちゃめちゃにへこんでいた時期でこの曲にどれだけ救われたか。
そしてこの曲に導かれるように、32歳の僕は10年勤めた会社辞めて転職。
新たな一歩を踏み出したのだ。
「unknown」
4曲はすぐ決まった。
さぁ残り1曲。
がこれが候補曲こそ山のようにでてくるが絞れず。
ならばあえて、後1曲はこれから出会うであろう未来の1曲に想いを馳せよう・・。


2005-06-19「サマータイム・サマータイム」
昨晩は夜更かししすぎて午前4時就寝。
で今日は9時起床。
朝からビデオで「タイガー&ドラゴン」いよいよ来週で最後か。
それから友達に借りたままになってたDVD「彦馬がゆく」観る。
もちろん演劇は生で観るものだけど、実際地方住まいだったりするとなかなか自由きかないものなんだよね。
だからDVDはありがたい。
DISC1枚目観終わったところで、ばあちゃんとこにお泊りしてた娘を迎えに行って、また帰ってきて昼食。
冷凍のあぶらげと残り物の天かす使って丼を作って食べる。
なんたるビンボー料理。
で娘はまたマンションの友達と遊びに出たので「彦馬がゆく」DISCの2枚目を観る。
見応え有り。
坂本竜馬を演じた松重豊氏が素晴らしくいい。
しかしなんだか蒸し暑いな。
結局夕方に買い物に行っただけであとはダラダラと過ごすことに。
そんなもんだ。


2005-06-20「I SAW THE LIGHT」
今日も暑い一日。
夏が来ると思うとちょっと憂鬱になっちゃう。
人の心ってのはもろくて、弱いものだ。
鼻先をかすめる程度のちょっとした風に、心は揺れ、乱れる。
そんな時は本屋に行く。
棚に並んだ文庫本の背表紙をゆっくりと目で追っていくと、一冊、一冊が未知の世界に通ずる扉に見えてくる。
そしてその向こうにとてつもなく広い宇宙が見える。
宇宙の前では自分なんて、ほんのちっぽけな塵で、もうどんなことも「どうってことねぇですよ」って気分になれる。
通勤の音楽はトッド・ラングレン70年作品「Runt」。
僕が生まれる3ヶ月前に発売されたアルバムだ。
メロウでポップでアヴァンギャルド。
「個」の宇宙から生み出された音楽、繊細さと強さが同居してる。


2005-06-21「paingiver」
今日は代休とる。
でも7時起き。
朝から娘、「お腹が痛い」と愚図る。
結局学校はお休みして病院に連れて行く。
寝冷えしただけのようだが、去年にも同じように愚図って2,3日学校を休んだことがあって、メンタルななにかなのかと心配。
普段は「学校、楽しい」といって友達らと問題なく学校に行ってるのに・・。
自分が子供の頃のことを考えてみたり。
うぅ、この先もイロイロと心配かけられるんだろうな。
ホント、オロオロするばかりの情けない親父だけどね。
で娘寝かして、一人ビデオ。
もう、随分前に録画して見てなかった三谷幸喜作、松本幸四郎、市川染五郎出演「バイ・マイ・セルフ」観る。
一人の役者と、その役者の伝記を書くことになったゴーストライターの間で繰り広げられる喜劇。
幸四郎さすがに上手い、それでいてお茶目。
嘘と誤解が積み重なる三谷お得意の展開、ま、小品ですが。
で夕方から大阪へライブ観にいく。
鈴木祥子@バナナホール。
バックバンドはカーネーションということで期待大。
この前の「音楽感謝」でのステージも良かったしね。
で結論から言うと、ちょっと残念なステージだった。
一曲、一曲のクオリティ、気迫はとてつもなく素晴らしかった。
「水の冠」「ラジオのように」といった旧曲はカーネーションとのコラボで新解釈のかっこいいロックナンバーとして生まれ変わってるし、「忘却」「BLONDE」という最近の曲は、緊張感みなぎるパーフェクトな演奏で、言葉ではとても追いつかないぐらいの音の塊を見せ付けた。
なのに、なのに、点が線にならない、面にならない。
ステージング、構成の問題。
またバナナホールというハコの問題(なぜオールスタンディングにしなかったのか)、そして鈴木祥子自身あまりにテンパリすぎてたんじゃないか。
「ホントに楽しんでる?」という言葉、途中でストップされた演奏、自ら観客を切り捨てるような場面が何度かあり、ステージと観客が終始噛み合わなかった。
結果、観客が気を使いながらノるという状況が生まれて、演奏が良かっただけに残念でならない。
次回、きっちり落とし前つけて欲しいな。


2005-06-22「わたしの望み」
つくづく昨日のライブは惜しかったなぁ・・と朝から思いながら通勤。
いい演奏だったのに、勿体無い。
鈴木祥子&カーネーションは今や現役最高峰のロックバンドなんだよ、それは間違いない。
それとアンコールでやったカーネーションの最新曲「パラダイス・エクスプレス」はド名曲。
これはシングルきってドカンとぶちかましてもらいたい。
で今日は仕事絡みの寄り合いの会議があって合気道休み。
なんだか小難しい話で、むしろ合気道で汗かくほうが良かったな。
つくづく俺って「ビジネス」に興味ないんだよなぁ。
もちろん、金は必要だ。
いつも赤字でピーピー言ってるし、もらえるならいくらでも貰いたいよ。
でもいかんせん興味ないんだ。
ん?金に興味がないんじゃなくて労働が苦手なだけか。
生きるためには金がいるし、労働しなくちゃいけない。
けど生きるってことの意味はそこになはい。
なんだか、よくわかんないね。
そして通勤の音楽は鈴木祥子「Love,painful love」。
名盤なり。・・・にしてもつくづく昨日のライブは(最初に戻る)


2005-06-23「Asian Lullaby」
娘「宿題忘れた!」といって朝から大急ぎで漢字の書き取り。
ホント、誰に似たんだか、この娘はやけに呑気なところがある。
自分はどーだったかなぁと思い出すが、宿題忘れたことはなかったなぁ。
子供の頃から小心で臆病者だったから、帰ってすぐ宿題とかやらないと不安で遊べなかった。
もう全部先に済ませちゃって、夜はゆっくりしたかった。
お風呂入って布団の中に入ってからが至福の時。
小学2年の頃には、布団に入って本を読むってのが習慣だった。
枕もとのスタンドの灯りだけつけて過ごす時間。
思い出すとちょっと甘い感じさえするよ。
昼は吉野家の新メニュー「豚生姜焼き定食」480円。
普通においしい。
願わくはあと50円安かったら・・いや、十分安いんだけど。
通勤の音楽はbonobos「electlyric」。
音楽に誠実な音楽。
それだけで嬉しい。
今日の夜風は少し生暖かくて、吹かれると皮膚の上に湿った空気の層が積み上げられていくよう。
この感覚というのはある種とても日本的なのかもしれない。
日本という土壌や気候が作り出した皮膚感覚。
いや、なんでこんな話になったかというと、bonobosの音楽がしっくりくる感じってそれに似てる。
ま、どちらにしろ「あの言葉、あの光」を聴いてると、ひどく優しい気分になるな。
枕もとのスタンドの灯りだけつけて、ゆっくり聴いてみたい。


2005-06-24「フルーツみたいな月の夜に」
そんな訳で金曜。
早速だが仕事後、大好きな友人達と楽しい飲み会。
楽しくておいしくて、ちょっと飲みすぎてしまってベロベロに。
あぁ楽しい。
12時前までひたすらバカ話。
自分は幸せ者だなぁと思う。


2005-06-25「まぼろしの街角」
さすがに昨日は呑みすぎた。
いや、量は呑んでないけどすっかり酔っ払ってしまった。
それでも一応日記を書くという習慣は身についてる。
で今朝は9時起き。
娘に目玉焼き作ってあげて一日が始まる。
朝からビデオで「タイガー&ドラゴン」最終回。
通しで観て、長瀬や岡田、阿部サダヲ、荒川良々etc・・といたが、結果「西田敏行」は凄い!ということだな。
クドカンmeets西田敏行なドラマと言っちゃってもいいかもね。
小虎と再会して腹出して泣きじゃくる西田敏行を観た時、「これにはかなわねぇや!」と思ったな。
昼はおにぎりを作る。
昨日呑みながら、なぜか「おにぎり」の話になって「三角は得意だけど俵型にするのが苦手」と握る形してみたら、友人から「その握り方に無理があるのでは」と指摘された。
あくまで三角握りを基本に、上部の山の部分を平たくすることで俵型にしてきた。
こうすると身体に対して「おにぎり」が垂直になるのだが、そうじゃなくて身体に対して平行になるように握ればいいんじゃないか、と。
なるほど、確かに理にかなってる。
で早速実践。
炊飯ジャーに残っていたご飯を使って計12個の俵型おにぎりを握ってみる。
なんだ、簡単じゃないか。
34歳にして「ガッテン!」である。
昼、娘は友達達と遊んでいるので、一人自転車に乗って図書館覗く。
いや、買ったままでまだ読んでない本、友人に貸してもらった本など大量にあるのだが。
特に何を借りるでもなく本棚巡回して気になる本を数冊パラパラ。
その後、TSUTAYAに寄って雑誌読んだり中古盤眺めたり。
特に収穫も無く帰宅。
娘はマンションでまだ友達達と遊んでる。
部屋で藤子F不二雄「未来の想い出」読む。
F先生お得意の「時間」を使った少し不思議話。
ビター・スィートな味わい。
もう一度、やり直せるなら・・・そんな風に人生を回顧することもある。
あの時、あの一言を口にしていたら、人生は変わっていたかも・・とかなんとか。
でも今、この時間、こうして日記書いてる自分も悪くない(と思うようにしてんだ)。
さて夕食は何にしようかと冷蔵庫物色。
しかし暑くてなんかメンドーだな。
とりあえず豚肉があったので生姜焼きだ。
貰い物のじゃがいもが大量にあったので付け合せはポテトサラダ。
きゅうりは塩こぶと和える。
もう一品欲しいとこだが、いいや。


2005-06-26「On A Holiday」
8時半起床。
朝から「考えるヒトコマ」「ガキの使い〜」「松紳」などビデオで。
それから「業務スーパー」へ買い物。
「冷凍豚バラスライス」が切れていたので買う。
これがあると、どれだけ心強いか。
しかし、こんなことばかりやってるから、女性から「親戚のおばちゃん的キャラ」などと評されてしまうのだろうな。
軽くショックなんだけど。
「豚バラスライス」に想いを馳せる、男のダンディズム・・わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ・・ってそんなものあるわけないよ。
昼はそばを茹でて、残りのごはんはおにぎりに。
俵&三角おにぎりを作り分ける。
ますます、親戚のおばちゃんやん。
新聞に「奥崎謙三」死去の報。
奥崎謙三の名前を最初に知ったのは16の時だったか。
原一男監督「ゆきゆきて神軍」の紹介記事を「宝島」で読んだとき。
凄いインパクトだったな。
実は映画観てないんだけどね。
で滋賀会館シネマホールへ映画観にいく。
最終上映日だったので観ようと思ってた原一男監督「またの日の知華」。
これまた凄い偶然。
映画は原監督初の劇映画で4人の女優が一人の女性を演じるというもの。
体育教師だった女性が流れ流れて、最後売春婦となって殺されるという実話を基にした話で、もう10年近く前、何かのインタビューで原監督がその構想を語ってたのを覚えてる。
で映画なんだが、これが実に日本映画的なというか昭和な香りプンプンで、ま、日曜の昼間に観る映画じゃないね。
高校生の時に深夜テレビでふいに観てしまって、暗い気持ちになったATG作品みたいな、と言いましょうか。
身体の奥底からドロっと出てくる欲望の汁、さすがにそこまで踏み込めませんでしたね。
ハンサム怪優・田辺誠一がまたダメな男演じてて、もうどこに向かってるんだ!と言いたい。
ま、追いかけますよ、こうなったら。
で帰って「わらびもち」のおやつ食べて部屋で音楽聴いたり、パルコ覗きに行ったりという休日。
ところで、山川豊と木の実ナナと黒谷友香が共演してるニンニクなんとかのCMが気になってしょうがない。
「3人の共通点を挙げなさい」という問題を出された日にゃ、完全にお手上げだ。
そしてなぜに山川豊がフロント。
ソフトな歌声はちっともニンニクパワーを感じさせないんだけど。
まだ鳥羽一郎の方が理解できる。
しかし、なぜにあの3人?考えれば考えるほど、夜も寝られなくなっちゃう。


2005-06-27「とおりは夜だらけ」
朝からめざましテレビに南海キャンディーズ。
1年前「南海キャンディーズ、M-1出場間違いなし!」と言っては鼻で笑われていたものだが、どうよこの人気ぶり。
消費されすぎないで欲しいものだ。
しかし今年はパッとするニューカマーが出てきてないなぁ。
ABC漫才コンクールで優勝した女性コンビ・アジアンは露出が増えることで安定度も増し、かなり力つけてきてるのでM-1はかたいんじゃないか。
それぐらいでしょうか。
今日も暑い。
言ってどうなるもんでもないが言わずにおれない。
昼は、はなまるうどんでしょうゆうどんとおにぎり。
しゃきっと冷たいうどんに限る。
冷やしうどん風呂に入りたいね。
夜、得意先の新入社員歓迎会に出席。
ちょっと気を使いつつ呑む。
月曜から呑みたい気分じゃないんだけどね。
ま、デザートが出たから良しとしよう。
外は蒸し暑い。
星のない夜空。
夜風に揺れる街路樹と走り去る車。
暑いなぁ・・と呟いてみる。
言ってどうなるもんでもないけど。


2005-06-28「雨をみくびるな」
朝から娘、怒られて大泣き。
どうして女親ってあんなに容赦ないのか。
別にたいしたことでもないんだが、泣き止まない娘をひたすらなだめて、学校まで送っていく。
なんだか、どっと疲れてへこたれそうになる。
朝から太陽は容赦なく照り付けやがるし、楽園ってどこにあんのかな。
帰り道、友人と駅で別れて一人になった途端、雨が降りだす。
夏の夜の雨は容赦なく降りやがる。
俺の小さい折り畳み傘は役立たずだ。
でもその役立たずを手放すことも出来ない。
汗と雨でスーツが身体に貼りつく。
頭の中のBGMはカーネーションの「十字路」。
「十字路の孤独な黒い鳥/くたばるなよ/おれも同じなんだ」


2005-06-29「体温と汗」
雨が降ったり止んだりの一日。
アスファルトに雨粒が叩きつけられたかと思うと、一転して太陽の光が暴力的なまでに照りつける。
今日は合気道ディ。
道着を着て、道場に突っ立てるだけでも汗が出てくる。
準備体操の時点でダラダラと流れる汗。
2時間後にはすっかり思考能力も低下してる。
ダメだ。
今日は文章が出てこないや。


2005-06-30「5thWHEEL2theCOACH」
昨日、ネットで注文していた昔昔亭桃太郎「受験家族/寝床」が届いたので、今日は落語聴きながらの通勤&外回り。
バカバカしいにもほどがある内容。
「古典が壊れちゃうじゃねぇかっ」とセルフ突っ込みを入れつつ、ナンセンスかつくだらなすぎるくすぐりが連発される「寝床」に感涙。
昼、支局のFさんとランチ。
昔ながらの食堂、茄子の煮付け、マカロニサラダ、ソーセージのソテー、味噌汁にごはん。
ついついとりすぎちゃう。
で支局でコーヒー。
Fさん、事務の女性に言う冗談の一つ一つがデリカシーのかけらも感じさせなくて笑う。
もちろん本人は親しみをこめての、徹底的に悪気が無いというところがオモロ。
一歩間違えたら根本敬の漫画に出てくるような人だなぁ。
会社帰りタワーで電気グルーヴ×スチャダラパー「電気グルーヴとかスチャダラパー」購入。
やっぱり同世代としては買わなきゃね。
なにがDefTechだってな気分で。
中学生の時、アディダスに身を包んだ「いとうせいこう」がタイニーパンクス(藤原ヒロシ&高木完)を引きつれ「日本語のラップ」をクールに決めていたのを観た時の衝撃。
ラジカルガジベリビンバシステムの公演タイトルがその名の出自である「スチャダラパー」はまさに「いとうせいこう(あるいはヤン富田)」チルドレンでそこからもう共感できる。
90年代、「WILD FANCY ALLIANCE」はまさに気分だった。
アノ頃のアノ空気、アノ匂い。
ちょっと甘酸っぱい気持ちになる。
今日は同じマンションのお母さん達と飲み会とかで帰ると誰も居ない。
いや、いつもこっちは好きに飲んでるので、どんどん飲みに行ってもらって結構。
というか大歓迎。
で何作ろうかなと冷蔵庫物色も何もない。
やきそば用茹で麺が一袋あったのでヤキソバにする。
使いさしのキャベツとたまねぎがちょうどいい具合に残ってる。
そしてこんな時に重宝するのが「冷凍豚バラスライス」なのだ。
ヤキソバをおかずに冷ごはんを食べる30男の図は、情けなく侘しいかもしれないが、本人はむしろ嬉しかったりするのだ。


2005年7月上旬の日記へ


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