2000年8月上旬

8月。はやいもんだ。で今日から4日間は京橋でコンピューターの研修会。9時半スタートなのでいつもより30分遅く起きる。とはいっても7時には起きてるんだが。

久々に早く帰って、テレビつけると何やら松山千春がえらそうなことを言ってる。そんな千春を見た娘が言った「とうちゃん、見て！あたま、つるつるや。この人、あたま、つるつるやでぇ！」。千春の人格も何もかもを無視した、ストレートな発言に子供の残酷さを見たね。

でチャンネル替えると、はげヅラをかぶり坊主に扮した「えなりかずき」が。娘がぽつりと漏らす「この人も、あたま、つるつるやなぁ。おんなじ人かなぁ」。とりあえず「おんなじ人かもね・・」と父は答えるのであった。

帰りに本屋でみうらじゅん「とんまつりJAPAN」購入。装丁はなんと横尾忠則！でレコード屋でオリジナルラブ「ビッグクランチ」購入。

研修の為、早く帰れるので楽だ。が帰ってみると家族は留守。こんな時に限って鍵を忘れていた。妻の実家に電話すると、妻が出た。「お祭りやってるから、もうちょっとしたら帰る」とのこと。しょうがないので近くのレストランで時間潰す。コーヒーだけってのも悪いから、珍しくというか、一人で飲むのは初めてじゃないかというビールを注文。小海老の天ぷらをおつまみに一人飲む。持っていた、小林信彦「ムーンリヴァーの向こう側」を読了する。

で小林信彦「ムーンリヴァーの向こう側」だが、これまた良かった。下町の女と山手の男。若く謎めいた女に翻弄される人生に諦めかけた個人主義の男。まさに小林文学って感じ。感触としては「イーストサイドワルツ」に近いが読後の爽快感はこっちのほうがある。もしこれを映画化したらなんてことを考える。俺がプロデューサーなら、市川準監督、中山美穂と小林薫主演でってとこかな。

テレビで「二人のビッグショー」野口五郎＆研ナオコというカックラ世代にはたまらん組み合わせ。ゆる～い笑いが心地よい「19：00の街」やら「オレンジの雨」といった筒美京平作品がたっぷり聴けたのも良かった。ラストナンバーは二人の師匠筋である堺正章の「さらば恋人」という粋な選曲。「カックラキン」再放送してくれないかな。

日曜。飲み会に出かける。ま、いつものメンバーで暑気払い。今回は卒業以来会ってなかった後輩と8年ぶりに再会。今は横浜で小学校の先生やってるとか。いや、いや、時代は変わる。普通ならもう会うこともなかっただろうが、友人達とはじめたHPがきっかけでまた出会えたわけだ。でみなで大いに飲んで食べて楽しい時を過ごす。2次会はいつものグラナダへ。さすがに日曜の夜。客も我々だけ。明日は仕事なので早く帰ろうと思ったが、やけに話が盛り上がり結局、家に帰り着いたら日付は変わっていた。

最近、目いっぱい働いている。帰り着いたらいつも11時とかそんな感じで。全くタフじゃなきゃやってられない。でも営業の時と違って妙なストレスたまらないのでいいが。

やっと盆休み。家族とともにと思ったら、娘はじいさん、ばあさんに拉致され、妻はバイトに。寂しいような嬉しいようなというとこ。で自由時間に行くとこといえば、やっぱり本屋とレコード屋ぐらいなわけで。早速、自転車にまたがりパルコまで。楽器屋、本屋、レコード屋をくまなく。本屋では雑誌「ストレンジ・デイズ」と藤子不二雄A「愛・・・しりそめし頃に」3巻購入。タワーでは「デマゴーグ」のライブで気に入ったママスタジヲのデビュー盤「デキルカナ？」とクラムボンのシングル「君は僕のもの」、なんとなくボサノバが聞きたくなったのでボサノバコーナーでMARISA MONTE「memorias,cronicas e declaracoes de amor」（長いな・・）をジャケ買い。で午後からはやり残した仕事しに会社へ。盆休みの日曜だというのに。で結局、打ち合わせとかいろいろしてるうちに夜8時過ぎ。疲れたよ。

でやっとほんとの休み。今日も午前中は娘と妻はいない。HPの更新したり、CD聞いたり。自転車でオーパまで買い物。ちょっとやりすぎな本屋「ヴィレッジヴァンガード」覗く。これといって掘り出し物はなし。でユニクロで500円のＴシャツを買い、食料品売場で昼食用にコロッケとか購入。ボケーっと「ごきげんよう」とか見つつ一人の昼食。でバイトから帰ってきた妻と娘迎えに京都の実家へ。

先週ずっと遅かったので寝顔しか見てなかった娘と久々に対面。あいかわらずかわいいやつだ。いっしょに風呂に入り、花火して、積み木で遊んで、絵本読んで、寝るまでずっと遊び続ける。

草津にある市営プールに行く。流水プールまである大きなプールだ。娘は最近何度かスイミングスクールに行ったので腕にはめる浮輪（なんて言うのかな？）みたいなのつけてばしゃばしゃと泳ぐ。でもまだ顔はつけられず。

結局盆休みは2日しか休めず。ちょっと働きすぎですな。