2000年4月上旬

***今月からちょっとスタイル変更。まさに「日々の泡」をどうぞ***

朝、何故かNHKで「ズッコケ3人組」見る。「ズッコケ」シリーズといえば小学校の学級文庫での一番人気だったな。で今日の話は3人が未来に行って未来の自分に会うって話。大人になった「もーちゃん」役が松村邦洋氏だったのは笑ったな。小学生のもーちゃんと並ぶと大人のもーちゃんの方が背低いじゃないか。


朝から京都は八瀬にある「森のゆうえんち」に出かける。「アンパンマンショー」があるのだ。広場で途中で買っていったパン食べつつ「アンパンマン」の登場を待つ。そういや、今から15年ほど前ここのステージで今は亡き女性ロックバンド「ゼルダ」のライブ見たっけ。それが今じゃ子供連れて「アンパンマン」って・・。でさすがにアンパンの旦那、子供に大人気だけあって広場は子供でいっぱい。選挙出たら当選するね。いや、支持層に選挙権ないか。でショースタート。内容は以前オーパで見たのと全く同じでやんの。余興用のネタ、この一ネタで全国回ってんだろうな。「クリームパンダ」の顔が落ちかけたのには笑ったな。でショーの後もメリーゴーランドに乗ったりしつつ遊んで帰宅。さすがに疲れる。


関係ないけど、カレーパンマンの後ろ姿って「ちんぽ」そっくり。・・・「ちんぽ」太字にすることないか・・


月曜から3日続けて夜は会議で遅い帰宅。家帰っても妻も娘も寝てやがる。一人でめしレンジで暖めて、弁当箱洗ってってやな生活だな。


会議を終え、会社を出る。「漠然とした不安」が体中に拡がっていくのがわかる。目の前にあるのは人生という不安の海だ。逃げ出したくなるが、生活なんてもの抱えてどこにもいけないでいる。大人になって、虚勢をはって、わかったような顔をしてる。でも俺は知っている。俺は子供の頃、兄とけんかしては泣き、母に叱られては泣いていた。毎日のように泣いていたただの泣き虫だった。俺は知っているんだ。今でも俺は、本当の俺は、あの頃のまんまだってことを。


小林信彦「イーストサイドワルツ」読了。久々に小説読んだな。でも小林信彦作品はやはりいい。隅田川をはさんで繰り広げられるとても切ない恋愛小説。氏が描く世間知らずでナイーブで個人主義な男の姿には共感を憶えずにはいられない。あと最も共感を憶えるのは女性に翻弄されるとこかな。僕はこと恋愛に関しては全くの初心者マーク野郎で、女心なんて奴はもう、全くわかんないのだ。そんなだから僕は今だに女性に対して甘い幻想を抱いてるんだな。だからすぐ翻弄される。自分の抱いた勝手な幻想に傷つけられたりしてね。恋愛修行に出たいと常々思ってるんだが・・。


会社帰りに本屋で立川談志「談志百選」購入。タワーで細野晴臣・久保田麻琴・照屋林賢によるユニット、KALABISA「Roochoo Gumbo Y2K」購入。


昼休み、会社の同僚となぜか「伊勢の名物・赤福はうますぎる」という話。時々、無性に食べたくなるんだよね「赤福」。あのあんこと餅の絶妙なハーモニー。赤福、最高!そんな気分だ。もう、これから先貰う旅行土産、全部「赤福」でかまわない。ハワイに行こうがパリに行こうが俺に土産くれるなら「赤福」にしてくれ。


「赤福」に対抗できるとしたら京都の「阿砂利まんじゅう」ぐらいかな。


組合のレクリエーションでフレンチの鉄人の店とやらに行く。カジュアルフレンチだそうだが、おいしいといえばおいしいし、そうでもないと言えばそうでもない。エスカルゴ初めて食べる。だから何だと言われれば何もないんだが・・。どっちにしろ僕はフレンチよりいなり寿司のほうが好きかな。だいたい僕が好きな食べ物と言えば、冷やご飯にたっぷりしょうゆかけた熱々の入り卵とか、これまた冷めた五目ご飯に「ごはんですよ」のせて、熱々のお茶ぶっかけたやつとかそういう類のものだからなぁ。

4月下旬の「泡」へ


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