2000年10月上旬

鈴木祥子のインストアライブ見に梅田のタワーへ。休日の昼間に家族置いてということで昨日からかなり妻にも嫌み言われというか怒られたりしつつ・・。そのかわり朝から娘連れて公園行ったり家族サービスしてんだからちょこっとぐらい許してくれてもねぇ・・。毎日めちゃめちゃ働いてるんだからわずか3時間ぐらいの時間くれてもいいんじゃないかねぇとか、どうなのよ?そこんとこ、女性たちよ。で、ま、結局行くんだけど。タワー到着。当然のごとく、友人M発見。でインストアライブ。わずか数メートルの至近距離でのライブはやはり迫力あるなぁ。ギター、ピアノ弾き語りで5曲。アコギを弾く鈴木祥子がこれまたかっこいいんだ。でやっぱ「イケナイコトカイ」にぐっときたなぁ。


ライブ後はサイン会。アルバムジャケットにサインしてもらい、どきどきしながら握手って中学生じゃないんだから、俺も。Mと二人でもう30になろうとする、しかも子持ちのおっさんがこんなことしてていいのか?と思わず苦笑。でも、もう俺もMも引き返せないとこまできてるんだろうな。


でライブ後、Mとお茶。二人で運営してるHPの打ち合わせとか諸々。こいつとの付き合いも長くなりそうだな。


で帰って妻と娘つれて寿司屋へって回転寿司のアトムボーイなんだけどね。朝からなぜか娘がアトムのお店に行きたいとうるさいので。でさすが日曜の夜。家族連れで大にぎわい。昼間家族置いて出かけたこともあって、おごらされる。少ないこずかいからの出費は痛い・・。でもこれ、家計から出しても結局俺が稼いだ金じゃないの?というようなことは決して言ってはいけないんだよね・・。


妻が録画していたFUJIWARAとシャンプーハットの番組「スピルバーガー」ビデオで。ケンドーコバヤシがやたらおもしろい。この人はいずれ出てくる。売れるという意味じゃないが。でも正直、しばらくは、もう吉本(大阪)の若手からはメジャーの一線で活躍する人はでてこないだろう。層は厚いが突出した才能が見受けられない。


これまた妻が録画していた「コロッケ20周年コンサート」の模様をビデオで。やはりロボ五木は笑う。ものまねという笑芸を一歩先の地平に持っていった功績は大きい。


で島田紳助、松本人志の新番組「松本紳助」はやはりチェック。ぞくぞくする組み合わせ。1回目はまだお互いさぐり合いというところ。紳助の懐の深さを感じる。松本がどれだけ踏み込むかが鍵だろう。


今週もひたすら働いて土曜日。会社帰りに本屋で「笑芸人」3号と本橋信宏「裏本時代」購入。タワーに寄って、さんざん迷ったあげくサニーディサービス「LOVE ALBAM」購入。


ビデオでナンバ一番館130R編、ダウンタウンDX、電波少年のスペシャル、ガキの使いなどひたすらチェック。


休日。妻はパソコン教室とかで外出。娘と二人。娘お気に入りの「パカパカの公園」(木馬がおいてある)に行って遊ぶ。ブランコ、滑り台、砂場と2時間フルコース。でこれもいつもの定番コースで近くのオーパでアイスクリームを。いつもは抹茶ソフトだけど、今日はぶどうのジェラートにした。ベンチに腰掛けのんびりと。ちょうど広場で餅つき大会やってて、振る舞い餅もらってぱくぱく。つきたてはおいしい。で二人で店内ぶらぶらして帰って食事。今日は卵どんぶりを作った。少食の娘が全部食べてくれたのが嬉しい。で今日は大津のお祭り。10基ほどの鉾が大通りを練り歩く。ミニ祇園祭りみたいな感じ。娘を肩に乗せてぶらぶらと。綿菓子買って、ボールすくいやって。


連休。みんなで草津の大きな公園に行こうということで弁当作り。結局、俺一人で作りきってしまった。が途中で雨が降り出す。しょうがないので琵琶湖博物館へ。ここ水族館があるんだが、なんせ淡水魚専門だから、見た目が実に地味。鯉とか鮎とか泳いでるんだが、水槽のとこに魚の説明といっしょにその魚をおいしく食べるためのレシピがついてるのも凄いが・・。


仕事は相変わらず忙しい。連日深夜の帰宅で寝るだけの生活。


本橋信宏「裏本時代」読了。かなり疲れているにも関わらず、あまりのおもしろさに帰りの電車で一気に読み終える。フリーライター本橋氏が80年代初頭にひょんなことから裏本という闇の世界と出会ったところからこのドキュメントを始まる。裏本の製造・流通の8割を押さえる会長と呼ばれる人物との出会いから一気にピンボールのように人生が転がり始める。裏の世界で成功をおさめた会長はその強力な裏の資金と流通経路を使って表の出版界に乗り出し、本橋を編集長に写真誌「スクランブル」を発行する。わずか半年で廃刊に至るんだけど、その顛末のあまりの濃密さ。でこの会長と呼ばれる人物がもうむちゃくちゃで実話だけに激おもろ。何千万という金を一日で稼ぎ出してた会長が最後には借金まみれになっちゃうんだけど、この会長、これで終わらない。この「裏本時代」から数年後、会長は BVDのパンツ一丁でビデオカメラをかかえて一気に表舞台に登場する。そう、この会長ってのはあの「ナイスですねぇ」の村西とおるなのである。この本、ほんとに激おもろ。映画化希望だな。会長役には役所広司を推薦したい。


日曜。今週も妻はパソコン教室なので、娘つれて地域の運動会へ。朝から玉入れ、綱引き、大縄跳びと出場。ちょうど娘と同じ年ぐらいの子供が多くて、娘も友達と遊べるってんで大喜び。しかしこういうところでお父さんとしてはなんか居場所なくて困る。奥さん方の会話に混じるのもどー考えても変だし、かといってお父さんたちもみんなそんなに親しいわけでもないし・・。子供達が遊んでるのを見てるのは楽しいが。夕方疲れて帰る。さすがに休ませてくれって感じだが、なんか妻にいいように使われて夕飯まで作ってやんの。めちゃめちゃ働き者ちゃうか?俺って。

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