第5回
「スーパーサブ問題と華原朋美の行く末」

popholic

さて早速ですが「スーパーサブ」について。

完全にHKさんと僕とでは「スーパーサブ」の解釈が違ってますね。
僕は「スーパーサブ」という言葉が出るもとになった「職人派芸人」の意味で前回の原稿書きましたから。
HKさんのいう「スーパーサブ」ということなら前回私が挙げた人たちは違いますね。
東野さん言うところの「スーパーサブ」は例えばダチョウ倶楽部であり松村邦洋であり林家こぶ平ってところ辺りでしょう。
「愛すべきバカ」という存在を受け持つ一連の芸人さんたちですね。
まぁ解釈の違いですね。
でも反論するわけじゃないですが「スーパー」な「サブ」という意味だと前回僕が挙げた芸人さんたちのほうがあってると思いますが。

それと島田紳助氏はスーパーサブとして挙げたわけではありません。
まぁ紳助氏については一度ゆっくり考えましょう。
どうもいろいろ芸人さんたちについて考えると紳助氏がひっかかってくるんですよ。
脱線を承知にちょっと書かせてもらうと「芸人の生き残り策」の一つに「司会者になる」というのがありますが現在、唯一の成功者といえるのが紳助氏です。
紳助氏はたけしやさんまではなく関口宏や古舘伊知郎を視野に芸能活動を展開していると思います。
しかしこれもあくまで「全国展開の仕方」として。
紳助氏は大阪においては「やんちゃな芸人」としての面を強調した活動(「人間マンダラ」を思い出して下さい)を展開することで口うるさい大阪人からの「東京に行っておもろなくなった」「あいつは大阪を捨てた」みたいな攻撃すらかわすという実に狡賢いというか計算高い戦略をとっているのであります。

でここで「芸人の生き残り策」からからめて「アイドルの生き残り策」に話を移行させましょう。

「華原朋美の行く末」でありますが(・・この議題、ギャグのつもりだったんですが・・)結論から言うと引退すべきですね。
というか引退させてあげるべきでしょう。
目の下真っ黒、顔むくみまくりで目は完全に死んでいる状態で完全復帰って、君。
金になるうちは使えるだけ使ってやろうというレコード会社やら事務所の魂胆見え見え。
自殺未遂という隠しようのない事実(「お腹がすいてて倒れちゃいました」ってそんな奴いないよ!)とそれに伴うダークなイメージを払拭させるべく「乗馬で登場ってのはどうだ!」と会議で決まったまではいいが当日のあの天気。
とりあえず霧立ちこめる中、馬に乗せて走らせたけどイメージ的には「さわやか」というよりむしろ「薬でらりって見た幻覚」を演出してしまっていた。
それであの状態なんだからやばいよ。
もう本人も辞めたいんじゃないの、実際。まぁほんとにどうでもいいんだけど。
でここでもう一回話題作りとなれば「ヘアヌード」がてっとり早いけど、今さらヘアヌードもないでしょう。
宮沢りえ以降「ヘアヌード」が完全に一般化して町中ヘアヌードだらけ。
まさにぼーぼー状態。
かってアイドルは「乳首隠して尻隠さず」が限界点であった。
「あのアイドルがついに見せた!」「人気アイドル限界ギリギリショット!」という言葉にどれだけだまされたことか。
今、こんなこと言って「乳首隠して尻隠さず」程度だったら「なめてんのか!お前は柏原芳恵か、どあほ!」と怒鳴られるのがオチであろう。
それだけヘアヌードは供給過多で、ありがたみがなくなっているのだ。(しかし今回、過去最高にくだらん話になってますね)

でこうして考えるとアイドルの賞味期限ってのはかなり短いものなので山口百恵のようにいい状態の時に引退するのが一番なんでしょうね。
HKさんとか僕らの世代が熱狂したアイドルたちでいい状態を維持して残ってるのって小泉今日子と中山美穂ぐらいですもんね。
それでも最近キョンキョンとか見ると「いいなぁ」と思う前に「年いったなぁ・・。」とふと思ってしまいますからね。
そんなわけで私も含めて視聴者なんてのは実に残酷な存在なんですね。

さぁ、困った展開になっちゃいましたね。ちょっと話題を「笑い」に戻しましょうか。

そうそう「最初に好きになった芸人さん」とか「影響を受けた芸人さん」なんてところから自分の笑いの好みみたいなものを再検証していくなんてどうでしょうかねぇ。

Dr.HKへ進む


今あなたがご覧になっているHPは「OFF!! 音楽と笑いの日々」です。
引き続きお楽しみ下さい