第三回「今、この人に注目」

popholicより

・・・全くふくらみませんでしたねぇ。
かという私も自分でふっといて何ですがこれといってないんですよ、実は・・。

確かにここんとこ毎週これはかかせない!みたいな番組なくなりました。
一回目のテーマに戻りますが今のお寒いテレビバラエティ事情がこうさせたんでしょうか。
しかしそれでは、次回という訳にはいかないのでちょっと気になってることなどを・・。

ここんとこ今田・東野がおもしろい。

以前頂いたメールで今田・東野は「おもしろくなった」という風に言われてましたが確かにそうですね。
「ごっつ〜」終了は二人にとっては確実にプラスになったでしょう。
常にダウンタウンの影がちらついていたのが他流試合を数こなす中で払拭され、二人独自のおもしろさが明確になってきたように感じます。
しかし今の二人はテレビの中では完全に中途半端な存在であるのも事実です。
深夜枠で外ロケ中心の体を張った笑いの番組するには年とりすぎてるし、かといってゴールデンでメイン張るほどの位置でもない。
このまま職人派芸人(仕切るところは仕切り、必要な場所では確実に笑いを取れる実力があり若手メイン番組では堅実なサポートを、ベテランと組んでも目立たず、出すぎずで場をいい方向へ導く昨今のバラエティではかかせない存在の芸人たち。代表例は関根勤氏、ラサール石井氏など)としての地位を築いていくのは明確だが、それはそれでちょっと寂しい。
ここらで大きなヒットが欲しいところ。
今もっとも脂がのりきってる二人だけに期待してるのだが。
で日記にも書いてるんですが二人と明暗を分けた形になってる130Rはどうなっていくんでしょうか?
僕はバラエティは完全に捨ててライブ中心に演劇寄りのスタイルで攻めていったら、と考えるんですがどんなもんですかねぇ。

しかし3年ほど前ボキャブラが注目されはじめた頃、「お笑いブームが来る!」なんて言われてましたが実際には来ませんでした。
ボキャブラバブルがはじけて結局残ったのは爆笑問題、ネプチューンぐらい。
まぁ実際、爆笑問題はボキャブラとは別のところで評価されてましたから実質ネプチューンだけってことですか。
結局ボキャブラ人気がお笑いブームに繋がらなかったのは吉本勢が参戦しなかったのが大きな要因だったんじゃと今となっては思います。
やはり大きな波を作るには巨大な力が必要ということなんでしょうね。
でもなぁいくらなんでもネプチューンだけってのもひどい。
はっきりいってネプチューンには一回として笑わせて貰ったことがない。
こんなんじゃますますテレビでは笑えなくなりますね。

後、若手で期待されてるといえばロンブーとココリコあたりですが、まずロンブーは私にはさっぱり判らない。
だいたい彼らは「笑いを作る」という感覚はないんでしょうね。
その辺が今時の若者にはちょうどいいんでしょうが。
ココリコははっきり言ってうまいと思います。
特に田中氏の言葉のセンスはずば抜けたものがありますね。
喋ってることの8割は笑いに結びついてる。
まぁ絶対的な発言数も少ないんですが。
しかし彼らはどっちかっていうと職人派タイプなのでゴールデンでメインはきついでしょう。

うーん、「この人に注目してる」というより「注目されてる人批判」みたくなっちゃいました。

そうそう「りあるキッズ」は確かにうまい。
でもどうなんでしょうねぇ。
ボケのほうはかなりセンスいいと思いますがなんかこのままいくとつぶされそうな気もします。
少なくともコンビとしては残らないでしょう。
突っ込みのほうがはっきりいって好みじゃないんですよ、全然。
利口な敵よりバカな味方のほうがよっぽど危険ですからね。

なんかどうも笑いについて語るとやたら本気になって考え込んでしまいますね。
特に今は「お笑い大不況」時代ですから、余計にそうなりがち。笑いについて考えれば考えるほど明るい未来が見えないってとこですね。
唯一の救いは藤井隆ぐらいかな。
ここんとこ知名度もぐんぐんあがってきてるしこのまま突き進んで欲しい。
このままいっちゃうのは危険だってことは判るんですが彼の前ではなんか笑ってしまうんです。
このなんか笑ってしまうっていう感覚こそ今欲してるものなのかも知れません。

どうも今回もまとまらなかったなぁ。次、ちょっとクールダウンしてもっと不毛な話にしちゃいましょうか?

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