第8回 「お笑いノスタルジア〜ラヂオの時間」

Dr.HK

欽ちゃんで引っ張りすぎ!

前回はすっかり欽ちゃん欽ちゃんしてしまい、まさに終始欽ちゃん一色になってしまいましたね。

ここまで引っ張らなくてもよかったと思いますが・・・。
欽ちゃんに厳しいということでしたが、それもこれも昔の黄金時代の欽ちゃんを愛すればこそなんですけどね。
しかし、調べに調べるね。そこまで調べて、そこまで熱くなって・・・すばらしい!いやぁ、もう脱帽です。日常生活に支障をきたさない程度にして下さい。
お互いに欽ちゃんについての話は、まだありそうですが「欽ちゃんネタはもうええねん!」という声も聞こえてきそうなので、ここらで欽ちゃんネタは置いといて、次の議題に移りましょう。

さて、問題山積みのようですが何から片付けますか?
深夜ラジオの話あたりからスタートしましょうか。
私が深夜ラジオを聞き始めたのが、小学生高学年ぐらいだったと思います。
当時の番組で記憶にあるのが、浜村淳司会の「サタデーバチョン」(今はすっかり朝の人の浜村さんも、昔は深夜に登場してたんですね。浜村さんと同様、川村隆一(っていってもLUNA SEAのボーカルじゃありません)も昔は「ヤングOH!OH!」や深夜ラジオでブイブイいわしてた頃もありましたが、今ではすっかり朝の人。もしくはゴルフの人になってしまいました。これって年齢的なもん?)誰もが知ってる長寿番組「新野・鶴瓶のぬかるみの世界」(この番組は何がおもしろいって訳でもなく、単なる新野新と鶴瓶のウダ話でしたよね。考えると鶴瓶って人は昔からウダ話王だったんですね。というか、これが彼の芸なんですね。)
これも有名「ABC ヤングリクエスト」(確かオープニングのキャッチコールが「はがきで当てよう車と一万円」だったなぁ。これって、「アップダウンクイズ」の「10問正解してハワイに・・・」に通じるところがあると思うんですが。当時はこういうフレーズが流行だったんでしょうか。)

この後、中学生・高校生になると、もっと本格的に深夜ラジオを聞くようになりました。

当時私は、「ヤンタン(MBS ヤングタウンの略)」「オールナイト(ニッポン放送オールナイトニッポンの略)」フリークでしたね。
「ヤンタン」は毎日オープニングコーナーの「ハッピートゥディ」から欠かさず聞いてました。
印象に残るパーソナリティや名物コーナーもたくさんあります。
以前にも紹介した明石家さんま氏を筆頭に、鶴瓶の「ため息コーナー」(確か「マナ」とかいう女の人がいっしょに出てたと思いますが、彼女はどこにいったんでしょうか?)
原田伸郎の「一日だけの流行語」(「大津びわこ」って人おったなぁ。)
谷村新司・ばんばひろふみの「おもいこんだらのコーナー」(「佐藤良子」って人がいっしょで、H系ネタのコーナーもありましたよね。あのコーナー名思い出せないんですが、何でしたっけ?それとばんばひろふみと馬場章生を間違えてたこともありましたね。)

この他にも、オール阪神・巨人、岩崎宏美、河合奈保子、嘉門達夫、笑福亭鶴光、石川優子、桂三枝、西川のりお、小林千絵・・・などなど。

よく聞いてたなぁ。

「ヤンタン」が終わるとラジオのチューニングをMBSからラジオ大阪に変えて、「オールナイト」に備えました。(関西ではニッポン放送ではなく、ラジオ大阪で放送しています。)そういえば、「オールナイト」始まるちょっと前(AM12:45頃から)に番組タイトル忘れましたが、とんねるずの帯番組(10分程度の番組)やってた気がします・・・。

「オールナイト」と言えば、やっぱり鶴光氏でしょう。その他には、とんねるず、桑田佳祐、長渕剛、坂崎幸之助、ユーミン・・・などなど。

関東の放送局だけあって、メンバーが豪華。「ヤンタン」とはちょっと違いますね。

この辺の話はいろいろあると思いますので、小野くん補足してやって下さい。

そうそう深夜ではないんですが、「全日本歌謡選抜」(ラジオ大阪)って番組もよく聞いてました。

この番組で当時のヒット曲をラジカセで録音しようと必死になってたことを思い出します。
でもこの番組、曲紹介やらリクエストはがき紹介やらを曲のイントロまで食い込むんで腹立つんですよね。それと曲始まりの拍手が何とも物悲しく、安もん臭かったですね。

いやぁー、またここまでで長くなってしまいましたんで、疲れてきました。

話に出てた「笑アップ歌謡大作戦」や「凸凹(デコボコ)大学校」についても話したかったのですが、それはまた次回持ち越しってことで・・・とりあえず小野くんにまかせましょう。

最後にpopholicくんのリクエストにお応えして、「ビートたけし」について触れておきましょう。

私個人としては彼の影響をほとんど受けていませんね。

なぜ影響を受けなっかたのかを考えると、関東・関西の笑いの質みたいなものでしょうか。
もっと言うと関東弁と関西弁の差みたいなものでしょうか。
漫才ブーム当時、関西の漫才コンビが人気絶頂の頃、唯一と言ってもいい関東の漫才コンビ「星セント・ルイス」に代わるコンビが「ツービート」でした。
彼らの漫才は毒舌漫才として一躍脚光を浴びたのでした。
確かに毒舌の部分に憧れもあり、そういう方向の笑いを求めたこともありましたが、あの毒舌は「ビートたけし」だからこそ許されるものであって、一般的に笑いにもっていけるものではなかったのです。
なぜなら、彼の東京下町育ちの気質と口調がかもし出す情緒みたいなものが必要なんです。
関西弁で毒づくと本当に悪い人間になってしまうのです。
まぁ一言で言うと、キャラクターが必要ってことでしょうか。
現在、彼は偉大なる芸能人になってしまったんですが、笑いを忘れないところは非常にすばらしく尊敬できるところではないでしょうか。
しかし、笑いを真剣に考えてしまっているようなところが気になります。
最近、TV番組で共演している「志村けん」と同様に考えすぎじゃないかな?と疑問を持つことがあります。

「笑い」って、もっと軽いもんじゃないんでしょうか。いや、軽くはないけど「考えてませんよ」みたいな軽さが必要なんではないでしょうか。

考えに考えられたものも、確かにそれはそれで面白いでしょう。

しかし、私個人的には考えてるんだけども、いかにも思いつきっぽい方が笑えますね。
これって、もしかして「欽ちゃん」的笑いのこと?
なんかまとまらないうちに、最終「欽ちゃん」に戻ってしまいました。
なんか「メビウスの輪」ならぬ、「欽ちゃんの輪」みたいですね。
「ビートたけし」については、すべてを表現できていないように思いますが、今回はこの辺で・・・。

山積の問題は、少しずつ取り上げていきましょう。

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