第7回 「お笑い山脈〜欽ちゃんの時代」

Dr.HK

第六回は、約1ヶ月更新されないんで「これは、かなり内容濃い」と期待してましたが・・・。
ひょっとして、手抜いてない?長けりゃいいってもんじゃないんですが・・・。

まあまあ、そんなことはさておき・・・本題にまいりましょうか。
せっかく会議室っぽくなってきたと思ったら、前回はなんかお互いの思い出話をそれぞれが語るみたくなってしまいましたね。それはそれでアリってことで、続けてみましょう。

「Vシネマ」の話ですが、私のいうところの「Vシネマ」は「ミナミの帝王」ではなく、「ゼロウーマン」みたいなちょっとH系だったんです。(私もレンタルビデオ屋で「Vシネマ」は借りたことはなく、テレビ大阪の金曜深夜枠で見たぐらいです。)「ゼロウーマン」って、あの貝殻ブラでおなじみの武田久美子やTUBEの前田氏の妻、飯島直子や最近では元CoCoの大野幹代が脱いだアレですよ。
そういう系の「Vシネマ」では、結構有名系が脱いでるみたいですよ。

この話はこのぐらいにして・・・。

「欽ドン」をよく見てたって。

私はたまに見るってぐらいでしたね。
薄っすらと記憶にあるんですが、はがきのコーナーで小噺(作文)の間に歌の歌詞を盛り込んでっていうのありましたよね。
それがH系になると「鶴光のオールナイト」のワンコーナーみたいなやつ。
それが結構印象にあるかな。
それよりも私は、その後の「欽ドン」(良い子、悪い子、普通の子ってやつ)の方がよく見てたかな。
でも、その頃は純粋に欽ちゃんの笑いを楽しむというよりも、その笑いの裏みたいなものを深く考えてしまっていたような気がします。
「欽ちゃんってズラ好きやなぁ」、「山口良一って年やのにがんばってるなぁ。ホントはこんなんしたないんやろなぁ」、「西山浩司ってスタ誕から変わってないなぁ」、「中原理恵は悔しいんちゃうんかな。でも”東京ららばい”からうまく帰ってきたなぁ」、「柳葉敏郎ってこんなんするために東京出てきたんちゃうやろな」・・・などなど。
その後、この番組にジミー大西やダウンタウンが出演してたなんて驚きですよね。
考えたら、この「欽ドン」って元祖「欽ドン」をビジュアル化した番組って言えるんじゃないでしょうか。今思えば、どっちの「欽ドン」もラジオでもいけそうで、なぜに視聴率が良かったか疑問ですね。
最後は「欽ちゃんファミリー」とか言って、訳のわからんほど勢いありましたからね。
そりゃ1週間に3本もレギュラーがあったら、パワーもつくんかな。
でも元祖「欽ドン」から、どの番組も同じパターンですよね。
素人やセミプロみたいな人イジって、突発的・偶発的笑いをあてにし、ネタは視聴者のはがきに頼って・・・。(ジミー大西には裏切られたみたいですが)プロとしては一見卑怯なやり口かもしれませんが、これを貫き通すってことでそれはそれでテクニックであったり、うまかったりするんでしょうね。

前にも書きましたが、この「欽ちゃん的笑い」に近づいているのが明石家さんま氏。
こう分析していくと、ますますそう思うんですが・・・いかがでしょう。
ただ、さんま氏の方がしゃべりのパワーと毒づいたツッコミは上と思います。なんせ欽ちゃんといえば、「重箱の隅を」的に人の間違いなんかのあげ足とりまくりですもんね。
二言目には「ダメだよ。」「そうじゃないよ。」って素人に俺が教えてやるみたいな感じで、自分のフィールドに引き込みますよね。これが彼の芸風であり、自分のフィールドにもってきやすい素人が好きっていう所以でしょう。
この辺では、さんま氏と大きく違うと思いますが・・・。
結構、欽ちゃんが他のお笑い芸人さんたちと共演している時、欽ちゃんはえらくおとなしかったと記憶しています。
やっぱり欽ちゃんはプロとの共演は苦手なんでしょうか?
コント55号のデビュー当時、欽ちゃんがボケで売れなかったっていうのが納得できるような気がします。

欽ちゃんネタはこの辺にして・・・。

前回「お笑いスタ誕」の話が出てましたね。

私もよく見させていただいてました。
あの番組見てて誰しもが感じていたと思うんですが、なぜ審査員にガッツ石松氏がいたのか?「汗かかないと・・・」みたいな審査。
今考えても納得できませんよね。
それと審査員っていうと、故 鳳啓介氏。
必ず「間(ま)」って言ってましたね。
あの番組って元々関東ローカルでスタートして、一時期全国ネットになり、最後はまた関東ローカルに戻って終わりでしたよね。
これって何なんでしょう?
視聴率の問題?「大阪では受け入れられない」という、よみうりテレビスタッフの思い込み?それとも大木ひかりが捕まったから?
私たち世代では、この番組見てた人結構多かったと思うんですが。
でも、なんで司会が故 山田康雄氏と中尾ミエさんだったんでしょうか?
どう考えてもおかしいでしょう。
やっぱり合間に抜いた時の二人の大爆笑が絵になるからのブッキングだったんでしょうか。
そう考えると、とっても不思議な番組だったんですね。

今回も忙しい中、日常生活では何の役にも立たない無駄な知識を出してしまいました。

次回はもっと無駄な知識ってことで、メジャーな番組だけでなく、マイナーな番組も盛り込みながら進めたいと思いますので、popholicくんもマイナー系をピックアップしてみて下さい。

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