「韓国人の名字についての一考察」


先日ネットで知合った、私のHPの読者の方からメールを頂いた。
その方は、私のHPを読み色々考えてくれたそうである。
丁度その頃、友人を介して在日韓国人の方と知り合いになり、なにかの縁と感じたようだった。
そうして、私のHPの事など色々お話したそうだ。
仮にその在日の方をX氏としょう。
なんと、そのX氏と私は同じ名字だったのである。
私の方が何か因縁めいたものを感じた。
 
韓国人同士、名を名乗るときに必ず戸籍の地名を聞く場合が多い。(若い人は少ないが・・・)
なぜなら、名字が同じで、戸籍の地方も同じなら同族なのだ。(親戚関係)
私の名字は非常に少なく、同じ名字の人は99%以上の確立で同族になるのだ。
X氏と同族になる確立が非常に高い。
 
韓国は、夫婦別姓である。
子供は、父親の名字を名乗る。しかし妻は生まれ持った名字を変えることはない。
そして、同族の名字同士の婚姻は、法律で認められない。
たとえ、何百年前にさか登らなければならない血縁関係でも、結婚できないのである。
故に名字を名乗るときには、戸籍上の地名まで名乗るのである。
この為に、泣く泣く別れる男女が多いのである。
しかし、事実上結婚をし、私生児として届けでる子供が韓国内で数十万人いると
言われている。社会問題化しているのである。
 
しかし、子供は父親の姓を名乗る為に、母親が同じ親戚で子供の名字が違う場合は
結婚できるのである。不思議な話である。
 
  父親の名  P                    母親の名  R -------------- 子供の名  P
                                                           同族                              結婚可能
  父親の名  Q                    母親の名  RI-------------- 子供の名 Q
  父親の名  R                    母親の名  P -------------   子供の名  R
                    同族                                                                           結婚不可

  父親の名  R                    母親の名  Q -------------   子供の名  R
 
ある時、日本に留学し日本で看護婦の資格を取った方と話をした事があった。
この、名字における結婚問題を話した事があった。
その方は、同族同士結婚しないので、韓国には障害者が少ないと言い切った。
私は、[それはおかしい、母親が同族なら結婚できるから障害者が少ないというのは、
根拠が無い]と反論した。
障害者が、韓国で少なく感じるのは(日本より)障害者差別が激しいために、
出てこれないからだ。と反論した。
社会が、障害者に対する活動の場を狭めているからだと反論した。
事実、韓国は差別意識が烈しい国である。
「あなたは、医学に携わっているのに、こんな根拠のない話を信じているのか?」
と気色ばんでしまった。
それは、まさしくあなたの障害者に対する不見識、差別だとたたみこんでしまった。
その方は、黙り込んでしまい議論にならなくなり、場が白けてしまった。
事実、韓国人気質(全部の人ではない)に嫌悪感を私は持っている。