「帰ってきた学生」〜その2〜 


先日自宅の電話が鳴った。
相手は、「帰ってきた学生」で紹介したラガーマンだった。
「先日はありがとうございました。」
「おー、元気か?その後どうや?」
「はい、ぞの事で・・・4月からXX高校に時間講師で赴任が決まりました。」
「おおーー。そうかーー決まったか!おめでとう!
「ところで週何時間、受けもつんや?」
「12時間です。」
「そうかーー、ちと少ないが仕方がないなぁーー
 監督さんに世話してもらったんか?」
「いえ、自分で・・探したんです。」
「そうかーー、母校のコーチはどうするんや?、赴任先にラグビー部あるんか?」
「ええ、ラグビー部あるんですけど・・・時間講師ですし、学校側が持たせてくれるかどうか・・」
「そうやな、赴任先の学校が許してくれたら面倒みるのか?」
「はい、できればそうしたいのですが・・・ダメだったら母校のコーチつづけます。」
「うんうん、指導は続けなあかんな、頑張れよな。」
「はい、ありがとうございます。また大阪に行くときは連絡いたします。」
「おおーーそうしてくれ、ゆっくり酒でも飲もう。」
「はい、よろしくお願いします。失礼します。」


こんな短い会話だった。
『26歳』初めて教壇に立つ喜びが伝わってくる電話だった。
少し人生経験の長い私からのアドバイス・・・・・


体罰は否定しないが・・・・・・・・
1, 殴るときは、その生徒を抱いて『谷底に落ちていく』覚悟で殴れ!
2, 同僚の独身女性には『遊び心』で手を出すな!
3, 女生徒から『モーション』をかけられても恋愛対象にはするな!
4, 理想と現実の『ギャップに悩む』はずだがそれが現実!
5, 同僚、保護者との『つき合いの酒』は必要だが必要以上につき合うな!
6, タダ酒は『毒入り』と思え!
7, どんな席でも同僚の『悪口』は言うな!
健闘を祈る。


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