作品紹介

能の面は室町時代に完成された物が多く、能の曲によって決まった型があり舞も決まります。その中で老いの悲しみ、花の恥じらいを表します。演者は自分で演出を工夫し生かしていると考えます。それは「面」を選択したときに決まるはずです。面はめんと呼ばず「おもて」と呼ばれ、能役者は大切に扱ってきました。 能面は作者が一人で完成させるのが魅力と言えます。
木のかたまりに刀を入れ、面裏には漆などを使い、表面は眼球や歯に金具をつけたり、金泥等を施したものがあり、髪の毛ひげ等は筆などで描くものと馬毛を植毛するものがあります。



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