最近、プログラミングの学習が注目されていて、学校の授業にも採用されています。
本電子工作のページでも、マイクロコンピュータ(マイコン)の"プログラミングの知識"があることが望ましいです。
プログラミングができると、工作機器の機能の変更も容易にできるようになります。
① ここで、使用するプログラミングは、機器に組み込まれる"マイコン"を
働かせるためのプログラムの製作です。
プログラムを作るプログラミング言語は、多種類あります。
② ここでは、組み込み機器のプログラミングの開発に適した"C言語"を使用します。Webアプリケーション用には
別の言語が適していますが、基本は、類似したところが多いですので、C言語を学習しておけば応用できます。
③ ここで使用するマイコンは、"PICマイコン"と呼ばれる、マイクロチップ社が製造するマイコンです。
マイコンは集積回路(IC)であり、プログラムできるICです。一般的なICは、例えば、モータを駆動するとかの
単一機能をもち、専用ICと呼びます。人間で言えば、マイコンは頭脳部、専用ICは、手足部に当たります。
④ 頭脳部は、いろんな機能を働かせるため、プログラブできることが重要であり、
機能ごとに部品を変えていては面倒になります。
プログラムできる(プログラムで機能を変えられる)ことは、
非常に重要です。ここでは、その”お勉強”に挑戦しましょう。
⑤ PICマイコンのプログラミング言語は、C言語ですが、C言語でプログラミングする”統合開発環境”にも多種類あり、
ここでは、機能に限定はありますが、無料で使用できる統合開発環境を使用します。
⑥ ここでは、無料で使えるマイクロチップ社が開発した”統合開発環境MPLAB IDE8.86にHIーTECHコンパイラ9.80”を
組み込んだ開発環境を使用します。一部”microC7.6.0”も使用します。
他に、MPLABXにxc8コンパイラを組み込んだものが無料で使えます。ただ、細かな設定が異なります。
⑦ 開発環境のバージョンは頻繁に改訂され、
互換性がない場合が多いですので、
本サイトで提供するプログラムを見るときは、指定のバージョンを使用します。
⑧ マイコンのプログラム開発する場合、他に必要なものは、プログラムをマイコンに書き込むライターが必要です。
自作することも可能ですが、”PICkit3”を購入します。ネットから購入できますが、ノーブランドの製品は避けます。
⑨ マイコンにプログラムを書き込むファイルは、hexファイルと呼ばれ、各工作に必要な***.hexファイルを開示して
います
ので、
それをライターを用いてマイコンに書き込めば、必要な機能の動作をさせることができます。
⑩ ***.lzhは、プロジェクトファイルであり、プログラムのソースファイルや関連ヘッダファイルを圧縮したファイルで、
これを解凍して、
統合開発環境で開けば、プログラムを変更することができます。
⑪ 必要なソフトは、次のぺージからダウンロードします。
”必要なソフトの最新バージョンは、各メーカのホームページからダウンロードしてください”
⑫ 電子工作には、ハードウェアの知識も重要です。