電子製品を作る場合、ハードウェアの知識も必要です。
電子製品は、ソフトウェア部分とハードウェア部分で構成されています。
ハードウェア部分がきっちり作られていないと、動作が不安定になったりします。
例えば、ノイズの多い信号から目的の信号を選択する場合、ハードウェア部分である
フィルタの設計が、しっかりしていないと誤動作が多い製品になってしまいます。
最初は、電子工作キットを購入して製作します。
製作中に部品に関する疑問点が出てきますが、インターネットや書籍で調べて理解します。
電子部品は、多数の種類がありますので、無理をしないで少しずつ進めます。
製作しながら覚えるのが一番効果があります。指導してくれえる知人がいればより効率が上がります。
知識がつけば、自分が ”あったらいいな、作りたい” と思う製品を作ることができます。
② 電子工作の標準仕様
製作する場合、工作の標準仕様を決めておくと、後で変更する場合に便利です。
例えば、配線に使う線材の色は、抵抗器のカラーコードを標準にします。
1) 0;黒(B) 1;茶(T) 2;赤(R) 3;橙(O) 4;黄(Y) 5;青(A) 6;緑(G) 7;紫(M) 8;灰(H) 9;白(W)
説明) 数字のゼロが黒色を意味し、記号はB(black)とします。
数字の1が茶色を意味し記号はT(ちゃいろ)とします。
記号は、英語と日本語が混在していますが、一文字で表すための重複を避ける苦肉の方法です。
配線図や図面に線色を記号で記入しておく時に後で見直すとき便利です。
2) 線材の赤、橙色はプラス側配線/黒、青色はグランド側配線/その他は信号線 に使用すると決めておきます。
2) 電子部品のプラグ、ジャックの先端ピンは、プラス側に統一しておきます。
電子工作に必要な作業である半田付けのやり方を習得します。
動画YouTube等で解説付きで説明されているのを利用します。
半田付けは、電子工作だけでなく、いろんな場面に利用できます。