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手術しないで痔を自宅で改善する方法

痔でお悩みの方は、多いと思います。

何故なら、日本の3人に1人は痔だと言われているからです。

その中、痔は男性のものと思っておられる方もおられるようですが、

実は、意外と女性の方が痔は多いといわれています。

その理由は、女性は、お産をします。

妊娠中は子宮がふくらむため、腸の周囲の血管が圧迫され、血流が悪くなりがちです。

特に妊娠後期では、胎児の体重が一気に増えてきますので、

肛門がうっ血し、痔核ができやすくなってしまうからです。

痔は、初期状態なら以外に早く痔を治すことが出来ますが、

放置していると悪化し最終的には、手術しなければ治らなくなってしまいます。

しかしながら、痔だと分かっていても医者に診てもらうのが恥ずかしくて放置がちの

人が多いのです。

そして、どうして良いかわからず悩んでいるうちに、痔の症状を悪化させてしまい、

出血や痛みがひどくなって、慌てて病院に駆け込んだ時には、痔が重症化している

ため、「手術が必要です」と医師から宣告されるケースが多いのです。

ですが、もともと痔という病気は、「今すぐ手術が必要」といわれるような、

緊急性の高い病気ではありません。

それに、手術を行うかどうかの判断は、決して焦らないでください。

手術は、後戻りのできない治療です。

手術後の痛みが大変なのはもちろんですが、手術のための麻酔のせいで、

慢性的な頭痛がするようになったり、手術の時に神経に傷が付いてしまい、

肛門だけではなく、陰部にまで痛みが生じるケースっだってありますし、

術後障害の報告も多いのです。

そうなれば、手術をしなければ良かったと後悔しても後には戻すことは出来ません。

しかも、痔は、たとえ手術が成功したとしても、再発する可能性が高いのです。

なので手術はお勧めしません。

それに、痔は手術をしなくても、薬を使わなくても、痔を改善し治すことが可能です。

肛門科で、「即手術が必要です!」そう宣告されてしまうような重症な痔も

改善し治してしまう方法をお教えしますので最後までお読み下さい。

あなたは、痔になってしまう原因はなんだと思いますか?

痔の原因について質問すると、たいてい次の様な答えが返ってきます。

「便秘」「トイレで長時間いきむから」「辛い物を食べるから」等と。

しかし、これらは痔には良くない状況で痔の原因ではありません。

痔になってしまう本当の原因は、次の3つです。


■直腸下部の血行不良

■肛門周辺の筋肉のこわばり

■自律神経の乱れ

この3つが、痔になってしまう本当の原因です。

ではなぜ、この様な原因が起きてしまうのかというと、

それは、人間が二足歩行をするため、心臓から下の位置に血液が

溜りやすいからです。

中でも分かりやすいのは、足です。

夕方になると、靴がきつく感じるなど、足がむくんだりします。

それは、体の一番低い位置にある足に、血液が滞っているからです。

それと同じ様に、人間の肛門周辺にも血液が滞って、

血流が悪くなっているのです。

ですが、肛門の周辺は、足のようにはっきりと目で確認したり、

敏感に血液の滞りを感じることはできません。

そのため、積極的に血液の滞りを解消しようとはしません。

そのせいでますます肛門周辺に血液が滞り、

静脈が鬱血(うっけつ)して、プクっと腫れてしまうのが、痔核です。

痔核には、内痔核と外痔核があります。

体の内側、直腸内にできる痔核が内痔核で、痛みも感じないし、

その存在に気づきもしないのに、

ある日突然、排便の時にドバっと出血するタイプの痔です。

それに対して、体の外側、皮膚の部分にできる痔核が外痔核で、

違和感や痛みを感じる、いわゆるイボ痔と呼ばれるものです。

そのことを踏まえて、もう少し痔について詳しく説明していきます。

ここからは少し専門的な話しになりますが、

痔を改善するためにとても重要なことをお話します。

人間の体の中に通っている動脈血管は、心臓のポンプの力で、

血液を体の隅々まで送り届けます。

ところが、全身を巡った血液を心臓へ戻す静脈血管には、

ポンプの作用になる強い動力がありません。

その代り、歩いたり運動したりして体を動かすと、

筋肉が収縮し、静脈血管がしごかれることで、血液は弱い力で

少しずつ移動して、ゆっくりと心臓に戻っていきます。

そのため、静脈には血液の逆流を防ぐための、弁がたくさんあります。

ですが、下半身の血液を、肝臓を通して心臓に送る役割の、

『門脈』という血管には、血液の逆流を防ぐための弁がありません。

先程もお伝えしたように、ただでさえ二足歩行をするために

立ち上がってしまった人間は、重力によって、肛門周辺に血液が

溜りやすくなっているのに、下半身の血液を心臓に戻すための血管には、

血液の逆流を防ぐために必要な弁がないため、

さらに肛門周辺に血液が滞りやすくなり、

血行不良を起こし、肛門周辺が鬱血(うっけつ)してしまうのです。

そして、痔が発症します。

また、肛門周辺の筋肉には、内肛門括約筋と外肛門括約筋があり、

この2つの筋肉が、肛門を閉めたり、開いたりして、

大便が垂れ流しになるのを防いだり、スムーズな排便を促したりしています。

ですが、内肛門括約筋は、自律神経が支配しているため、

自分の体の一部であるのにも関わらず、自分の思い通りには動かせません。

ですから直腸に大便が溜ると、直腸壁が引き伸ばされて、

「大便が溜ったので、そろそろ排便してください」

というメッセージを脳に届け、

「ウンチが出そう」という意識が発生します。

ですが、「ウンチが出そう」と思った段階で肛門が緩んでしまうと、

大便が垂れ流しになってしまうので、その時に働くのが、外肛門括約筋です。

外肛門括約筋は、体制運動神経が支配しているため、

自分の意志で動かすことができる筋肉なので、トイレに入って便器に座るまで、

肛門を閉めて、大便が垂れ流しになるのを防ぐことができます。

この様に、肛門周辺は非常に複雑な働きをしていますし、

さらに自律神経が関わってくるため、より厄介です。

なので痔になったからといって、肛門部分だけを治療しても、

痔を改善し治すことは非常に難しいのです。

ですから思い切って手術をしても、すぐに再発してしまい、

何度も手術を繰り返す人が少なくないのです。

そう、痔を根本的に治すためには、痔の原因である、直腸下部の血液の滞りを改善し、

肛門周辺の筋肉をしなやかにして、自律神経を整える必要があるのです。

この3つの要素を改善できない限り、例え手術が成功したとしても、

痔は何度でも繰り返し再発します!

もう一度、言いますが、痔を改善し治すには、手術なんて必要はありません。

痔の原因である直腸下部の血行不良を改善すれば痔は治るのです。

あなたにはこれから、痔の改善法をお伝えしていきますが、

その前に、ご自分のお尻の状態を正しく把握していただきたいと思います。

そこでまずは、

あなたの痔の状態をチェックしてみましょう!

■朝食を食べないことが多い

■野菜はあまり食べる方ではない

■どちらかというと便秘がちだ

■便秘と下痢を繰り返す

■トイレに入っている時間が長い

■デスクワークや立ち仕事が多い

■運動はあまりしない

■アルコールを飲むことが多い

■ストレスが溜るほうだ

■最近疲れ気味だと思う

上記、項目は全て痔の原因を引き起こしたり、痔を悪化させるもので

その項目に心当たりある方は、その項目について改善を行って下さい。

そうする事により痔の改善と予防に繋がります。


あと、絶対に気を付けて欲しいのが、

すでに痔を発症している時の手当の方法です。

あなたはまさか、排便した後、自分のお尻の様子も確認せずに、

いきなりトイレットペーパーでお尻を拭いたりしていませんよね?

もしそうだとしたら、それは絶対に止めてください!

そんなことをしていたら、治るはずの痔も決して治りません!!

よく考えてみてください。

例えば、あなたがカミソリで髭を剃っている時に、

うっかりと頬を切ったとします。

または、料理中に包丁で指を切ったとします。

その時あなたは、

どの様に傷の手当てをしますか?

「傷口の大きさはどれくらいなのか?」

「傷口は深いのか?浅いのか??」

「どれくらい出血しているのか?」

まず、よく観察しますよね?

それから水で洗い流して傷口を清潔な状態にして、

必要に応じた適切な処置を行いますよね??

まさか傷口も確認せずに、

トイレットペーパーでごしごし拭いて、

さらに雑菌だらけの大便を擦り付けたりは絶対にしないはずです!

なのに、体の中でも非常にデリケートな肛門に対しては、

「血が出ていてもその患部を見ることすらしない」という人が、

非常に多いのです!!

それに肛門は、切れて血が出ているからといって、

絆創膏を張って保護することもできませんし、

いくら傷ついた状態でも、お構いなしに、

すぐにまた次の排便がやってきます。

治る暇もなく働いているのが、あなたの肛門なのです。

ですから、まずご自分の肛門をしっかりと観察して、

正しい手当てをしてあげることが、痔を改善するために

何よりも大切なことなのです。

正しい手当ての方法をお伝えしますので、

ぜひ今日から実践してみてください。


【痔の正しい手当ての方法】

◆トイレは洋式トイレを利用してください。

◆できればお尻洗浄器付きのトイレを利用してください。

◆どうしてもお尻洗浄器付きのトイレを利用できない場合は、
 携帯式のお尻洗浄機を使用してください。

◆出来れば排便の度に、
 鏡を使って肛門周辺を確認してください。

◆痔の脱出(外に飛び出した状態)があれば、
 手で優しく中に収めてください。

これを毎回、排便の度に必ず実践してください。

肛門に触れるのは汚くて嫌だ何て思っていませんか?

そんな風に思っていては、あなたの痔はいつまでたっても治りませんよ。

では、最後に

あなたの痔を改善する具体的な方法をお伝えします。

痔を改善する具体的な方法を知りたい方は、コチラ ↓

渡部式「痔」体質改善マニュアル