ワイヤーロープとその末端加工は、用途によって最適となるものを選択しなければ、十分な能力を発揮できません。そればかりか、重大な事故の原因となる可能性があります。そのため、使用条件を考慮し最適なものを選定することが効果的、経済的であると考えます。
ご注文の際には、お気軽にご相談下されば、使用についての最適なアドバイスを申し上げられるものと確信しております。
ロープは、図に示すように数本〜数10本の素線を単層または多層により合わせたストランドを、通常は6本を心綱の周りに所定のピッチでより合わせて作られています。
ロープは、通常3〜9本のストランドがより合わされています。より合わせるストランドの数や構成の違いによって、強度や柔軟性が変化します。
同一径のロープでは、一般にストランド数が増加するほどストランド径は細くなり、ロープは柔軟性を増しますが、逆に強度は低くなり、耐摩耗性や形くずれ性などが劣ってきます。
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