☆ショートツーリングレポート☆
飛騨騨・木曽方面
訪問日:2013年4月
本来なら1泊ツーリングを計画して飛騨地方から高山を経由して
信州松本へ行く予定でした。予定していた日が近づいてくるにしたがって
天気がだんだん悪くなる方向で、結局コースを松本まで行くのを諦めて、
木曽の御嶽山方面に変更し日帰りツーリングとしました。
今回の全工程を走行距離(km)を横軸に、標高(m)を縦軸にとったグラフです
朝6時半に出発して東海北陸道を北上していきます。ちょうど8時にひるがの高原SAに到着しました。標高が850mほどあり寒いです。昨日は夏のような暑さだったのですが、今日は冬に逆戻りです。冬であれば革ズボンの下にヒートテックのタイツをはくのですが、今日ははいてなく下半身が寒いです。高速道なのでよけいに寒さを感じるようですが、休憩して少し身体を温めました。 | ![]() |
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9時半に御母衣(みぼろ)湖畔にある「荘川桜(しょうかわさくら)」に到着しました。風が強くて寒いです!桜もまだつぼみが固く開花までにはまだ少しかかりそうな感じです。きっとGW辺りが満開時期になるのではないでしょうか?この荘川桜は御母衣ダムの湖底に沈むはずの桜を湖畔へ昭和35年に移植したものです。それはこの桜の生命力と地元の方及びJ−POWERの職員の方の保守管理の賜物であり、今までに多くの花を咲かせてきてきました。すばらしいことです!。 |
晴れていたのですが雲が出てきて雪まで降ってきました、今日は冬型の気圧配置に逆戻りで北西の風がきつくてとても寒いです。朝が早くまだ荘川桜も開花していないということでだれもいません!世話をされている方が軽トラにのってやってきました、きっと地元の方なのでしょう、毎日掃除に来られているのでしょうか。この荘川桜は樹齢約450年のアズマヒガンザクラと呼ばれる種類で満開の時には観光バスや車がいっぱいになりたくさんの人出になるようです。ぜひ満開のときにもここを訪れてみたいと感じました。 | ![]() |
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御母衣湖畔の荘川桜から約30分ほど国道156号線を北上すると世界遺産「白川郷」に到着です。バイクは「せせらぎ公園駐車場」に二輪専用の場所がありそこに駐車しましたが私のバイクしかありません。この日は平日だったのですがさすがに世界遺産だけあって外国人の観光客が多いように感じました。 |
せせらぎ公園駐車場にバイクを停めて白川郷の合掌造り集落を散策しました。庄川にかかるであい橋を渡り集落内に入ります。朝早いのですがけっこう観光客が意外と多いように感じました、休日だともっと多いのでしょう。集落内の桜は5分〜8分咲きといったところでしょうか、 | ![]() |
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正直な感想ですがもっと合掌造りの家が密集しているのかと思っていましたが、意外とぽつぽつと間隔をあけて建っています。それとここに住んでいる方は通常の生活をされているので、家の周りを見物しながら歩いていると何故か少し気が引けます。地元の方はもう慣れてしまっているでしょうが、世界遺産ということで、何か補助も出ているのでしょうか?やはり私はテーマパークのような感覚でしたがそれは間違いで、ここはあくまで普通の生活のままなのでしょう。 |
展望台まで約20分程歩いて登りました、バイクでも登ってくることができますが、駐車場まで戻るよりは歩いた方が早いです。雪の白山をバックに合掌造り集落が並んで見える景色はなかなかの眺めです。 | ![]() |
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池に写った合掌作りと桜、バックは雪山のコントラストがすばらしいです。月末が桜が満開になり、観光客もいっぱい!!やはり私は静かに見物するほうが良いです。 |
白川郷の合掌造り集落では1時間半ほど散策してから再出発です、東海北陸道の白川郷ICから飛騨清見ICまで約25kmは殆どがトンネルの中、一区間だけ走り飛騨清見道路で高山方面へ、国道158号線で高山市内方面へ国道41号線を少し走り、国道361号線へ入るときに道に迷ってしました。その時偶然満開の桜を見つけたのがこの写真です。 | ![]() |
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少し道に迷ってしまいましたが、国道361号線をみつけました。ここは「美女街道」と呼ばれていますが、ここを過ぎると国道361号線は「木曽街道」になります。 |
国道361号線沿いにあった道の駅「ひだ朝日村」で休憩です、道の駅の道路向かいにきれいな枝垂桜が見えました。この朝日村には多くの神社に枝垂桜の大木があるそうで、4月下旬から5月上旬にかけてが見ごろでライトアップも行われているそうです。この写真の枝垂桜は少し小ぶりですが、ぜひ立派な枝垂桜も見に行ってみたいものです。 | ![]() |
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道の駅「ひだ朝日村」を出発して国道361号線を木曽方面へ走ります、途中長峰峠で岐阜県から長野県へ入り、1時間ほどで九蔵峠に到着です。ここから見える御嶽山の姿はすばらしい眺めです。少し逆光気味ですが迫力があります。 |
さらに国道361号線を走って九蔵峠から10分ほどで開田高原にある「木曽馬の里」に到着です。ここでは日本在来馬である木曽馬が飼育されています。木曽馬は胴長短足の馬で背丈は130cmくらい、人なつっこく、温厚な性格だそうです。 | ![]() |
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私以外見物客は居ません!!放牧されている柵から見ているとこの子(馬)が遠くから私を見つけてとことことやってきました。1mほどのところで止ってそれ以上近づきません!?かわいい顔しています、本当に温厚そうで人なつっこい感じです。立派な密生したたてがみも木曽馬の特徴です。 |
「木曽馬の里」から国道361号線を少し戻って県道20号線に入り国道19号線の木曽福島へ抜けることにしました。途中御岳ロープーウェイの鹿ノ瀬駅まで行けば中央アルプスの木曽駒ケ岳が見えるのではと、御嶽山の麓を標高を上げながら走っていくと案の定冬季通行止めの看板がありました。御岳ロープーウェイもまだ休止中なので仕方がないか! | ![]() |
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諦めきれず今度は県道20号線から御嶽山へ登る以前通ったことのある林道を登っていったのですが、やはり途中で冬季通行止めの看板と柵があり登ることができませんでした。それでもかろうじて中央アルプス木曽駒ケ岳を眺めることのできる場所を見つけたのがこの写真です。もっと上まで登ることができれば南アルプスの山々まで見ることができたかも知れません。 |
この後は道の駅「三岳」で休憩したのですが、思ったより今日は疲れてしまって
眠気がきてしまったので少し長めの休憩をしてから出発しました。
ここから国道19号線に合流して南下、中央道の中津川ICから
高速にのりますが、ETC通勤割引を利用する為に
道の駅「大桑」で時間調整を少しして帰りました。
今日の走行距離は464km、久しぶりによく走りました。
中津川ICから名古屋の自宅までは1時間半程でした。