☆ツーリングレポート☆

N徳島・剣山スーパー林道(徳島)

訪問日:2020年9月26日〜27日

コロナ禍ですが「GoToトラベル」も使用できるとのことで、一泊ツーリングに
出かけました。今回の目的は「剣山スーパー林道」を走ることでしたが、

7月最初の計画が大雨の為キャンセル、そして2回目は台風の為またまたキャンセル、そして三度目の正直で9月の決行となりました。

少し嫌な予感がしていたのですが、それが的中散々な目に会うことに!
その状況はこの後に報告します。

いつものバイク仲間と8時に山陽道・淡河PAで待ち合せ出発しました
山陽道三木JCTから神戸鳴門道方面へ、淡路島へ渡る
明石海峡大橋
では風が強く少し緊張しながら渡ります
室津PAで休憩し再出発、風がさらに強くなり横に振られながら走ります
強風で制限速度が70km制限になっていた大鳴門橋は、明石海峡大橋よりも強風でバイクは左右に振られて恐怖を感じながら走ります。風景を見ている気持ちの余裕がありません!!
無事に大鳴門橋を渡って鳴門JCTから徳島道に入ります。四国に入ると車の量が少なくなったような気がします。
徳島ICを下車して国道11号線に合流します。
1日目

8:00 山陽道 淡河PA出発
 ↓
8:15 垂水JCT 通過
 ↓
8:21 淡路IC 通過
 ↓
8:33 室津PA 到着  8:44 出発
 ↓
9:00 洲本IC 通過
 ↓
9:12 淡路島南SA 到着 9:30 出発
 ↓
10:10 眉山公園 到着

眉山公園は徳島市に隣接する300m程の山で、展望公園が整備され、ロープ―ウェイで登ってくることができます。
この日は曇り空でしたが、吉野川越しに淡路島とその横に沼島も見えました。
展望公園のまでの坂道は「花のカスケード」と呼ばれ季節の花々が植えられています。1時間程眉山公園を散策して再出発。国道55号線を小松島方面に南下し太龍寺に向かいます。
阿南市の国道195号線を走って、12時半ごろに太龍寺ロープ―ウェイの乗り場に到着しました。このロープ―ウェイは川と山二つを越える全長2,775mと西日本最長で、太龍寺への直通路として多くのお遍路さんに利用されているそうです。

太龍寺西の高野と呼ばれ弘法大師が祀られる真言宗のお寺です。

ここで昼食をとった後にロープ―ウェイに乗って
太龍寺を参拝しました。
かなりの急角度で一つ目の山を登っていきます、眼下にロープウェイの麓の駅が見えます。周りを蛇行する川は徳島県で最も長い一級河川那賀川です。
ロープ―ウェイの中間地点くらいのところから見える岩場の上に日本オオカミの銅像が見えます。昔はオオカミがいたそうです。四国犬はオオカミの血を引くとも言われています。
ロープ―ウェイの山頂駅のすぐ前が太龍寺の本堂に続く階段です。料金は往復¥2,600 この日の乗客は6人ほどでした。
☆本堂(本尊は虚空蔵菩薩、阿波藩主蜂須賀公により1852年に建立される)
☆多宝塔(法界虚空蔵・金剛虚空蔵・宝光虚空蔵・蓮華虚空蔵・業用虚空蔵と五尊で一組の五大虚空蔵が奉安されている。1861年に建立)
☆大師堂(弘法大師像が安置され、拝殿には弘法大師の十弟子が壁に描かれています。)
現在の太子堂は1878年に再建されたもの、お堂の周りを歩くことができ、裏側に回ることができます。
霊廟のような建物がありました。
無人のお守りを販売しており、お賽銭と合わせて\500で購入!!
ロープ―ウェイの山頂駅から舎心ヶ嶽の道のりは700m程ですが歩くと20分程かかります。石仏が等間隔に設置されており、最初はなだらかな坂道ですが最後の急坂を登れば舎心ヶ嶽に到着です
舎心ヶ嶽に到着、ここは弘法大師が19歳の時に修行をされた聖地とされています。岩の上に東の方角を向いた銅像があります。東の方角は鳴門大橋から淡路島、そして沼島を見ることができます。この日もあいにくの曇り空でしたが、鳴門大橋と淡路島が見えていました。
ここまで行くのは意外と大変、岩場に掛かった鎖をもって登っていきます。絶景を眺めながらしばし休憩、弘法大師の後ろに座らせてもらいました。
ロープ―ウェイの山頂駅から舎心ヶ嶽の弘法大師の銅像が見えます。(矢印のところ)
この日は宿の月ヶ谷温泉「月の宿」に夕方5時ごろに到着しました。太龍寺ロープ―ウェイの乗り場から那珂川沿いの県道19号線を北上して県道283号線へ、四国の県道は細くて荒れた道ですが、車は少なく対向車もほとんどありませんでした。
1日目

11:10 眉山公園 出発
(眉山公園にはちょうど1時間滞在していました)

12:25 太龍寺ロープ―ウェイ乗場 到着
(昼食後ロープ―ウェイに乗って太龍寺まで、境内を散策し「舎心ヶ嶽」にも立ち寄りました)

15:20 太龍寺ロープ―ウェイ乗場 出発
(県道19号、282号を勝浦町方面へ、その後県道16号で勝浦川沿いに走り月ヶ谷温泉へ)

16:10 月ヶ谷温泉「月亭」 到着
(近くのガソリンスタンドで明日に備えガソリンの補充)
宿の部屋からは川沿いにキャンプ場が見えました。月ヶ谷温泉は名前の通り深い谷にありました。部屋は清潔感がありgood!コロナ対策もされており、食事も二食ともにコストパフォーマンス以上に感じました。

2日目、朝8時に宿を出発して剣山スーパー林道に向かいます。宿から10分程で東側の起点に到着します。
起点から約5分程走ってきましたが、まだ舗装道路が続きています、1.2〜1.5車線が続きます。天気も晴れていて快調に進みます。
少し路面が荒れてきました、落石と舗装の剥がれが目立ってきます。起点から約10分走ったところです。
起点から約15分走ったところで、路面がコンクリート舗装になりました。ここまで対向車はありません。
リアのドライブレコーダの映像です、今回一緒にツーリングに出かけた相方のMさん、バイクは最近乗換られたHONDA ADV150 
突然きれいなコンクリート舗装になりました、ここは1週間前まで通行止めになっており、コンクリート舗装の補修をしたところです。起点から約20分走ったところです。
起点から30分走りました、標高が約1000mのところまでくると、天候が悪くなり霧が出てきました、少し雨も降っています。
旭丸峠に到着です、ここから未舗装の道になります。起点から約40分です。細かな霧雨が降っており、ヘルメットのシールドに着いて前方が見にくいです。
さらに霧も濃くなり前が見にくい状態です、路面も大きな石がゴロゴロ転がっている状態です、大きな石に乗り上げるとハンドルを取られて転倒しそうです、ハンドルを持つ両腕に力が入ります。
大きな水たまりがあります、一瞬躊躇しながらも水たまりの真ん中に入っていきます。バイクがドロドロになると思いながら転倒しないよう慎重に走ります。
こぶし大の石に乗り上げたのでしょう、アッと思った瞬間転倒してしまいました。その瞬間の画像です。
転倒時のリアカメラの映像です、助けに来てくれるMさんが写っていました。
起点から1時間程走っています、このあたりもかなり路面が荒れています、先日の大雨の時に流された土砂でしょうか?ガードレールを押し曲げてしまっています。
リアカメラの映像です、起点から1時間10分走ってきました。大きな石やがれきが所々あり、注意して走ります。
少し広くなった場所があったので休憩しました。起点から1時間15分程走っています、ここまで対向車はありません。
国道193号線に出ました、起点から約1時間半走りました。ここで剣山スーパー林道はいったん途切れて1q程南へ走ると西コースの入口です。しかし今回はここで北へ進み徳島方面に行きます。今回は西コース走行はこの天候では無理と判断しました。
剣山スーパー林道東コースを走りました。国道193号線を少し走ったところで休憩です。この場所で標高が1050mあります。写真ではよくわかりませんがかなりドロドロです。
転倒したために、左ナックルガードが破損、左パニアケースの角が損傷、ロアフェアリングの左側が割れていました。

今回の教訓として、
剣山スーパー林道を少し甘く見ていました、このクラスのバイクでは林道の未舗装路は無理です、オフロード専用バイクでないと危険だということです。多少不安はありましたが友人と一緒だったので今回決行しましたが、このバイクで未舗装路は今後は走らないと決めました。
国道193号線を徳島方面へ下っていきます、国道493号線に入り東へ、途中JAのガソリンスタンドで洗車をさせてもらいました、ここでは親切にもガソリンを補給しなかったのに洗車機を使用させてくれました。

標高143mまでおりてきました、コンビニで少し休憩、裏の畑を見ると徳島名産の「すだち」がたくさんなっている「すだち」畑でした。

この後徳市内で昼食をとり
徳島道、神戸淡路鳴門道、山陽道を走り帰りました。
2日目

8:08 宿を出発

8:17 剣山スーパー林道 東コース起点入口

9:00 旭丸峠に到着
(ここから未舗装路に)

9:40 国道193号線へ
(今回は悪天候の為、ここから徳島方面へ)

10:20 神山町のファミリーマートで休憩
JAのガソリンスタンドで洗車

11:30 徳島駅前

12:30 昼食後徳島市内出発

12:45 徳島IC

12:50 鳴門IC

14:30 淡河PA

15:00 帰宅