☆ツーリングレポート☆

F飛騨高山・信州ツーリング
訪問日2014.4.25〜26

櫻ヶ丘八幡宮(高山)


名古屋での単身生活も2年で終わってしまいました、
名古屋在住最後の信州方面のツーリングは
「飛騨高山・信州桜ツーリング」としてを巡るツーリングにしました

名古屋市内は今年4月初めに満開を向えましたが高山や信州
4月末から5月初めまで
が楽しめます

1日目の行程

名古屋の家
↓   
一宮IC(名神)
↓   
ひるがの高原SA(東海北麓道)
↓   
荘川IC(東海北麓道)
↓   
荘川桜 
↓   
西光寺
↓   
道の駅「ななもり清見」
↓   
櫻ヶ丘八幡神社(高山市)
↓   
美女高原
↓   
宝蓮寺(朝日村)
↓   
道の駅「ひだ朝日村」
↓   
久々野地区
↓   
鍋平公園
↓   
宿(松本市内)
6:30に出発

7:00に通過

8:15到着、少し休憩して8:25出発

8:31流出

8:42到着、つぼみ状態

9:50到着、枝垂桜もつぼみ状態

10:24到着、休憩

10:55到着、枝垂桜満開

11:28通過

11:36到着

11:47到着、昼食は大福2個

12:34到着、桜がほぼ満開

14:57到着、笠ヶ岳の雄姿

17:00到着


朝6:30に名古屋の家を出発して名神一宮ICから高速道路に入ります。3分程で東海北陸道へ分岐して北上します。
この日は平日だったのですが東海北陸道の交通量が多かったのは岐阜各務ヶ原ICまで、そこからは急に交通量が減る気がします、また郡上八幡ICを過ぎるとさらに交通量が減り、白鳥ICからは対面通行となります。行楽シーズンにはここが基点で渋滞するようです。
ひるがの高原SAに到着しました。大日ヶ岳が正面に見えます。山裾にはスキー場があり雪も十分残っておりまだまだスキーができそうです。SAを出発して5分程で荘川ICでここで高速を降りて国道158号線を御母衣ダム方面へ10分程走ると荘川桜に到着します。時間は8時半ごろです。
荘川桜(しょうかわざくら)は国道156号線沿いの御母衣ダム湖岸に移植された樹齢450年と推定されるエドヒガン桜の古木です。御母衣ダム建設に伴ってダムの湖底に沈む運命にあった桜を当時の電源開発(Jパワー)が1960年に移植し管理している桜です。高さ20mほど有りさすがにそばで見ると迫力があります。
あいにく「つぼみ」状態ですが、そのつぼみはピンク色に染まっておりもう数日経てば「満開」になる感じです。よく見てみると一輪咲いています。
次は枝垂桜で有名な西光寺国道156号線から国道158号線に入り高山方面へ走ります。途中道の駅「桜の郷荘川」で休憩です。まだ朝早いせいか殆ど車はいません、時間は9時頃でした。遠くに雪を頂いた白山が見えます。
国道158号線(白川街道)を高山方面へ走ります、交通量は少なく時々対向車とすれ違うくらいです。松ノ木峠付近では東海北陸道と併走して走ります。飛騨清見IC付近を通過すると県道478号線へ分岐します。県道478号線は長閑な田舎道で冬季は途中で通行止めになるようです。
道の駅「桜の郷荘川」から30分程で西光寺に到着しました。小さな集落の中にある西光寺には枝垂桜を見に来る人の為でしょう車が10台程度停める事のできる駐車場が完備されていますが今日は1台の車もありません。
と言うことは〜
残念ですがここでも枝垂桜は「つぼみ」状態で満開まではもう数日といった感じです。この枝垂桜が「満開」になればさぞかし立派ですばらしいと思いました。この枝垂桜ヒガンザクラの変種で樹齢800年以上とされているそうです。

ここまで来て「荘川桜」「西光寺の枝垂桜」と空振りに終わり
今日はもう満開の桜を見ることはできないのかという雰囲気になってきました。

しかしながらその心配も
高山市内に入ってなくなりました


高山市内の「櫻ヶ丘八幡神社」に到着すると桜が満開ではありませんか!!
枝垂桜がまだつぼみだった西光寺から約1時間で到着です。「櫻ヶ丘八幡神社」にはソメイヨシノだけでなく立派な枝垂れ桜もあり、ほぼ満開でした。
しばし境内を散策しました、それにしても見事に咲いています。時々通りかかった人が車を停めて桜を見ていました。ここは高山市内ですが少ししないのはずれにあり、近くも人通りは殆どありません。意外と穴場なのかも知れません。
満開のソメイヨシノ越しに、遠くにまだ雪で真っ白の白山連峰が見えます。「櫻ヶ丘八幡神社」を後にして今度は美女高原経由で朝日町の宝蓮寺へ向います。その神社も枝垂桜が有名のようです。
高山市内から旧道の木曽街道に入ります、美女高原へ向う途中に満開の桜を見つけました。花の色が白っぽいのがソメイヨシノで少しピンク色が山桜?ではないでしょうか、ここからはどんどん道幅が狭くなり、険しくなって行きますが殆ど車は通っていません。
宝蓮寺に到着しました、「阿弥陀桜」とも呼ばれているこの枝垂桜も樹齢400年といわれる立派な桜ですが、5分咲きといったところでしょうか?この枝垂れっぷりは満開になるとさぞかし見ごたえがあるのでしょう。
高山の朝日町から県道87号線で久々野地区へ、無数河川(むすごがわ)の土手沿いに桜が等間隔で植えてあります。ほぼ満開で見ごたえがあります。夕方になると照明設備があったのでライトアップされるのでしょう。
無数河川(むすごがわ)とは珍しい名前です。由来を少しインターネットで調べてみましたが、昔はこの地域はたくさんの川が集まっていたからという説もあるようです。しばしバイクを降りて土手沿いを散策しました、誰もいません、静かで川の流れの音だけしていました。
再び美女高原に戻ってきました、高山市内からさっきは旧道の木曽街道を通りましたが、今度は美女高原から「飛騨農園街道」を通って松本方面への国道158号線に入ります。この飛騨農園街道は旧道に比べると格段に道幅も広く、車も少なく走りやすい道です。
「飛騨農園街道」の途中、一番標高の高い場所(約1000m)から見える御嶽山です。少し雲が出ていますが、山頂付近は雪で真っ白です。
国道158号線に入り松本方面に向います、標高はどんどん高くなり道端には残雪が徐々に多くなっていくのがわかります。平湯トンネルの入口が見えてきました。ここでの標高は約1400mです。
平湯トンネルを通り抜けると奥飛騨温泉郷に入ります、平湯温泉、福地温泉、栃尾温泉、新穂高温泉と有名どころの温泉郷が連なっています。
栃尾温泉を過ぎて新穂高温泉方面に向うと正面に雪で真っ白の穂高岳が見えてきました。新穂高温泉の手前を県道を逸れて中尾温泉方面へ急坂を登っていきます。途中温泉特有の硫黄のにおいがしました。
鍋平公園に到着です、ここには雪山遭難救助の為のヘリポートがあります、そのヘリポートからの笠ヶ岳の雄姿がすばらしいのですが、今日は雲が少し多くて良い写真が撮れませんでした。
平湯温泉まで戻り阿房トンネルを通って今日の宿がある松本市内に向います。阿房峠はまだスノータイヤやチェーン規制でバイクでは通行が難しそうです。この交差点を左折すると上高地ですが一般者は左折不可です。ここで標高は約1200mくらいです。
今日の宿の「旅館丸上」に到着です。建物は古いのですが清潔感がありコストパフォーマンスは最高といえます。トイレ、お風呂は最近改装したようでピカピカでした。また利用したいと思っています。

下記は1日目の走行時間毎の標高を示したグラフです。

横軸:時間、縦軸:標高(m)

2日目

2日目は松本市内から私がいつも信州ツーリングの参考にさせてもらっている
「ロングツーリングクラブ」のツーリングレポートのルートで
北アルプスの絶景を見に出かけることにしました。

朝6時半頃に松本市内の宿を出発、最初に長峰山へ向います。天気は良いのですが、遠くが霞んでいて見通しは良くありません。残念ですがしかたありません、まずは長野道の松本ICから安曇野ICまで、短距離ですが時間短縮のため高速道路を利用しました。途中梓川SAで少し休憩です。7時過ぎですが車はいっぱいです。
安曇野ICで下車し国道19号線をJR篠ノ井線沿いに北上します。明科駅を過ぎ右折し、「長峰山天平の森」の看板でさらに右折で山道を登っていきます。山道は概ね1.5車線でバイクであれば問題ありませんが、車は見通しの悪いところは徐行して注意して進んでいく必要があります。途中ところどころで小さいですが満開の桜に和まされます。
長峰山山頂付近の広場に到着しました。桜が満開できれいです。でも遠くは霞んで北アルプスははっきり見えません、残念!!!
長峰山の山頂広場から見える常念岳(2857m)です。あいにく霞んでいて残念です。長峰山の山頂付近までは車でも登ってこれます、頂上付近に車10台が停めることのできる駐車場があり、そこから50mほど坂道を登ると絶景広場に着きます。
遠くの北アルプスの景色が霞んでいる代わりにが満開でとてもきれいです。ハングライダーのスタート台も見えています。霞んでいなければ白馬、八方方面の山々まで見えるのですが、今日は全く見えませんでした。
長峰山から降りてきて再び国道19号線を少し戻り県道51号線を高瀬川沿いに北上します。大町市内を通り県道394号線に入るとスノーシェルターのトンネルを通りますが交通量が極端に少なくなりました。県道31号線(大町街道)を通らずに平行して走る県道497号線を走りました。
県道497号線は交通量が少なく対向車にも時々しか出会いません。美麻地区に向いますがのんびりと時速50km〜60kmで走るのが気持ちがいいです。
美麻地区に入ったところで北アルプスの山々がきれいに見える所を見つけました。向って左側のピークが二つある山が爺ヶ岳、右端の高い山が鹿島槍だと思います。
県道33号線に入りさらに北上すると白馬村に入りました。天気は最高なのですが霞んでいて北アルプスのすばらしい眺めは残念ながら見ることができません。
さらに進んでいくと北アルプス白馬岳八方尾根の山が見えてきました。車の交通量は少ないです。国道148号線(糸魚川街道)に合流しJR大町線沿いに北上します。ウイング21の看板を目印にJRの線路の下をくぐり西側へウイング21に到着します。
ウイング21の駐車場からの北アルプスの眺めです。ウイング21はスポーツ施設と文化施設を併設する白馬村の公共施設です。
JR白馬駅越しに見た北アルプスの山々、時刻が進むにつれてどんどん景色が霞んでいっているように感じます。JRの西側にある農道を走り野平地区へ向かいます。車の通行量は少なく快適です。
野平地区に到着しました、のんびりとした畑に囲まれた静かな集落です。北アルプの山が一望できます。左から(南から)「唐松岳(2696m)」、「白馬鑓ヶ岳(2903m)」、「杓子岳(2812m)」、「白馬岳(2932m)」、「小蓮華山2766m」のピークが望めます。
畑家の中のあぜ道に植えられた水仙と一緒に北アルプスを撮ってみました。白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳を併せて「白馬三山」と称しています。何度も言いますが霞んでいるのが残念でした。
途中の橋の上からの北アルプスの眺め!!
帰路につきました、国道148号線にでて南下します。この写真はちょうどJR白馬駅前の交差点付近です。
青木湖付近で国道148号線からそれて県道に入り青木湖沿いを走りました。
大町市内に入りました、満開の桜の木があります。国道を外れて安曇野市内を松本方面へ走りますが道に迷ってしまい何処を走っているのか判らなくなってきました。
なんとなく雰囲気で走っていると昨日泊まった宿の近くの道で出てきてやっと判りました。長野道の松本ICから高速で帰ります。
高速は飯田山本ICで下車し、国道153号線を走って名古屋方面に帰ります、高速を降りてすぐに雨が降り出しました、国道153号線は通行量も少なく走りやすい道です。その後足助街道に入り伊勢湾岸道の豊田松平ICから高速に入り名古屋の自宅まで帰りました。