二度目のロシア旅行を決行するかどうか、かなり迷いました。金銭的にも時間的にも現地に対する個人旅行の知識の準備不足も、そしてなにより新型肺炎の問題が大きかったからです。
ところが、関空に着いてゲートを出てしまえば踏ん切りがつき、不安という不安は旅行をご一緒する方々と、うまくやっていけるかどうか、その一点だけになりました。飛行機の中でもまったく緊張しませんでした。
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さて、前置きはこのくらいにして、初日にあったことを書きたいと思います。入国審査で入国カードに記す団体の番号が違うと我々一行は、いちゃもんをつけられました。よって一人ずつカードを書き直すハメに陥ったのですが、我々の中には別の審査官のところであっさりパスした人もいて、添乗員さんもろとも怒り爆発の結果に。 |
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しかし、入国審査でのトラブルはこれだけにとどまり、また税関申告もいつの間にやら無くなっていたので、あっさり入国できました(飛行機の中で書いた税関申告書は、ただの紙切れ同然になってしまいました…)。
外に出た私は早速カメラをとりだし、シェレメチェボ第二空港と町へのバスを待つ人たちの写真を収めました。これらの写真はその時の模様です。 ↑ シェレメチェボ第二空港の前。この時期、旅行者でごったがえすようだ。 ← 標識には「バス・駐車場。車両乗入れが一時間100ルーブル」とある。 |
バスはレニングラード街道を南へと走りクレムリンの方角へ。以下はバスのなかから撮ったもの。
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バスは、街中までほとんど信号に引っかからなかった。快調すぎてこわいくらいだった。
現地ガイドは四ヶ国語話せるリューバさん。彼女からバスの中で、日本のピカチュウがロシアでは パチェボ=@となっていることなど教えてもらう。 |
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いよいよモスクワの「銀座」が近づいて来た。近年、モスクワでは車が増えすぎていることを象徴するような光景を目の当たりにした。しかし(夕方のラッシュというのもあろうが)すげえ車の量だな…。 |
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写真にはないが、観光客が乗ったバスを見ると、市のバスのなかから手を振ってくれる若いモスクワっ子もめずらしくない。 |
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ここは、プーシキン広場の手前のあたり。 |
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ホテルはキタイ・ゴーラト(キタとは竿の束を意味する。ゴーラトは町)というところにあるでっかいホテルだった。日本のことわざか何かで「大は小を兼ねるも、杓子は耳掻きにならぬ」というのがある。初日はまさにこんな感じで、ルーム・キーが渡されるまでかなり待たされたし、我々にとっては初めてのホテルで勝手が分からないのに、唯一目にしている出入口を大した理由も無いのに締められるという酷い仕打ちもくらったのであった。
移動の疲れもあったので、夕食でロシア産の薄いビールでも飲んで寝ようと思ったが、同室のХさんが日本から持ってきた日本酒と焼酎で一杯やろうと言い出し、飲んだ。おかげでよ〜く眠れた。 |
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