単行本(1990年〜1999年)

部隊編成や戦史関係の蔵書のうち、発行年が1990年代のものをの古い順に並べています。

書名 出版社 著者/訳者 発行年月
ティーガー(上)
―無敵戦車の伝説 1942〜45
大日本絵画 E・クライネ、V・キューン−著
富岡吉勝-訳
1991年1月
Die Geschichte einner legendaren Waffe1942-45(1981年発行)の翻訳版
ティーガー重戦車大隊の戦闘記録。ティーガー重戦車大隊の編成から1943年−44年の冬までの間の各大隊の戦闘を紹介しています。
ティーガー(下)
―無敵戦車の伝説 1942〜45
大日本絵画 E・クライネ、V・キューン−著
富岡吉勝-訳
1991年5月
Die Geschichte einner legendaren Waffe1942-45(1981年発行)の翻訳版。
ティーガー重戦車大隊の戦闘記録。1944年6月の中央軍集団の崩壊から終戦までの各大隊の戦闘を紹介しています。
ストーミング・イーグルス
―ドイツ降下猟兵戦史
大日本絵画 ジェイムズ・ルーカス−著
矢嶋由哉-訳
1993年4月
Storming Eagles(1988年発行)の翻訳版
ドイツ降下猟兵の戦闘記録。SS降下猟兵による「ナイトの跳躍作戦」は日本語で読める唯一(多分・・・(^^;)の資料。しかしこの作戦の結末は将棋の格言どおり「桂馬の高飛び歩の餌食」という結果に・・・(涙)
ティーガーの騎士 大日本絵画 カール・コーラッツ−著
菊池 晟-訳
1993年8月
Untersturmfuhrer Michael Wittmann(1970年発行)の翻訳版
戦車エース、ミヘル・ヴィットマンのドキュメント。
バルジの戦い〈上巻〉 大日本絵画 ジャン・ポール・パリュ−著
岡部いさく-訳
1993年7月
Battle of the Bulge Then and Now(1984年発行)の翻訳版
両軍の編成、戦闘序列、戦闘の経過などバルジの戦いのすべてがわかります。特にこの上巻はお勧めで、ドイツ軍部隊の戦闘序列と参加部隊の解説、主要な部隊の編成を紹介、第2戦車師団については1944年11月30日現在の編成が詳細に紹介されています。
バルジの戦い〈下巻〉 大日本絵画 ジャン・ポール・パリュ−著
岡部いさく-訳
1993年11月
Battle of the Bulge Then and Now(1984年発行)の翻訳版
下巻では戦いも後半になり有名なパイパー戦闘団の後退、バストーニュをめぐる攻防戦からドイツ軍の後退までをあつかいます。
ドイツ武装親衛隊軍装ガイド
(ミリタリー・ユニフォーム)
並木書房 アンドリュー・スティーブン
ピーター・アモーディオ
北島 護-訳/上田 信-監訳
1994年1月-第1刷
1994年1月-第2刷
ISBN4−89063−050−3 定価2,800円
モデルによる軍装写真集。屋外での撮影で雰囲気がでている。
SS戦車隊〈上〉 大日本絵画 ヴィル・フェイ−著
梅本 弘-訳
1994年3月
Panzerkampf(1994年発行)の翻訳版
SS戦車部隊の戦車兵たちの手記をまとめたもので兵士の目から見た戦場がドラマチックに描かれています。上巻は「第3次ハリコフ戦」、「クルスク戦」、「1943年ロシア」、「1944年ロシア」、「ノルマンディ」の戦いを紹介しています。
SS戦車隊〈下〉 大日本絵画 ヴィル・フェイ−著
梅本 弘-訳
1994年5月
Panzerkampf(1994年発行)の翻訳版
下巻は「ノルマンディ後編」、「アルディンヌ」、「アルザス、ハンガリー、ウィーン」、「ドイツ東部での戦い」、「ベルリン戦」を紹介しています。
第2次大戦ドイツ迷彩服 ホビージャパン Dr.J.F.ボルサレロ/菊池 晟共著 1994年8月
ISBN4−89425−040−3 定価 2,800円
国防軍と武装SSの迷彩服に関する写真集。モデルやマニアによる再現写真、博物館の展示品の写真等だが、全体に写真自体の質が低くおおいに不満。
重駆逐戦車 大日本絵画 ヴァルター・J・シュピンベルガー−著
木村義明-訳
1994年9月 初版第1刷
ISBN4−499−22637−6 定価 4,000円
Schwere Jagdpanzer Entwicklung-Fertigung-Einsatz(1993年発行)の翻訳版
ヤークトパンター、フェルデナント/エレファント、ヤークトティーガーの開発、生産、実戦投入の様子が詳細に紹介されています。特にP112からP114にかけては第653(重)戦車駆逐大隊の編成表とともに、指揮戦車として使用されるポルシェティガー、4号戦車の砲塔を搭載したベルゲパンター、4連装2cm機関砲を搭載したT34改造対空戦車といった珍しい車両のオンパレードです。
大戦間期の東欧 刀水書房 ジョセフ・ロスチャイルド−著
大津留 厚−監訳
1994年10月 初版1刷
ISBN4−88708−170−7 定価 5,871円
East Central Europe Between the Two World War(1974年発行)の翻訳版
第1次世界大戦後のつかの間の平和、民族国家の誕生、大恐慌、そして強国間のパワーゲームに翻弄され第2次世界大戦に否応なしに巻き込まれていった東欧の小国のそれぞれの国内の事情をつぶさに調査した研究書。各国の抱えていた民族問題、領土問題が良くわかります。
雪中の奇跡・新装版 大日本絵画 梅本 弘−著 1994年12月 新装版第1刷
1995年9月 新装版第2刷
ISBN4−499−20536−0 定価 2,800円
1939年11月から1940年3月までのソ連とフィンランドの冬戦争の全容がわかる渾身の一冊。新装版
武装SS 講談社 芝健介−著 1995年2月 第1刷
1997年6月 第3刷
ISBN4−06−258039−X 定価 1,456円
武装SSの歴史、戦争犯罪などについての研究書。戦記などの記載はないが、外国人義勇兵の徴募や部隊編成の状況、ドイツ側で戦った民族別の統計など興味深い数字の資料を掲載しています。
ティーガー戦車隊〈上〉
―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録
大日本絵画 オットー・カリウス−著
菊地  晟-訳
1995年4月 初版第1刷
ISBN4−499−22645−7 定価 2,200円
Tiger im Schlamm(1992年発行)の翻訳版
第502重戦車大隊のエースとして有名なオットー・カリウスの回顧録。上巻には宮崎駿氏の「泥まみれの虎」の元ねたであるナルヴァ河北方での戦闘も紹介されています。
パンツァー・ユニフォーム
―第2次大戦ドイツ機甲部隊の軍装
大日本絵画 マイケル・H・プルット
ロバート・Jエドワーズ−共著
向井祐子−訳/照井好洋−監修
1995年5月 初版第1刷
ISBN4−499−22649−X 定価 4,300円
Field Uniform of German Army Panzer forces in World War2(1993)の翻訳版
戦車部隊だけでなく戦車猟兵部隊、装甲列車部隊、オートバイ狙撃兵部隊、機甲偵察部隊、機甲擲弾兵連隊、機甲工兵部隊、機甲通信部隊、機甲砲兵連隊、突撃砲兵部隊、機甲宣伝部隊にいたるまでの機甲部隊のユニフォームが紹介されています。また、巻末資料として戦車師団と機甲擲弾兵師団の編成概要が掲載されています。
それ以外にもP217のベッピンサンの写真だけでも買う価値あり?(笑)
コンバットAtoZシリーズ1
図解ドイツ装甲師団
並木書房 高貫布士−著
上田 信−画
1995年7月 1刷
1997年2月 2刷
ISBN4−89063−062−7 定価 1,835円
装甲師団の装備車輌、主な戦闘と人物、ドイツ装甲師団編成史、1944年型師団の標準編成表、脇役の通常車輌などなど・・・初心者からベテランまで楽しめる一冊です。
鉄十字の騎士
―騎士十字章の栄誉を担った勇者たち
大日本絵画 ゴードン・ウィリアムスン−著
向井祐子−訳 三貴雅智−監修
1995年7月 初版第一刷
ISBN4−499−22652−X 定価 2,200円
ドイツ騎士十字章と主な佩用者の記録。前半はドイツ騎士十字章自体の解説。後半で戦いの年代別に主な佩用者を紹介。
ティーガー戦車隊(下)
―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録
大日本絵画 オットー・カリウス−著
菊地  晟-訳
1996年1月 初版第1刷
ISBN4−499−22653−8 定価 2,400円
Tiger im Schlamm(1992年発行)の翻訳版
第502重戦車大隊のエースとして有名なオットー・カリウスの回顧録。下巻には1944年4月以降の戦闘、負傷、騎士十字章の受賞、第512重駆逐戦車大隊への転属、ルールポケットでの終戦までをあつかっています。第512重駆逐戦車大隊でのトホホな戦闘の様子は涙と笑いをさそいます。
軽駆逐戦車 大日本絵画 ヴァルター・J・シュピールベルガー−著
高橋慶史-訳
1996年4月 初版第1刷
ISBN4−499−22619−9 定価 4,000円
Leichte Jagdpanzer Entwicklung-Fertigung-Einsatz(1993年発行)の翻訳版
「駆逐戦車38(ヘッツァー)」、「IV号駆逐戦車」、「IV号戦車/70(V)」、「IV号戦車/70(A)」、「IV号戦車ラング(E)」について、開発から実戦投入の様子が紹介されています。
第2次大戦ドイツ兵軍装ガイド
―ミリタリー・ユニフォーム〈4〉
アルバン/並木書房 ジャン・ド・ラガルド
アルバン編集部-訳
1996年5月
ISBN4−89063−070−8 定価 4,500円
Garman Soldiers of World War Two の翻訳版
モデルによる軍装写真集。スタジオ写真の形式で写真が大きくきれい。空軍地上師団の兵士もかっこよく撮れてます(笑)
ベルリン1945 (モデルズ・イン・アクション) 大日本絵画 1996年5月 初版第1刷
ISBN4−499−22660−0 定価 3,500円
「春の目覚め作戦」から「ベルリンの戦い」をテーマにした模型写真集。高橋慶史氏によるコラム「ヴエンクの第12軍その編成と戦歴」では第12軍によるベルリン救出作戦、所属部隊の編成や戦闘の様子を紹介しています。最貧ファンは必読の一冊。
ナチスドイツの映像戦略
―ドイツ週間ニュース 1939‐1945
大日本絵画 三貴雅智 1996年8月 初版第1刷
ISBN4−499−22662−7 定価 2,700円
ドイツ週間ニュースの映像を題材に、兵器や実際の戦況の解説はもちろんのこと、それだけににとどまらず映像に秘められたさまざまなプロパガンダの手法や目的を解説しながら、全体としては第2次大戦史のような内容となっています。
重戦車大隊記録集〈1〉陸軍編 大日本絵画 ヴォルフガング・シュナイダー−著
向井祐子-訳
1996年10月 初版第1刷
ISBN4−499−22668−6 定価 5,800円
Tiger in Combat Vol.1(1994年発行)の翻訳版
陸軍のティーガー重戦車大隊の記録集。「カモフラージュとマーキング図版」、「日誌と編成・写真」の2部構成で、編成表はターレットナンバーまでしっかりと紹介されていますが、一部間違いもあるようですので盲信は禁物です。
W.W.U戦車隊エース 光栄 斎木伸生−著 1996年11月 初版
ISBN4−87719−384−7 定価 1,800円
Panzer誌などの記事でおなじみの斎木伸生氏による戦車による戦史集で、ノルマンディーの戦闘、スターリングラード救援など有名な戦闘が17話紹介されています。書名は「戦車隊エース」ですが、戦車兵個人よりも指揮官に焦点があてられています。
世界の戦車 1915〜1945 大日本絵画 ピーター・チェンバレン&クリス・エリス−著
(株)アートボックス-編集
1996年12月 初版第1刷
ISBN4−499−22616−3 定価 3,990円
Pictorial History of Tanks of the World 1915-1945(1972年発行)の翻訳版
30年間の戦車の歴史を各戦車の派生型式も含めて紹介しています。また、戦車生産国ばかりでなく使用した小国も国別に装備戦車を紹介していて参考になります。巻頭には小林源文氏によるイラストエッセイも掲載されています。
ヨーロッパ1939 昭和堂 松川克彦−著 1997年2月 初版第1刷
ISBN4−8122−9701−X 定価 4,200円
1939年というまさに第2次世界大戦に突入してゆくドイツとポーランドを中心としたヨーロッパ情勢の研究書。ダンツィヒをめぐる交渉、大国間の思惑に翻弄されるポーランドの運命など、「奇々怪々」と言われたヨーロッパ情勢が少しは垣間見えるかも。
突撃砲 大日本絵画 ヴァルター・J・シュピールベルガー−著
高橋慶史-訳
1997年3月 初版第1刷
ISBN4−499−22672−4 定価 4,200円
Sturmgeschtuz Entwicklung und Fertigung der sPak(1991年発行)の翻訳版
突撃砲の開発から生産、実戦投入の状況、野戦用支援車輌(弾薬運搬車や牽引車輌)、突撃砲部隊の一覧表など読めば読むほど奥が深いお勧めの一冊です。
ナチス親衛隊
軍装ハンドブック
原書房 ロビン・アムスデン
知野龍太-訳
1997年6月-第1刷
SS Regalia(1996)の翻訳版
カラー写真は巻頭の4ページのみで、あとは白黒写真なのが少し残念。
SSガイドブック 新紀元社 山下英一郎−著 1997年11月 初版発行
ISBN4−88317−298−8 定価 2,200円
SSの組織と歴史、武装SSの各部隊の紹介しています。SSの所管となっていた警察部隊についても少しだけふれています。
普通の人びと
―ホロコーストと第101警察予備大隊
筑摩書房 クリストファー・ブラウニング−著
谷 喬夫−訳
1997年12月初 版第1刷
ISBN4−480−85756−7 定価 3,400円
第101警察予備大隊によりポーランドで行われたユダヤ人虐殺(ホロコースト)を扱った研究書。虐殺行為を行ったのが召集された中年警察官たちということで、普通の中年おやじたちがどのようにして組織的な虐殺者となったかが主題です。巻頭部分には当時の警察部隊の編成や指揮系統についての解説があります。
ヒットラー・ユーゲント(上)
―SS第12戦車師団史
大日本絵画 フーベアト・マイヤー−著
向井祐子-訳
1998年1月 初版第1刷
ISBN4−499−22678−3 定価 3,900円
The history of the 12SS PanzerDivision(1995年出版)の翻訳版
SS第12戦車師団「ヒトラーユーゲント」の師団史。上巻は師団の創設からノルマンディ戦でのカーンの戦闘、1944年8月8日までを掲載。
ヒットラー・ユーゲント(下)
―SS第12戦車師団史
大日本絵画 フーベアト・マイヤー−著
向井祐子-訳
1998年12月 初版第1刷
ISBN4−499−22691−0 定価 4,100円
The history of the 12SS PanzerDivision(1995年出版)の翻訳版
SS第12戦車師団「ヒトラーユーゲント」の師団史。下巻は8月8日以降、ファーレーズからの脱出戦、北フランスからの撤退と再編成、アルディンヌでの攻勢、バラトン湖での攻勢、オーストリアでの防衛戦を掲載。
ティーガー重戦車 大日本絵画 ヴァルター・J・シュピールベルガー−著
津久部茂明-訳
1998年6月
Der Panzerkampfwagen Tiger und Seine Abarten(1991年発行)の翻訳版
ティーガー戦車E型(ティーガー戦車I型)、ティーガー戦車B型(ティーガー戦車II型)、と派生型車輌について開発過程やメカニズム面を中心に解説しています。編成や戦闘記録はあまりないので購入のときは注意を。
SSの軍装 大日本絵画 照井好洋
B.S.K-監修
1998年8月
ISBN4−499−22687−2 定価 3,045円
月刊モデルグラフィックス93年8月号から97年8月号まで連載された「SSの軍装」を再編集した軍装写真集。パート1はモデルによる再現写真、パート2は上着、コート類の単体写真、パート3は装具小物類の写真と解説からなっています。
ティーガー重戦車写真集 大日本絵画 1998年10月 初版第1刷
ISBN4−499−22688−0 定価 2,700円
ティーガーI重戦車の写真集。連続写真が多く見慣れた写真も前後関係や周りの状況がわかり面白い。「ティーガーフィーベル」(小林源文)と「第501重戦車大隊の戦車兵の手記」が掲載されています。
パンター戦車 大日本絵画 ヴァルター・J・シュピールベルガー−著
高橋慶史-訳
1999年1月 初版第1刷
ISBN4−499−22694−5 定価 4,700円
Der Panzerkampfwagen Panther und Seine Abarten(1991年発行)の翻訳版
パンター戦車の開発過程と各型の構造、ヤークトパンター、ベルゲパンターなどの発展型について開発やメカニズム面を中心に解説しています。編成や戦闘記録はあまりないので購入のときは注意を。
ドイツ軍用車両戦場写真集 大日本絵画 1999年1月 初版第1刷
ISBN4−499−22693−7 定価 2,800円
部隊ごとにまとめられた車輌写真集。連続写真が多く見慣れた写真も前後関係や周りの状況がわかり面白い。巻末には「ノルマンディにおける第6戦車連隊第1大隊の行動」(富岡吉勝)も掲載されています。
“グロースドイッチュランド”師団写真史
―東部戦線におけるGD機甲擲弾兵師団1942‐1944
大日本絵画 トーマス・マックギール
レミー・スペツァーノ−共著
岡崎淳子-訳
1999年5月 初版第1刷
ISBN4−499−22697−X 定価 3,000円
God,Honor,Fatherland A Photo History of Panzergrenadier Division "Grossdeutschland" on the Eastern Front 1942-1944(1997年発行)の翻訳版
戦車連隊から師団司令部、補給部隊の裏方さんまで1942年から1944年までのGD師団写真集。
第2次大戦各国軍装全ガイド
(ミリタリー・ユニフォーム)
並木書房 マルカム・マクグレーバー/ピエール・ターナー画
ピーター・ダーマン-文
北島 護-訳/三島瑞穂-監修
1999年7月
ISBN4−89063−107−0 定価 5,460円
Uniforms of World War II(1998) の翻訳版
第2次大戦に参加した約30ヶ国の陸海空軍の軍装をカラーイラストで270点以上収録しています。
流血の夏 大日本絵画 梅本 弘−著 1999年7月 初版第1刷
ISBN4−499−22702−X 定価 3,800円
1944年6月、「継続戦争」でのフィンランド軍とソ連軍のカレリヤ地峡での戦闘記録。同社から発行されている「雪中の奇跡」の続編にあたります。圧倒的な火力で攻撃してくるソ連軍に対してフィンランド軍は必死の防衛戦を展開しました。
戦時下のアルザス・ロレーヌ 白水社 ピエール・リグロ−著
宇京頼三−訳
1999年9月 初版
ISBN4−560−05819−9 定価 999円
L'Alsace-Lorraine pendant la guerre 1939-1945(1997年発行)の翻訳版。第2次大戦によりドイツ占領下となったフランスのアルザス・ロレーヌ地方はその歴史的背景からドイツ領に併合され、住民はドイツ軍の兵士として徴兵されました。「忘れられた兵士」のギ・サジェール氏がなぜドイツ軍の兵士になったかの背景がわかる1冊。
重戦車大隊記録集〈2〉SS編 大日本絵画 ヴォルフガング・シュナイダー−著
富岡吉勝-訳
1999年12月 初版第1刷
ISBN4−499−22705−4 定価 5,700円
Tiger in Combat Vol.2(1998年発行)の翻訳版
重戦車大隊記録写真集-1に続き、武装SSの重戦車大隊と重戦車中隊、「グロスドイッチェラント」などの固有の部隊名を持ちティーガーI重戦車を装備したさまざまな部隊を掲載しています。Vol.1と同様に「カモフラージュとマーキング図版」、「日誌と編成・写真」の2部構成となっています。

2005.6.22現在



泡沫戦史研究所http://www.eonet.ne.jp/~noricks/