CASE 21
被告 DragonAsh [Life goes on] 2002

●収録シングル
Life goes on

作曲・作曲 Kj
編曲 DragonAsh
概要 親しみやすいHIP HOPで人気。


試聴可能サイト
●公式ホームページ 音源直リンク。
原告 FUN FACTORY [I Wanna B With U] 1995

●収録アルバム
SUMMER HIT MIX '95(VARIOUS ARTIST)
作詞 ZOLTAN BENDER,TONI COTTURA, RODNEY HARDISON
作曲 ZOLTAN BENDER,TONI COTTURA
概要 ドイツ出身の女性ヴォーカル、アネット、アメリカ出身の黒人ラッパーのT・ロック、スイス出身のアルの3人組。

試聴可能サイト
●JET SET 1曲目。

ジェームス・やまだ 今回は投稿ネタを取り上げさせてもらいます。しかし、今回は色々紆余曲折がありましたね。
ラーズ・たつみ 広島の毒さんから寄せられた情報に端を発するわけやね。
ジェームス・やまだ 毒サンから寄せられたのは、

被告 GLAY 「とまどい」

原告 SMASHING PUMPKINS 「TODAY」

でした。曲名をクリックしていただければ試聴できます(現在試聴可能サイト捜索中)。
ラーズ・たつみ 2人の見解は毒さんに申し訳ないけど、正直なところ似てないなと。
ジェームス・やまだ よって無罪になってしまいました。これはあくまで私達二人の陪審員の意見ですので。毒さん、これに懲りずまた投稿をお願いしますm(__)m。

しかし、TODAYを聴いた管理人がこの曲、

DragonAsh
 「GRATEFULDAYS」

にそっくりだと言い出しまして。
ラーズ・たつみ ははっ、管理人がね(笑)。。。。まあええわ。で、聴いたところ、似てる!言うか一緒やん!
ジェームス・やまだ あまりに一緒なのでこれはサンプリングではないかと言う事になりました。ちなみにサンプリングとは

<現実音やCDなどから曲の一部を音の素片(フレーズ)として抽出(=サンプリング)し、楽曲の構成部分として利用する音楽手法で、近年流行のクラブミュージックには欠かせないものとなっています。(ヤマハ製品カタログより引用)>

と言う事です。
ラーズ・たつみ 冒頭のフレーズは確かにサンプリングっぽい。しかし、歌が入ってからはキーボードでリフを弾き直していると思う。なぜなら元曲がギターでコードをアルペジオで弾いてるから音が共鳴しているのに対し、dragonの方は単音で音が共鳴してないから。
ジェームス・やまだ それに関しては許可さえ得ていたらフレーズを新たに弾き直して引用してもサンプリングの範疇に入るみたいです。
ラーズ・たつみ で、ぱくりかサンプリングかどっちやねん!と調べてみたんやけど、CDにはクレジットがない。かと言ってそれでぱくりと決めつけられないし。ネット上でもぱくりと、サンプリングと言う意見が真っ二つに分かれてる。
ジェームス・やまだ 以上の経過で、この件は一時棚上げになりました。そこにtetsuyaさんから、DrgonAshの別の曲の投稿が寄せられました。それが今回取り上げた「Life goes on」です。
ラーズ・たつみ J-PHONEのCMでかかっている曲やね。最新やん!古いネタが多いこのコーナーにはとてもありがたいです。
ジェームス・やまだ で、聴いた感じどうですか?これもサンプリングだと言う意見もあるんですが。
ラーズ・たつみ これはサンプリングちゃうやろ。歌メロのしかも一番おいしいところ持ってきてサンプリングというのは道理が通らん。カバーと言うなら許す。
ジェームス・やまだ クレジットがないところを見るとカバーではないようです。
ラーズ・たつみ 俺、これと似た手法取ってる曲知ってるで。印象的なフレーズを借りて来て、自作の曲にひっつけると言うやり方。それはTOKIOの「カンパイ!」や。はじめてCMで聴いた時、BAYCITY ROLLERSの曲ぱくりよった!と思った。しかし、カンパイの場合ちゃんと元曲の作者のクレジット表記がしてある。仮にDragonAshがFUN FACTORYサイドにフレーズを引用する正式な許可を得ていたとしても、クレジットにその旨を表記するのは義務だと思う。現状やったらkjが全て作ったってことやん。
ジェームス・やまだ 表記しないことで、ぱくり疑惑を生んでしまうわけですからね。
   
   
 
判決: GUILTY