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コラム

アロワナのエラめくれ手術

 概要
以前飼育していたアロワナは3度のエラめくれ。。。
最終的に手術を敢行しました。

直接オスカーの飼育には関係ないと思われるかもしれませんが、口先に擦りタコができたり、ひれの欠損時には思い切って切ってやったほうがきれいに再生したりしますので、麻酔の使用の参考に手順を掲載します。

 用意したもの
・麻酔薬
・ビニール袋
・ピンセット
・はさみ
(手術の模様を撮影するには、優秀なカメラ助手が必要です。でないと、ご覧のとおりブレブレの写真になってしまいます。)

 手順
1.麻酔薬は、熱帯魚屋さんで小分けして売っていただけました。
麻酔薬
5cc使用しました。

2.アロワナをビニール袋に移動。
アロワナを移動

3.麻酔薬を飼育水で薄め、少しずつアロワナの入った袋に入れていきます。
時々袋を軽く揺らして、麻酔薬を撹拌します。
麻酔が効きだした
薬1分ほどで腹を上にしてプカリ・・・の状態に。あまり気持ちのいいものではありませんね。
ここで慌てて取り出してしまったので、後々大変に。

4.アロワナを袋から取り出します。
手術開始

5.めくれた柔らかい部分を持ち上げ、はさみで切ります。
エラをカット
はさみが大きかったため小回りが利かず。刃渡りが短いものをオススメします。
片方が終わった時点で、少し動き出しました。
慌てて反対側も手術。

6.水槽へ戻す。。。。通常なら手で泳ぎだすまで支えてやって・・・・
と、いう形になるはずが、水槽へ戻した途端に目覚めて思いっきり水をかけられました。

 反省点
ひとつは麻酔の効きが甘かった点。
袋から取り出すのが早すぎました。
約1分強でBの状態になり、ここで取り出しましたが、もう暫くそのままで置いたほうが
良かったと思われます。約2〜3分程度でしょうか?
初めてだったので、「手早く」と言う点ばかりに気を取られ過ぎました。
落ち着くことが大事ですね。

もうひとつは、下に敷いた新聞紙。
確かに滑りにくくはなりますが、魚の体表の粘膜がごっそり剥げてしまいます。
ビニールシートなんかが良いかも知れませんね。


※麻酔薬の保管、取り扱いには充分注意が必要です。
アロワナにも大きな危険が伴います。
もしこの記事を参考に手術を実行された際に万が一、事故が発生したとしても当方では一切責任を負いません。
あくまで自己責任によって実行してください。


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