

管理人が熱帯魚の飼育を始めたのは、平成16年の7月からです。
元々、魚が好きで、子供のころから学生のころは近所の海、川へよく釣りに行っていました。
熱帯魚の飼育のきっかけは、十数年遡ります。
細かなところは忘れてしまいましたが、ピーシーズ社刊のTropicalFishコレクションシリーズの「コリドラス」を手にいれ、いずれは飼いたいと思いながら、いつの間にか忘れてしまっていました。
それから歳月は流れ、平成16年の7月にたまたま立ち寄ったホームセンターで夏休み企画でしょうか、何種類かの熱帯魚が販売されていました。
ふと、ベタぐらいなら大きな水槽もいらないし・・・と思い、テトラ社の30センチ水槽のセットと併せてベタを購入。
ベタだけでは少し寂しいので、プラティ2匹と赤コリ、青コリを1匹づつ一緒に購入。
しばらくして60センチ水槽のセットを購入し、その後も他にも水槽は増えており、アベニーパファーの水槽、ポリプの水槽、餌のコアカ用が追加となり、わずか数ヶ月で水槽は4本に。
で、わずか半年ほどで最終目標でもあるアジアアロワナまでに至ってしまいました
ところが、2007年2月1日をもってアロワナ飼育を断念しました。
理由は健康上の理由からです。
学生時代から腰痛持ちで、ぎっくり腰もほとんど持病のようになっておりました。
今年(2007年)に入り、正月過ぎから今度は坐骨神経痛を患い動けなくなってしまい、2週間程まともに魚の世話ができなくなってしまったからです。
今後も、同様なことになった場合、回復にどの程度期間がかかるかわかりませんし、150センチの大型水槽の水換え等の作業は家族には難しく、長期間良好な環境を維持することは困難と判断した結果です。
アロワナ、エンドリ、スポガーは行きつけのショップで引き取ってもらい、水槽は委託販売という形で処分することにしました。
先立って魚だけを引き取ってもらいましたが、空っぽになった水槽を眺めているとなんとも言えない気分になりました。
つい先日まで、このようなことになるとは微塵も思いませんでしたし、この文章を書いた当時結構しんどかったことを覚えています。
思わぬ形で大切なものを手放さなくてはならなくなる、誰もこのようなことは考えたくないかもしれませんが、もしそうなってしまった場合のことを少しは考えておく必要があると思います。
幸いなことに、今回私の場合は魚も設備も引き取り手が見つかりましたが、必ずそうなるとは限りません。
あなたはその時、どうしますか?
熱帯魚を飼育される方の思いはそれぞれだと思いますし、今回の私の様な状況になった場合、取ろうとされる方法もそれぞれだと思います。
ただ、密放流という選択だけは決して取らないで頂きたいと思います。

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