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大型シクリッドの中では比較的温和といわれるオスカーですが、強烈な性格のもいればえらくおとなしいのもいます。
いずれにしても、個体の性格やサイズ、体力などバランスが取れる状態を見極める必要があります。
些細なことでこのバランスが崩れることがありますので、混泳する場合は必ず避難用水槽やセパレータを用意しておき、すぐに隔離ができるようにしておきましょう。
どんな魚種でも言える事ですが、混泳に「絶対」はありません。
混泳

以下、一応混泳のタイプ別で分けてみましたが、混泳は「やってみなくちゃ分からない」が大前提としてありますので、その点ををお忘れなく。
 オスカー同士
・ベビーのうちはあまり問題ありません。
ベビーの混泳

最初は追いかけあったりしますが、慣れればすぐに落ち着きます。











・2匹:運任せ。上手くいく方が奇跡に近い?上手くペアになれば・・・?
・3匹:2匹だけよりマシか?そのうちの2匹がペアになると、2対1でボッコボコにされる場合アリ。
・4匹以上:オスカーだけで混泳するなら、4匹以上は必要か?
4匹で混泳
水槽のサイズ・濾過能力が許すなら、多ければ多いほど1匹だけへのアタリが減る。

うちでは、5匹で混泳を試してみました(07年6月現在4匹が混泳中。ほとんど問題なし)が、ある個体が別のある個体にだけに対して、強烈な攻撃を見せることがありました(07年6月現在、その2匹は水槽を分けて飼育)。
この点から、個体認識ができていると思われます。

また、個体のサイズを揃えるほうがよい結果となる場合が多いように聞きますが、これも個体同士の相性により、下のようなサイズ差でも問題なく混泳できる場合があります。
サイズ差

(2倍近いサイズ差がありますが、問題ありません。)











 オスカーとその他シクリッド
・オスカー多対セベラム1
・オスカー1対セベラム1(+その他なまず等底モノ)の混泳経験があります。

オスカー多対セベラム1でセベラムが一方的にある個体を執拗に攻撃したり、オスカー1対セベラム1(+その他なまず等底モノ)では、少し突付く程度だったりと、セベラムもオスカーと同じく、セベラムも個体認識をしていると思われる行動を見ることができました。
その他のシクリッドと混泳(ゴールデンセベラム。顔は可愛らしいですが・・・。)

基本的にシクリッド同士。オスカー同士の混泳と同じような気もしますが、とにかく情報不足です。
経験者の情報求ム。

 オスカーと底モノ
泳ぐレンジが異なりますし、体型も大きく違いますので、比較的上手くいき易いかと思いますが、一番の問題は、「底モノにどうやって上手く餌をまわらせるか」です。
オスカーは食べる量も多いですが、餌を入れたときの反応速度が、底モノに比べて段違いです。従って、他の底モノに対して攻撃はしないが、餌を入れるとオスカーが全部食べてしまい、底モノに餌がまわらないと言う事態が発生するわけです。

どうやって底モノへ餌をまわすか?
例えば、餌の投入場所を変える、底モノが生餌を食べる魚種であれば生餌を与える(生餌は逃げようとしますので、オスカーから逃れて底モノの方へも行くこともあることを期待)など、工夫しましょう。

 オスカーとその他の魚
水槽で同じレンジを泳ぐ魚種の場合、同じような体型の魚種だと難しい、逆に体型が大きく違えば上手くいきやすいといわれますが、あまり関係ない場合があります。

その他の魚種との混泳
以前、アロワナ(アジア/ノーザン。別水槽)、ダトニオ、スポッテッドがーなどとタイガーオスカーを混泳させていたことがあります(上写真)が、アジアアロワナに対しては一切攻撃しないのに、アジアと同じような体型のノーザンに対しては執拗な攻撃を繰り返して瀕死の重症を負わせたことがあります。また、体高が高くオスカーに近い体型のダトニオに対しては、少し突付く程度で問題にならない程度、全く違う体型のスポガーに対しても同様、問題ない程度でした。
以上は、ほんの一例ですので一概に言えるわけではありませんが、体型の違いによる混泳の成否はあくまでオスカーに限らず他種混泳の一般論程度に捉えるべきかと思います。

それから、底モノと同様、上手く餌がまわらない心配もありますね。

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