PHOTO-DIARY

2001.02.25
アンティーク・ドール
ANTIQUE DOLL

<人形が好き>と言えば「変った男」と思われるかもしれないが、
私は<好き>といってもマニアではなく、関心がある程度である。
以前TVの連続番組「ヒョッコリひょうたん島」や「八犬伝」を楽しん
だ人や、一度ぐらいは文楽座に人形浄瑠璃を見にいった人もいる
だろう。これらは<ギニョール>と呼ばれる部類のあやつり人形で
ジャワ・ カンボジア・トルコなどの影絵芝居の人形と同じ仲間である

さて、今回はあやつり人形ではなく、主として部屋に飾ったり
 着せ替えたりして楽しむ人形である。手足は関節で曲げられる

△上は、社会人になりたてのころに、百貨店で見かけて
買ったドイツの人形。顔は同じでドイツ各地の民族衣装
をつけたものの一つである。 大量生産の人形にしては
丁寧に出来ているし、あどけない面差しが気に入った。
独身寮時代には、これを相手にワインなどを飲むことも
あった。自分用に買った唯一の人形で懐かしくもある。

△これらはいわゆるアンティーク・ドールと呼ばれる人形
左と中央がブルー(Bru)、右がジュモー(Jumeau)いずれも
フランス製で「貴婦人のような気品を備える」と言われる。
制作は左から1880年,1876年,1895年と100年以上昔のもの。
(★これらの画像をクリックすると大きくなります)

△Bruno SchmidtとKaemmer & Reinhardt
ドイツにも有名な人形メーカーがあるが
アンティーク・ドールは、とっても高価で

私にはドイツの民族衣装人形で充分だ。


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