| 産地 | ケニア |
| 色 | 濃い紅色 |
| 入れ方 | アイスティー、ミルクティー |
| 特長 | コクがあるのにクセがなく、すっきりと飲みやすい |
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【メモ】 アフリカ大陸の東岸に位置する赤道直下の国 ケニア。 ほぼ中央には 5300メートルを越えるケニア山があり、その周辺の標高1500メートル以上の高地で、ケニア茶は栽培されています。 1900年初頭にインドから紅茶の種子を輸入して茶園を作ったのがケニアでの紅茶栽培の始まり。 紅茶の歴史としては浅いのですが、それだけに近代技術が導入されて急速に発展しました。 またケニアの肥沃な土壌と恵まれた気候は、品質の良い紅茶を育み、今ではインド・スリランカに次ぐ世界第3位の紅茶生産国、輸出国としては世界第1位となっているそうです。 セイロン紅茶に似て渋味が少なく、コクがあり、甘さもあります。 ケニア茶は今世紀になってから生産が開始されたため、ほとんどがCTC製法です。 クルクルッとした茶葉の形が特徴で、紅茶が抽出しやすく、ティーバッグに使用されています。 「アフリカン・ハイ・グロウンティー」として、ヨーロッパで高い人気を呼んでいます。 ミルクを加えても輝きを失わない明るい水色、フレッシュな香りとすっきりした味わいが好まれています。 ストレートはもちろん、ミルク・レモンとの相性もよいオールマイティな紅茶です。 ※標高1200m以上の茶園で生産された紅茶を「ハイ・グロウン・ティー」といいます。 |
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参考:「紅茶の事典」