Maintenance
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キャブの取り外し編です。
Get  キャブをはずすには、まずキャブ内にたまったガソリンを抜き出すことからはじめます。チャンバーボックスの下部ドレンパイプにゴムホースをつなげ、ボトルに差し込みます。
漏れ留め  チャンバーボックスのドレンスクリュー(プラスネジ)を緩めるとガソリンが出てきます。少しずつ流さないとあふれて出てくるので注意!この作業を4気筒分行います。
 
ボトルはこのあとで、同調をとるときに使用しますので、オイル等の廃缶でもいいでしょう。
樹脂  次に、チョークワイヤーを緩めます。サイドカバーをはずし、ワイヤーを緩めると、キャブ側ではずしやすくなります。
 
タイコ部をラジオペンチでつまむとはずすやすいです。
穴埋め完了  今度は、エアクリーナーボックスを固定している3本のボルトを緩めます。(左2本、右1本)
 
写真のボルトは純正品ではないかも知れませんので、ご自分のバイクでご確認ください。
位置出し  さらに、キャブとエアクリーナーボックスをつなぐ、クランプベルト(4気筒分)を緩めます。
ネジが外れて取れそうなくらい緩めるとあとで作業がしやすいです。
穴明け完了  次はインマニ側も同様に緩めます。
 
決してあとでナットが外れないよう注意しましょう。エンジンの中に入り込んでしまうと厄介です。
ひなたぼっこ  負圧パイプも抜いておきます。写真では抜いたあとですが、#2のインマニに刺さっています。
仮付け  キャブが抜けやすくするため、エアクリーナボックスを後ろ側に引っ張ります。
1cm〜2cmくらい後退するはずです。※ここがポイント!
おしり   ↑で作った隙間を利用し、キャブを後ろ側に抜きます。
初めてはずされる方は少しきついかも知れませんが、ゆっくりと左右にずらしながら上側に抜き上げていきます。
ヒップアップ  ここまで抜けると外れたも同然!あとは、ワイヤー等の引っかかりに注意して、引き出します。
 
僕の場合はアクセルワイヤーはこの時点では、まだ緩めてませんが、状態を確認しながら、きついようでしたらワイヤーも緩めながらはずしましょう。
ヒップアップ  90度回転させて、キャブを縦に向けます。
  TROUBLE
 #1 ガソリン

  キャブをはずすのですから、まず中のガソリンを抜かなくてはなりません。うっかり忘れると、エンジンやそこいら中がガソリンだらけに。。。

 #2 エンジンに

  キャブを抜き去ったあとは、エンジン内にごみや異物が入らないよう、きれいなウエスや新聞紙を丸めて差し込んでおきましょう。知らないうちにナットが入り込んでしまうと、とんでもないトラブルにつながります。

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