生徒が英語を使う時間を増やす試み

〜高校2年、英語Uにおいて〜


奈良県立郡山高等学校 福本 美智子

  1. はじめに
    1) カールトン大学(オタワ・カナダ)のESL/TESLを見学して ESLではレベルに関わらず、使いながら英語を習得していけるような授業が展開されていた。自分の授業でも生徒が英語を使う授業を増やしたいと思った。
    2) The acquisition-Learning Hypothesis
    The Natural Approach Stephan D. Krashen & Tracy D. Terrel

  2. 現状
    1)生徒の学習の様子
    • 単位数:英語U 3時間  ライティング 文系3時間 理系2時間
    • 読解中心の授業(分からない箇所を予習で訳してきて、それを授業中に添削する学習方法)
    • 話したり、聞いたりする活動はほとんどwarm-up活動のみ
    2)問題点
    • 生徒が英語を使う時間が少ない。
    • warm-up活動が単発的でspeaking やlisteningの力がついているかどうか。
    • 訳にとらわれてreadingの力がついているかどうか。
    3)目標
    • 言語材料が定着するような活動を増やす。
    • 使うことに自信を持たせる。

     

  3. 授業  
    活動A) Zigsaw reading   
    1) 同じテーマの数種類の英文を集める。
    2) 生徒に一種類の英文がかかれた用紙を配布し、内容を英語で別紙にまとめさせる。
    3) 同じ内容の英文を読んだ者同士で内容を確認する
    4) 他の内容を読んだ者とグループを作り、口頭でお互いに情報を共有しあう。
    活動B)Listening comprehension
    活動C)Short essay

  4. 課題   
   

 

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