高田高校では、英語T・Uにおける「和訳中心となりがちな日頃の授業の改善」を目的として、平成17年2月に各学年の英語担当者が集まりプロジェクトチームを立ち上げた。このプロジェクトチームは、まず手始めとして「過去の授業展開における、担当者それぞれの問題点をきちんと検証することが必要である」と考え、英語科教員全員にアンケートを行った。それらの内容はプロジェクトチームによってまとめられ、担当者全員にフィードバックされた後、英語科全員でそれらの問題を解決するための話し合いが行われた。その話し合いの結果、具体的なプロジェクトの目標として以下の内容を目指して授業展開をすることとなった。
○具体的なプロジェクトの目標として
これらの分析と目標に基づき、新年度(平成17年4月)より、実際にアクションを起こすこととなった。
研究会では、以上の目標をできるだけ達成できるように各教員が取り組んだ内容を実際の教材を使って発表を行った。参加者の方々からは、「授業の導入の場面で、英語によるイントロダクションやインターアクションを積極的に行うことでlisteningやspeakingの訓練に繋がるのではないか。」「outputの機会を増やすために、生徒に英語で内容に関する意見や感想を発表させる場面を作るとより効果があるのではないか。」等、貴重なご意見を頂いた。これらの意見を今後の参考とし、「よりよい授業」を目指しさらに改善に努めたいと考える。