奈良教育大学英語教育研究会6月例会 2000.6.10
Mr Beanを使っての英語授業
奈良教育大学
伊東 治己
- はじめに
- ある雑誌記事との出会い (Mr. Bean In the ESL Classroom by Jim Epstein, TESOL Journal 8 (3))
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- 授業について
- (1)対象:奈良教育大学2回生対象の外国語科目英語U受講生24名
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- (2)時間:毎週1回90分授業の中で展開
- 1)英字新聞の記事を利用した小テスト形式の読解指導(30分)
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- 2)Mr Beanのビデオを利用したライティング指導 (60分)
- (3)形態:グループ(3〜4名)学習中心
- ひとつのエピソードを2回の授業でカバー
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- E-mailmを使っての課題提出
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- 優秀作品はインターネットのホームページで公開
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- 授業の進め方
- (1)1回目の授業
- 1)ビデオ視聴/Q&A(内容について教師→学生)/重要表現や文化的背景の説明
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- 2)グループ単位でのブレインストーミング(あらすじの確認のため)/Q&A(英語表現について学生→教師):
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- 3)各グループ内で作業分担の確認
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- (2)1回目授業後
- 1)分担箇所の英文をE-mailでその週のまとめ役に送付
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- 2)まとめ役の学生はメールで送付された分担箇所を一つにまとめる
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- 3)一つにまとめた英文ストーリを各グループメンバーに送付
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- 4)各グループメンバーは送付されてきたストーリを検討、もし修正が必要であれば、その旨、まとめ役にE-mailで連絡
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- 5)各メンバーからのフィードバックを参考に完成英文ストーリをグループ作品としてE-mailで教師に送付
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- 6)教師は送付された英文ストーリを印刷し、添削(修正が必要な箇所だけにマーク)
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- (3)2回目の授業
- 1)ビデオ視聴
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- 2)典型的間違いの紹介
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- 3)添削済みのグループ作品を各グループに返却
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- 4)各グループで修正マークを参考にブレインストーミング
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- (4)2回目授業後
- 1)各自で英文ストーリを完成(B5用紙一枚分/半角80字42行)
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- 2)完成された英文ストーリをE-mailで教師に送付
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- 3)教師は送付されてきた作品を評価
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- 4)優秀作品をインターネットで公開
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- 授業のこれから
- (1)学生の反応
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- (2)学習効果の検証
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過去の例会