トラキア776攻略日記28

・第21章外伝 捕虜囚幼女 

 いかにも収容所らしいところにポツンと1人、ミランダが収容されていた。

 コノモール「ワシをメンバーに加えてくれー!」と悲痛な叫びで訴えるが、勿論却下。人間の感情論からいくと、このマップだけ戦闘能力が高くなりそうなものだが、これはコンピュータが乱数を操作しているだけのゲームだ、そんなことは起こるわけはない。それにこのマップでは8人しか出撃が許されていない。当然遊びでユニットを出せるほどの余裕はない
 でももし、捕虜が40人とかになってきたらどーするんやろう。このゲームの過去最高の出撃人数は21人だ。シリーズを遡っても、聖戦の系譜の24人やし。ひょっとして規定数をオーバーした人間は助けられないとか?つまり、たとえば捕虜の最大人数を16人までとしとくと、17人目以降の捕虜は助け出すこともできなくなるんじゃないかと。それとも、その規定数に達したら捕獲攻撃をしなくなるとか?でもそうなると、離脱の時に残される人たちはどーなるんやろう?やっぱり助けられなくなるんかなあ。ひょっとして、意外と全員助けれたりして。もしそうなれば、最大44人の捕虜を助けなあかんわけやけど、そうなると武器もないことやし全員助けることは不可能か?まあ、リフィスが育ちきっていれば盗みまくってなんとか調達できそうな気もするのだが。
 さてどうしようか。前回リフィスはたっぷりと休養したし、ここではまたまたお宝を持っているユニットが多いため、活躍してもらおうかいっ!(脅し)。それ以外には、勝手にリーフがリーダに祭り上げられたため、リーダーになれなかったカリオン、いざとなればどこからでも敵のアイテムが盗めるティナ、体格があるので捕獲攻撃の計画が立てやすいディーン死の剣舞の使い手(おとろしい枕詞やなあ)マリータ、魔法使いも1人くらいはいるやろうってなことでアスベル、それとサフィ(枕詞考えるの面倒臭くなってきた)が先発メンバーだ。
 例の如く外を回って行き来出来ないので、作戦もへったくれもなくいきなり両方の扉を開けて中に突入。アスクアーマーは大した武器を持っていないし、リーフ軍は斧を扱う一軍ユニットが少ないので今更捕獲したり盗んだりしても骨折り損なだけやん。ちゅうことで、経験値の糧にするため、どんどん蹴散らすことにした。一方のプリースト達はサイレスの杖を使い、敵のシスターのワープの杖の温存に努めた。
 ダンツヒに解放軍が潜入したのを帝国軍に嗅ぎつけられたらしく、本国からわざわざベルクローゼンがおいでになるらしい。よって、あんましアスクアーマーなんかと相手していると、それとも渡り合わなくちゃならないので、とっとと攻めに入りましょうか。まず中央南側の鍵の掛かった広間にいるマージのトロンの餌食にならないよう周りを囲んで突入!無事トロンを4つゲットした(って、トロンももういらんやろ)。更にプリーストからワープの杖リブローの杖を共に3つずつゲット。こちらは最終局面のために欠かせないはずだ。
 その間にもアスベルはボスのザオムとビショップをブリザードで眠らした。これでこのマップの難易度も一気にダウン。その後、今度は北の扉に集結し、突入した。しかし、敵のマーシナリーは強く、危うく倒されるところだった。原因は銀の剣を狙いすぎたところにあったのだが。それでも懲りもせずに貪欲に狙い、見事3本ゲットした。
 またその間にサフィは扉の鍵を使いミランダを救出。今回は装備品は全て没収されているといっても、着衣はちゃんと身につけていた。取り敢えずミランダに魔導書を持たせたが、レベルが低いこともあり活躍の機会はなかった。
 リーフは思う、「しまったー!どうせやったらミランダじゃなくてリノアンを離脱させなければよかった。そうすれば今頃リノアンが捕らえられてるから、そこに僕が助けに行き、後ろ手に牢に鍵を掛けて、この狭い牢でいちゃいちゃ出来るのに〜!」・・・・・・・リーフは放っておこう。でも実際そうやなあ。って別にリーフの妄想に賛同する訳じゃなくてぇ、一軍クラスのユニットが捕獲されていればここで役立ってたのになあって事。
 残りの眠っている3体からは追い剥ぎのように全部剥ぎ取って、それを荷物持ちのミランダに持たした。しかし、銀の剣2本にサンダーストーム2つ、それにマスターソードブリザード、ついでにサンダーと、ようあのか細い身体で持てるなあ(ちなみに重さは98)。幼児虐待で逮捕されるで。でも、ミランダって本当は何歳くらいなんやろう?
 出口に差し掛かる頃、ベルクローゼンが到着した。その数なっ、なっ、なっ、なっ、何と10体!!!(フォントでかすぎ)しかも全員リワープの杖片手にフェンリルを持ってるじゃないか。フェンリル・・・・まだ使用可能な状態の物がないので、是非ともセイラムの為に盗んでおきたい一品だ。しかし、リワープの杖で次から次へと遠隔射撃の射程範囲内へとワープしてきやがる。このままだと集中砲火は避けられそうもないので、諦めて全員離脱するしか選択肢は残されていなかった。
 その背後で何か強烈に嫌なが発せられた。リーフは離脱しながら横目でそのを追うと、紅い髪の男銀髪の女が遠くへ見えた。この強烈なオーラを発するほどの力を持つ彼らは一体何者なのか?そう思いながらもリーフは仲間の後を追い、マンスターへと急ぐのであった。
 ・・・ということで、これで聖戦の系譜の重要人物も一通り出尽くして、いよいよ物語り佳境に入ってきたわけやけど、果たしてその人達は今後トラキア776に於いてどう絡んでくるのでしょうか?それともなーんも無く終わる?また、リーフ精神科病棟行きの決断が下されるのはいつ?次回もお楽しみに。

第22章 鶏冠苦戦


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