トラキア776攻略日記20

・第14章外伝 十を求めて 

 せっかくの屋外マップやのに、なんで敵策やねん!

 アリオーン乗っ取られたターラを後にしてリーフ一行はレンスターへ進むため、夜を徹して渓谷を抜けようとしていた。しかし、そこに新たな追っ手が!来たんやけど、ペガサスライダーダークマージという奇妙な組み合わせで、しかも、殆どが増援で賄われてるときたもんだ。
 これまたメンバー選びに苦労させらせそうだ。とりあえず、回復役は攻撃もできるナンナと固定メンバーのリノアンの二人で十分だろう。それに、ダークマージの戦力を落とすためにリフィスは欠かせない。後は、対ペガサスライダー対策として、本来なら弓兵を並べといたらいいとこなんやけど、ペガサスライダーは山にいることが多い。しかも、子供を捕獲してる状態やったらもう追いかけることもできない。ので、ここはエダともう次のマップは確実に出撃できないがカリンに任せることにしよう。後はフェルグスアスベル等をを選出して準備完了だ。
 いざ出陣すると、軽い軽い。確かに相手は暗視スコープで確実に攻めてくるが、陣形さえ崩さなかったら手痛いダメージを受けることなく、次のターンで返り討ちに出来る。とくにリフィスなんて大活躍!ダークマージヨツムガントリワープの杖なんて盗み放題だ。ラックショッラックショッ♪
 何て唄ってる間に逃げ出す子供が増えていった。そうなって来るとさっきまでの楽勝ムードが一転。子供達が前に出て行かないようにしないといけないわ、捕獲されないようにしないといけないわで、陣形が物の見事に崩れていった。そうなると集中攻撃が避けられなくなり、危うくエダ犯られてしまうところまで追いつめられてしまった。
 ここは一発逆転を狙わないといけない。何か良い策があるのか?・・・・悩みに悩んだ末一つの結論に達した。それは、あろう事にも子供を囮に使うことだった。大事な他人様の子供をって思うかもしれないが、背に腹は代えられぬ。もし、リーフ軍が壊滅でもしたら子供達だってタダでは済まない。それに、助けてやってんやからちょっとくらい怖い目にも遭え(それが解放軍の言うことか?)。
 しかしこの作戦は大成功だった。敵が捕獲すると一気に戦力はダウン。そいつに攻撃すると、あっさり倒せちゃうので、子供が前に出ないようにさえ気をつければいい。敵も馬鹿なんか弱気なんか知らないが、戦力にならない奴に手数をかけるばかりか、自らの戦力をダウンさせてるもんなあ。それとも単に子供奪回が目的?
 そうこうしているうちに静かになった。もうこれ以上援軍が出てくる気配がない。リフィスのせいでアイテムももうこれ以上持てない。ここは一気に抜けよう。と言うことで、全員で一丸となり北上することにした。
 ところが、先行していたカリンにいきなりフェンリルの魔法が襲いかかってきた。魔力のあるカリンやからなんとか助かったけど、これがエダやったら・・・・しかし、これ以上は迂闊には近づけそうにもない。ここはカリンフェンリルの玉切れを誘うことにした。更に安全を確保するためにリノアンにたいまつを持たせた。するとキラーアスクを持ったマーシナリーが!これは手強そうだ。ここは一つ大胆な作戦に出ることにした。
 まずマーシナリーに子供一人を接近させる。そうするとものの見事に相手は捕獲してきた。そうなると後はもう攻撃を仕掛けてくることはないので、リフィスキラーアスクを頂戴する。そうなればもう赤子の手をひねるのも同然。あとはゆっくりと料理するだけだ。
 その後、フェンリルを使い切ったダークマージを危ない経験稼ぎの標的にして(ホンマに危ない)、ダメージを蓄積させていった。その最中に子供がどんどん離脱していったが、その時お礼にスタミナドリンクをくれたんやけど、それって誰に渡してるの?えっ!?ちゃんと預かり所に入ってるの?このマップに預かり所なんてないのに?
 ちなみに、使い古したフェンリルキラーアスクをもらうため、泣く泣くヨツムガントを処分してしまった。でも、よー考えたら、ヨツムガントなんてセイラムしか使えないのに、8つもいらんで。
 で、無事全員離脱することが出来たわけやけど、リーフ、誰かと変わってもらうこと出来ないんかなあ。そやないと、既にレベル20になってるリーフが経験値のもらえない無駄な戦闘をしてしまうもん。それに、ずっと出撃して疲労困憊を通り越してるはずなんやから、ちょっとくらい休憩さしたってもええやん?それに、リーダーシップ取れる人間が他に居ないってわけじゃないし、って言うか、リーフよりもリーダーにふさわしい人間やったらカリオンとかフィンとか、はたまた2軍でもええんやったらダグダとかディーンとかブライトンとか、とにかくいっぱい居るじゃん。だからリーフよ、リーダー辞めれ(これは命令です)。
 ・・・ということで、リーダー選挙は実現するのでしょうか?そしてリノアンは意外にも1軍で活躍!?次回をお楽しみに。

第15章 二つ飲み血


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