トラキア776攻略日記15

・第11章外伝 黙れー!ボス 

 尻尾巻いて逃げたはずのケンプルがまだこんな所に居るぞ。しかも牢屋にはオルエンが!

 牢屋には幸か不幸か子供狩りにあった子供達と一緒に入れられていた。しかし、その周りには手槍を持ったソルジャーがウジャウジャ居てる。オルエンの貞操のピーンチ・・・・えっ!?そんなことはないって?でも、命の危機に晒されてるのは間違いない!と、そこへ颯爽と登場してきたのはなんとあの腰抜けフレッドだった。ここは腰抜けの汚名返上か?
 でもそうではないだろう。なんでかと言うと、フレッドにとってはオルエンはいろんな意味で無くてはならない存在だ。命の証と言ってもいい。そんなオルエンの命が危ぶまれているなら、命を賭しても守らないとおそらく一生後悔しても後悔しきれないと悟ったのだろう。ふっ、このボンボンめ、プリンスを助ける英雄気取りかぁ?
 ところでものすごく気になってるんやけど、何故フレッドダイムサンダを所持してるわけ?前回ダンドラムに入るため慌てて身支度したためフレッドも忘れて行ったのか?いやそうではない。もしそうだとしたら、形見になるかもしれない品だ、そのときからフレッドが肌身離さず持っていたはずだ。では、どういうことだろう。ケンプルオルエンを牢にぶち込む時に奪ったのだろうか。それを保管している所にフレッドが忍び込んで取り戻した・・・?矛盾はしないが、果たしてそんな簡単に探せるのか?でも、ケンプルは慌てて逃げていったのだから、自室の机の上に投げ出したままでも不思議はないのだが。
 どーでもいいけど、なーんかここ3回ほどオルエンフレッド振り回されっぱなしやなあ。
 一方のケンプルは、このマップの長のオルフトに無茶な注文を突き付けていた。あーあ、ケンプルの部下になっちゃうと、ろくでもないこと事ばかりが起きる。可哀想に、一体どれくらいの人が路頭に迷ったのだろうか。また、一体どれくらいの人の命が無駄に失われてしまったのだろうか。それに飽き足らず、オルフトがせっかく敵の力を見極めてケンプルに忠告しているにもかかわらず、今回もまた自分が助かるためにオルフトを含めた数十人の部下の命を盾にしようは。
 まあ、それでも戦うってえならしょうがない、こっちも全力を持って叩き潰すのみ!って待てよ、おいっ!何で闇の中から遠隔魔法が飛んでくるねん。こっちはなんにもわからないのに、相手は的確にこっちを狙って来やがる。
 相手側は暗視スコープを全員装着しているのか?それやったらこっちにも買わせよ。何で道具屋とかに売ってないねん。たとえ軍しか保有して無くても地下ルートで流れて来るやろ。特に圧制で苦しんでるんやったら、どんな手段を使ってでもその時(反乱)の為に武器をかき集めれるやろ。実際紫竜山の山賊達でも装備してたくらいなんやから。
 それとも、猫の目でも移植したのか?それやったそれでこっちも誰か手術させなあかんな。誰にしよっか。ここはやっぱり手術に失敗しても良いように1軍に留まるのが厳しいブライトン辺りはどないでっか。んでもって巧いこといったら、ブライトンを司令塔にしてこっちも相手に負けず劣らず好き勝手に動けるってもんや。ブライトンも敵策マップでは必ず出撃できるし良いこと尽くめや。
 もし上の二つの仮説が成り立たないと言うんであれば、こういうあからさまなバグをちゃんとチェックできずに発売してしまった任天堂の責任だ。<おおっ、久々のいちゃもんだ。
 なーんてことも言ってられないので、いよいよ進撃を開始することにする。最初で最大の難関はやっぱりこの狭い通路でしょう。敵一体一体はてんで弱いが、こっちが反撃でやっつけてしまうと、次から次へと攻撃を仕掛けられるので、いわゆる「やっつけ負け」に陥ってしまう。だからって反撃もしないで走り抜けていくのはシャクなので、ここは速攻で相手を減らしていこう。
 で、無事相手が減ったら、後はロナンとかの経験稼ぎのために頑張ってもらって、主力はフレッドを援護しよう。しかし、牢屋側の通路を開けて、ユニットが何人か入った状態で、その場所に増援が出て来て、敵味方ごちゃ混ぜの状態になってしまった。でも、難なく返り討ちに遭わせて無事牢屋を開放。ガキンチョが北西の出口に向かうため、何人かが護衛しながら進むと、案の定出口付近に再び増援部隊が出現した。そこは子供を守りながらだったのでちょっと苦戦したが、これも無事に勝利を収めた。
 一方、下の方はじわじわと進んでいき、一体づつ誘き寄せながら倒していった。遠隔魔法は是非とも捕獲して手に入れたいところだが、ここは無理をせず、泣く泣く玉切れを誘った。いよいよオルフトの遠隔攻撃も底をつくと扉の前に全員集合だ。ラーラ(まだ1軍に残ってた)が扉を開けると全員で雪崩れ込んだ。いくら体格のないリフィスでも、ウィンドくらいは盗めるやろう。それ以外にも、杖やら剣やら戦利品をガッポガッポ頂戴して無事に制圧した。
 しかし、前回に引き続いて後味の悪い勝利だった。
 ・・・ということで、ケンプルの首を無事に手にすることが出来るのでしょうか。そして、ラーラ一軍残留期限はもうそこまで迫って来ている?次回をお楽しみに。

第12章 タニアの盗賊


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