トラキア776攻略日記13

・第10章 越える渓谷 

 再び果敢に(と言うか無謀にもって感じやけど)フリージ領に乗り込むリーフ達、しかし、ここに大きな壁が待ち構えていようとは知る由もなかった。

 なんと、投石機が要所要所に配置されていた。しかも、6体も。これはちょっとずるいのでは。だって、シューターって守りを優勢にしてしまうもん、まるで、ゲームボーイウォーズ大砲みたいに。しかも、シューターって言えば、虫に刺されたような攻撃で、しかも当たらないってのが定番だったはず。それが今回はどうだ。当たる当たる。しかも破壊力も抜群で、2回当たって耐えられるのがごく限られたユニット(しかもそういう奴ほど2軍行きが濃厚なんだよなあ)と来たもんだ。
 ここはブライトンにちょっと活躍してもらわんといかんなあ。えっ?何でブライトンかって?それはですねえ、1ターン目に砦を守っているソードアーマーを捕獲して炎の剣を奪おうとしているからなんですよ。そうなると、守備力の高いソードアーマーを捕獲しようとすると、どうしても特効の武器が必要になてくる。その武器は今のところアーマーキラーハンマーしかない(レイピアは攻撃力に難があるのでパス)わけやけど、剣を装備できて1ターン目にソードアーマーの所まで行けて、しかもソードアーマーよりも体格がある人っていないのよ。カリオンアスベルは養成を余儀なくしてるし、ここは弓やら魔法剣やらで体力を極限まで奪っていきブライトンハンマーに賭けるしかない。
 しかし、当たらない。何回やっても当たらない。相手はいくら回避率が低いとはいえ砦に居るし、こっちは命中率の低いハンマーで捕獲しようとしているから、当然と言えば当然なんやけど。それでもしつこく繰り返していると、ブライトンが攻撃する前に、他のユニットがソードアーマーをやっつけたり(ダメじゃん)紆余曲折しながらも、やっと捕獲に成功した。
 んがしかし、更に3ターン目までに、商店街?のシューターを倒さねばならなかった。と言うのも今度は盗賊から民家を守るためカリンで防衛しないといけないんやけど、カリンはシューターの攻撃に当たると一撃必殺でやられちゃうのよ。だからシューターを倒さないといけないわけやけど・・・・なんでやねん!今気付いたけど、技と攻撃力を増強するだけで飽きたらず、守備力も上がっとるではないか。
 で、案の定仕留められずに最初からやり直し。
 でもまあ、何回もやってたらいつかは成功するもんで(うわー!何回やり直したんやろ)、なんとか上の民家は解放軍が支配した。続けて下の民家だが、ここもまたカリンに任せちゃおう。今度はシューターを倒すことも出来ず、また飛行もできないので、思い切って民家の上に着地して待機。さすが回避率No.2を誇るだけあって避ける避ける(ちなみにNo.1はタニア)。さらに敵さんの集中攻撃も始まろうとしていたが、そん時には橋を下ろして一旦待避し、体制を整えた後返り討ちに遭わせた。
 そんなこんなでシューターの玉切れが進むと、敵のフォーメーションは総崩れである。今度は1体だけで特攻して来たドラゴンナイトも居ったが、当然ロナンで返り討ち♪。更に周りに守ってくれるユニットがいないビショップにはカリンが突撃した。攻撃は喰らってしまったが、元々魔力が高いので屁でもない(ああ、女の子がはしたない)。で、無事捕獲し、サンダーストームと回復魔法不足が心許ない(って前の章で手に入れとけよ、って言うても、足並みが乱れてそれどころじゃなかった?だからってアイテムをちゃんと管理しとかなかったら苦労するのは火を見るよりは明らかじゃない?)ところで大変ありがたいライブリブローを手に入れた。
 そういえば、なんか4ターン目くらいに、オルエンとかいう奴が出陣してきたが、リーフ軍鬼神の如き強さにおののいて尻尾巻いて逃げていった。んっ、君の判断は正しかった。のか?だって、えらく強そうな武器を持ってたし、もう一人の家臣も結構なやり手みたいだったし。でも、会話を聞いてる限りじゃ上官には手を出していないな。<ってそのやり手とは違うやろ
 いよいよ残るはラルゴのみだ。しかし、ドリアス曰く、敵ながら天晴れな武将らしい。じゃあ、こっちも正々堂々とラルゴの背面の岩山に囮ユニットをおいてラルゴに間接攻撃をさせて、あとは反撃を喰らわない城門からじっくりと直接攻撃で捕獲攻撃を仕掛けましょうか、っと。<どこが正々堂々なんだか
 まるで蛇の生殺しみたいな攻撃の末、やっとブライトンが捕獲に成功した。そして身ぐるみを剥がすと、ふるちんの素っ裸で解放してあげた。今は陽気な春。国境警備隊に捕まっても、季節のせいにすれば長いこと臭い飯を食わなくても大丈夫やろう。うーん、命を助けた上にここまでの心遣い。感謝こそされ、恨まれることはないであろう。ん、何?生き恥をさらけ出すのは死ぬことよりも愚かなことだと?たわけ!死んで楽になろうとするその心の方がよっぽど恥じゃ。悔しかったら生き恥をさらけ出してでも国境を守れなかった罪を償って武将としての職務を全うするのが筋ってもんやろう。
 等と、若造に言われてしまったラルゴ白砂で金さんに刀を向ける悪代官のように逆切れしたらよかったのに、唇を噛みしめて、その場から立ち去ってしまった。その後のラルゴの消息は誰も知らない・・・・
 ・・・ということで、フレッドオルエンを手中に出来るのか、そしてええかげん聖戦の系譜みたく誰かくっつけよ! 次回をお楽しみに。

第11章 スラムダンク異様だ


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