トラキア776攻略日記10

・第8章 手榴弾 

 ふう、やっとレイドリックの魔の手から解放された。

 カリオンのお陰で紫竜山になんとか到着したが、カリオンはそのままリーフ軍に留まるという。なんでもハンニバルの命令とかでレンスターの遺児を助けろとのこと。なんでもお見通しというわけか。亀の甲より年の功とはよく言ったものだ。
 しかし、カリオンの参戦は非常に助かる。と言うのも、地下牢獄からの仲間は殆ど疲労困憊で、出撃出来ないからだ。だから、ホントは前のマップで見捨てたかったオーシン達も必要になってくるわけだ。はー良かった。快く迎えていたから普通に出陣を命じることが出来たが、あの時罵っていたら今頃は頭を下げて出陣を願わなければいけなかっただろう。
 しかし、辺境の地だけあって、やけに敵の戦闘力が低い。ただ、毒の斧は少しやっかいそうだが。あとは敵将のルーメイ。こいつは地上に降りているのだが、本来ドラゴンナイトだ。ドラゴンに乗り込むまでにとっとと倒していや、捕獲してしまってアイテムをかっさらわなければ。
 取り敢えず、相手はハンターアクスファイターしか居ないので、とっととのしてしまいましょう。ん?なんか見慣れた人物が敵軍に居るぞ?あ゛〜〜〜!のろまな空振り王マーティではないか。すっとぼけた顔をしてよくもまあ、敵に寝返ってくれたもんや。なんか煮え切らないみたいだったが、ぶつぶつ文句を言いながらも攻撃を仕掛けてきやがった。しかし、相手が悪い。同じアクスファイターでも、出来が違うハルヴァンだったので、見事に返り討ちにしちゃった。
 ・・・・・・・ひょっとして、マーティってなーんも考えていない脳天気馬鹿だから、ひょっとしたらこちらの説得でまたまた寝返るのでは?これは試さなければ。ブチッ!
 さあ、仕切直しでもう一回だ。今度は、マーティを誘き寄せるのは守備力の低いロナンに任せて、あとは適当に戦闘をしましょうかっと。おまけに斧は簡単に手にはいるので、無理に捕獲する必要もないし。
 マーティの説得には、先程とどめを刺してしまったハルヴァンが行った。しかしやはりマーティはなーんも考えていない脳天気馬鹿だ、さっき殺されたことを根に持っていると思いきや、そのこともすっかり忘れていて、相手の口車に見事なまでに乗せられて再び寝返ってしまった(どっかの時代劇だとこの場合「表返ったんだよっ!」って言うのだが)。しかし、こんなんが現代社会にいるとしたら、、羽毛布団だろうが、英会話のテープだろうが、百科事典だろうが、なんでもひっかかってくれるやろうなあ。
 そんなこんなで増援もちょろちょろ出てくるようになったが、そいつらは適当に経験値の糧にしてくれるわ!!!!
 一方、敵将のルーメイは未だにドラゴンに乗っていない。よし、チャンスだ。制圧するためだけの甘ちゃんリーフとヒットアンドウエイが出来るフィンカリオンで、砦を目指した。案の定、ルーメイは弱い。しかし、門にいるお陰で、例に漏れず守備力と回避率が高いので、なかなか致命傷すら与えられない。こうなったら最後の手段。フィン勇者の槍の力を借りるしかない。・・・・・・あっさり勝っちゃった。会心の一撃を最初から出せばなんの問題もなかったのに、人が奥の手を出してから出しやがって。弛んでるぞフィン!さてはリーフの目が届かないからとサフィといちゃついてばっかりいて修行をさぼってたな。よって次のマップは出撃禁止だ!
 しかしフィンルーメイからアイテムを獲るだけ獲ったが、解放をし忘れてしまった(まだ弛んでたか)。んでもってそのままリーフが制圧してしまった。(お前も弛んどる)
・・・ということで、二軍候補第一号がラ−○からマー○ィに入れ替わり決定になるのか、そしてリーフの二軍落ちは一体いつになるのか(それはない)。でも落としたい(だから無理だってば)。次回をお楽しみに。

第8章外伝 ダグダの輩


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