FZ10・FZ20情報集積所 手ブレ補正を補う機能として連写を使う

※このページはFZ10用に作成しましたが、FZ20でも適用されますので、記事中のFZ10をFZ20と読み換えてご覧下さい。
 FZ10には優れた手ブレ補正機能が付いています。しかし、薄暗い状況などでの撮影では十分な効果が発揮出来ないこともあります。そういう場合は本来なら三脚などカメラを固定する手段を講じるのが本筋ですが、用意できない場合は連写機能を併用してみてください。このページでは、手ブレが発生しやすい状況の実例をあげ、連写が本当に効果的かどうかを検証してみたいと思います。
 以下の写真は、手ブレ補正機能(MODE2)ONで手持ちで撮影したものです。撮影条件はF2.8、シャッタースピード1/4秒、ISO50、プログラムAEです。そしてなぜかマクロモード(笑)。この直前にマクロ撮影を行っていたのでモードダイヤルがそのままになっていたようです。が、早い話、オートでお任せで撮った写真です。明らかにぶれています。
 そこですぐに連写ONにして同じ条件で撮影したうちの1枚が以下の写真です。ほとんどブレていません。実際7枚中5枚が同様にほとんどブレのない写真が撮れました。等倍で見るとさすがにごくわずかにブレていますが・・・。
 腕がよければ完璧にブレのない写真を撮ることが出来るかもしれません。初心者の私でもこの程度にはブレを抑えることが出来るという見本としてご覧下さい。なお、この程度のブレも許容できないという方は素直に三脚を使用することをお勧めします。
 もし、手ブレが防げそうにもないような状況で撮影したいとき、三脚も用意できないような場面では、一度連写機能を併用して撮影してみてください。もしかしたら、満足のいく写真が撮れるかもしれません。ただし、シャッタースピードが1秒とかそれ以上になるような場合は、連写を使ってもブレを防ぐことは難しいと思います。そういう場合はISO感度を上げてシャッタースピードを早くすることも考慮してみてください。
 なお、これらの画像を等倍でご覧になりたい方はこちらのテスト用アルバムをご覧下さい。連写の全ショットを等倍でご覧いただくことが出来ます。
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2004/3/5作成
2004/8/18改定