FZ10・FZ20情報集積所 マクロコンバーションレンズ、クローズアップレンズについて

マクロコンバーションレンズ(接写用レンズ)
※基本的にはFZ10で使えたものはFZ20でも使えると思いますが、ケラレや色収差、形状収差の出具合などは違う可能性があります。FZ20で確認できたものから順次記載していきます。FZ20の関する記述がないレンズは未確認だとご理解下さい。
※以下の表では各社のアダプターの区別無く各サイズに分けて表記していますが、同じ取り付け径だからといって、必ずしも全てのアダプターで取り付けが出来るとは限りません。ご購入、ご使用前に必ずご自身で確認なさって下さい。
FZ5についてはこちらを参照して下さい。
レンズ名 倍率 取り付けネジ径 使用可能なアダプター類の組み合わせ 画質比較 FZ20 注意点
オリンパス
MCON-40
撮影距離290mm  55mm 55mmアダプター FZ10用アダプターのサイト
トスカーナさんのアルバム
使用できるのは確認済みです。 テレ端で290mmまで接近できる接写用レンズ(標準のマクロモードでは2m)画質は良いと思います。周辺部にわずかに色収差が出ます。ズーム全域ケラレなどはありません。→MCON-40についての詳しい検証はこちら
標準フード+SDリング(72→55mm)     使用者の実績によると、ワイド端〜2倍あたりまでケラレるということです。
オリンパス
MCON-35
  62mm 62mmアダプター   使用できるのは確認済みです。  FZ20ユーザーが確認したところ、MCON-40とほぼ同等の使い勝手で使えるということです。72mmのフィルター取付け可能。→ユーザーの取り付け写真性能検証
RAYNOX
DCR-150
撮影距離185mm
マクロ倍率4.3倍
※2
43mm RAYNOX RT5264P レンズホルダー+フリーサイズアダプター

55mmアダプター+付属のフリーサイズアダプター

付属のフリーサイズアダプターのみを使って直接取り付けも可能(付けたまま電源オフするとカメラの沈胴部が引っ込むためエラーが発生する)
RAYNOX社のサイト 使用できるのは確認済みです。 テレ端で185mmまで接近できる接写用レンズ(標準のマクロモードでは2m)画質は良いと思います。周辺部にわずかに色収差が出ます。9倍以上でケラレ、周辺減光がほぼなくなります。接写スタンドKS-2000も使用可能。フリーサイズアダプターは付属。→DCR-150についての詳しい検証はこちら
RAYNOX
DCR-250
撮影距離110mm
マクロ倍率6.9倍
※2
43mm RAYNOX社のサイト 
トスカーナさんのアルバム
使用できるのは確認済みです。  テレ端で110mmまで接近できる接写用レンズ(標準のマクロモードでは2m)。画質は良いと思います。周辺部にわずかに色収差が出ます。8倍以上でケラレ、周辺減光がほぼなくなります。接写スタンドKS-2000も使用可能。フリーサイズアダプターは付属。→DCR-250についての詳しい検証はこちら
CM-2000 マクロ探検隊 DCR-150とDCR-250のセット     フリーサイズアダプターは付属。
RAYNOX
MSN-200
撮影距離30mm
マクロ倍率22倍※2
37mm RAYNOX RT5264P レンズホルダー+UAC3500 フリーサイズアダプター
又は、
RAYNOX RT5264P レンズホルダー+RA3752アダプターリング
    テレ端で30mmまで接近できる超接写用レンズ(標準のマクロモードでは2m)。接写スタンドKS-2000も使用可能。
RAYNOX
MSN-500
マクロ倍率30倍※2 37mm 取り付け出来ることはメーカーに確認済みです。

RAYNOX RT5264P レンズホルダー+UAC3500 フリーサイズアダプター
又は、
RAYNOX RT5264P レンズホルダー+RA3752アダプターリング
    NIKON COOLPIX用のレンズですがFZ10にも取り付け可能です。
CM-3500 ミクロ探検隊の2Xと表記のもの マクロ倍率5.5倍※2 37mm     ビデオ用に分類されており、倍率表記などがいろいろ存在しますが、DCR-150などと同列に換算したものが左記のマクロ倍率となります。

ミクロ探検隊にはアダプターリングが付属しています。
CM-3500 ミクロ探検隊の4Xと表記のもの マクロ倍率11倍※2 37mm    
CM-3500 ミクロ探検隊の8Xと表記のもの MSN-200と同じレンズ    
VM-3000 CM-3500と同じレンズ構成     CM-3500 ミクロ探検隊に高低調整装置付カメラスタンドが付属したセットです。アダプターリングも付属します。
※2 マクロ倍率とは、FZ10のみで最も大きく撮影したものよりもどれくらい更に大きく撮影できるかを表した数値。FZ10のみで最大に撮影すると横方向が約76mmになります。DCR-150の4.3倍とは76mmが約18mmにまで大きく写せるということです。MSN-500の30倍なら76mmが約2.5mmになります。
マクロ(接写)については、こちらのサイトが勉強になると思います(トップページ)。

 

クローズアップレンズ(接写用レンズ)
※基本的にはFZ10で使えたものはFZ20でも使えると思いますが、ケラレや色収差、形状収差の出具合などは違う可能性があります。FZ20で確認できたものから順次記載していきます。FZ20の関する記述がないレンズは未確認だとご理解下さい。
レンズ名 使用可能なアダプター 注意点
ハクバのクローズアップレンズ 52mm、55mm、58mm、62mmのアダプター、標準のフード(72mm) 径が合うものは取り付けられると思いますが、取付け確認はしていません(marumiのクローズアップレンズは確認しました)。また画質などは不明です。ユーザーの方の評価では「滲む」ということです。安価に超接写をしたいならクローズアップレンズを、画質を求めるのであればマクロコンバーションレンズを、というように使い分けが必要のようです。ただし、滲みを利用して主役をクローズアップさせるという意図で使うには利用価値があると思います。

FZ20で使用できることは確認済みです。

使い勝手などはこちらをご覧下さい。
ケンコーのクローズアップレンズ
marumiのクローズアップレンズ
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2004/11/8分離
2005/1/4追記
2005/2/16追記
2005/4/22追記(クローズアップレンズ)