モーターはマブチ製でした。

　パナソニックのCDプレーヤーSL-PS840のトレーが、開閉ボタンを押すと、開いた後すぐに閉じてしまい、CDの装着ができないという症状に悩まされていました。
仕方がないので開いた瞬間に手で引っ張ってCDを装着するという状態でした。
その他の動作は全く問題ないので、この方法でCDを聞いていました。

　ベルト交換のあとトレーの開閉は快適になりました。これでしばらく安心してCD鑑賞できそうです。

CDユニットを外しトレイのベルトを交換します。プーリーを反時計方向に廻してトレイを引き出し、ベルトを取出すと直径が45mm位に伸びていました。３５mmのベルトしか手持ちになかったのでそれを装着しました。
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　しかし、あまりにも不自由のため、トレーのベルト交換をすることにしました。
本器種は再生しないというトラブルが多いらしく、その原因が電解の液漏れ不良が多いということらしいので、そのチェックもしたいと思います。

側面4本、裏面２本のビスを外し蓋を開けます。
フロントパネルをとめている底面の3本のビスを外します。
フロントパネルはメイン基板に接続コネクタで接続されているので、外すのに少々手間がかかりました。その後ハーネスを外します。
ピックアップメカを取り付けている4本のビスを外します。
メカとメイン基板を接続している3か所の平行ワイヤを外します。この接続は圧接コネクタですので、圧接部分の抑えを引っ張る必要があります。

サーボ基板についているで3か所のビスを外します。
サーボ基板のパターン面のモーター取付部の半田を除去し基板を分離しフラットケーブルを外し基板を取出します。
基板についている電解を拡大鏡を使い観測しましたが、いずれの電解も膨らみや液漏れがなく問題ないと判断しました。