BCC32Cを使ってみた

自作ソフトウエア

1-3)集計プログラム、TAB_sum.exe


集計プログラム、TAB_sum32.exe  

TSV(タブ区切り)ファイルの、項目別の集計プログラムです。入力ファイルを読み込み、指定した項目(フィールド)の内容(複数指定可能)が、前の行と一致していたら、合計(整数、浮動小数点)します。出力レコードは、該当する行が複数あっても、1レコードのみとなり、集計を指定した項目に合計値が記録されます。

使用方法、仕様

 @使用方法
     c:\>tab_sum32 inputfile outputfile 
           k項目1 [k項目2・・・」 ・・・集計するキー
           l整数項目1 [l整数項目2・・] ・・・・・集計項目(整数)
           d小数項目1 [d小数項目2・・] ・・・・・集計項目(小数)
       
 A仕様
    ・TABファイルは1レコード目に項目名が入っている。
    ・インプットファイルは、集計したいキー(複数項目)でソートされている必要があります。
    ・文字列項目は「”」くくりがあっても無くてもOK
    ・引数1はインプットファイル名を指定
    ・引数2はアウトプットファイル名を指定
    ・引数3以降「k」は一致を比較する項目名(10項目まで指定可能、andで一致判断)
    ・引数4以降は、集計項目は、{l|d}項目名で指定する。(l:整数、d:浮動小数点)
    ・アウトプットファイルも1行目はフィールド名が入る。

プログラム処理

・引数から、入力ファイル、出力ファイルのチェック
・引数から比較するキー、集計キー読み込み
・タイトル行からどの項目か、番号の調査
・順次読み込み、新しい項目の場合はファイルに出力し、繰り返しの場合は数値を足し合わせる。
・全部読み終われば終了

   ※ソースプログラム、実行プログラムはこちら、コンパイル結果は以下です。
<コンパイル結果>


使用例

2019年のセ・リーグ打撃30傑を使い、打率順に並んでいるリストをTAB_sort32.exeで、球団順に並べ替え、TAB_sum32.exeで、球団ごとに集計(打数、安打、本塁打、打点、三振、併殺打)します。実行結果とデータの並べ替え結果を以下に示します。

<実行結果>


<並べ替え・集計 前・後>


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