JOHNNY
     WINTER
私のSITEと同じタイトルで非常に親近感が
湧きますね(^^)。実はこのアルバムを聞
いたのはごく最近です。70年代にロック寄
りのアプロ-チをした頃の音源を前に聞いて
からあまり好きなア-ティストでは無かった
んですよ・・中途半端でフレ-ズに面白味が
感じられませんでした。が、このアルバムを
聞いてからは180度変わりましたね!!
いや〜あ、凄いモン聞いてもうた〜。ブル-
スに回帰したアルバムとの事ですが、これ
をブル-スと呼ばずして如何する?粘着度
&スピ-ド 私の好みにピッタリです!
EVERBODY'S BLUESは必聴ですよ〜
   BLIND BLAKE ラグタイム・ギタ-の神様ですね。土砂降り
ノイズの奥から響いて来るリズム感抜群の
弾けるようでまた円やかなギタ-は哀愁を
帯びた歌声と共に至福の世界へと導いて
くれます。一人、真夜中にチビチビ酒を飲み
ながら静かに聞きたいっ!って思わせるブ
ル-スマン。気持ちが安らぎます・・・BIG
BILL BROONZYも影響を受けた神技のギ
タ-は多くのギタリストの手本ですね。日本
では、上田正樹さんと一緒にやっていた、
有山淳司さんがフォロワ-ですかね。
「ぼちぼちいこか」のギタ-なんてソックリ!
しかし、低音の入れ方なんてアンビリバボ
です(笑)。開いた口が塞がりません。
   MISSISSIPPI
     JOHN HURT
これまたほのぼの系ですよね?スリ-・フィ
ンガ-・スタイルの最高峰ってな感じで紹介
される事が多いです。フォ-ク・ソングの方に
近いのでしょうか。私的にはジャンル分け
には拘らずに聞いています。暖かみの有る
ギタ-と歌声は安らかな眠りへと・・・これ聞
くと眠っちゃうんですよ〜(笑)。正に打って
付けの子守り歌!眠れない日はこれを聞き
ましょう(爆)。同じようなリズムに違いの分
かり難い曲(笑)が更なる眠気を誘います。
私は4枚のCDを持っていますが、未だに
細かな違いが分かりません(ToT)。一枚は
欲しいが二枚はいらん・そんなア-ティスト
のような気がします・・・
   SLEEPY
     JOHN ESTES
名前から想像すれば、またまた眠りを誘う
ほのぼの系か?と思わせますが、この人
の場合は甲高い声で寝れません(^^)。
頭に響く声、頭痛の時は遠慮したいですね
雑誌等では‘悲痛なボ-カルスタイル’と表
現されていますが、‘悲痛’なのは、此方の
耳と頭の方です(笑)。フルに一枚CDを聞く
と終わった後に耳鳴りがします(爆)。相棒
さんのハ-モニカでさえ五月蝿く感じてきま
す。永らく行方不明になっていて、再発見
されてからは声に衰えが見られるそうです
が、それで丁度良い位になったのでは?
個性的なボ-カルが好きな方にはお勧め。
   RAY
     CHARLES
CLAPTONがギタ-のGOD HANDならこの
人はピアノのGOD HANDですよね!頭を
抱えて唸るしかない指捌き!芸術で〜す。
ブル-ス、ジャズ、ソウル等何でも来いの
達人。私的には年を取られてからのしゃが
れた歌声が好きですね〜。CLAPTON絡み
では、BLUES TOURで演奏したSINNER'S
PRAYERが有りますね。原曲にかなり近い
イメ-ジでやっています。アップテンポな曲
も捨て難いですが、スロ-ブル-スでの流れ
るピアノのラインは最高です!CLAPTONの
イメ-ジと重なっちゃうんですよね〜。
こう言う人を‘天才’と呼ぶのでしょうか?
   JIMMY
     WITHERSPOON
ジャンプ・ブル-スの雄ですね。ジャズとの
明確な違いが未だによく理解出来ません
が(爆)、その手の話は専門家の先生にお
願いするとして・・・気持ちの良い歌いっぷ
りですね!なんか聞いてて‘スカッ!’と
するんですよ。シカゴ系のギタリストばかり
聞いていると、このような音楽が新鮮に感
じたりします。それにホ-ンセクション等を絡
めた音の厚み!これまた気持ち良〜い!
ブル-スの中でも色々なジャンルが存在し
ます。たまには違ったジャンルに手を出し
てみるのもいいもんですよね〜。