My boom [マイ ブーム] 2
1月17日〜21日青森旅行記 A
今日の目的地は斉藤氏の知人である石井御夫妻の 青森駅のプラットホーム
住まわれるむつ市だ。むつ市のある下北半島へは
東北本線の野辺地駅で大湊線に乗り換えねばなら
ないが、むつ駅と言う駅はなく終着駅の大湊駅(本州
最北端の鉄道駅)がそれにあたる。
しかし、昨年暮に東京から八戸まで新幹線が来たもの
だから八戸方面からの大湊線への連絡を優先した為
に私たちの乗る青森方面からの連絡が悪く、2時間
近く野辺地駅で次の電車を待たねばならない。
そこで、石井さんがわざわざ雪道を車で迎えに来て
下さる事になった。
野辺地駅に着いて石井さんを待つ間、駅の小さな
キオスクで帆立貝の発送案内をしているのを見つけた。
3キロ3000円(送料別17〜18個)と書いてある。
陸奥湾では、帆立貝の養殖も有名だ。
むつ市に向かう途中、風力発電所、石油の備蓄基地、大湊線から望む陸奥湾などを見せて貰った。
東北電力の風力発電塔 冬の陸奥湾
原発以外にも電力開発をしているというパフォーマンスか?
むつ市に着いて驚いた。道中もこちらもしっかり雪がある。
石井宅で少し休んで、温泉入浴と活きたイカの買出しと食事に連れて貰う。
白糠(しらぬか)漁協が持つ烏賊の生簀に案内された。この時期は、ヤリ烏賊が最盛らしい。

白糠の『松楽』の大将。このお店で石井さんに 斗南(となみ)温泉 別名 美人の湯
アワビ、紫雲丹、イクラの三色丼スペシャルを つるつるした湯でした。
中心に下北半島の海の幸を沢山ご馳走して
いただいた。
石井さん宅に戻ってからも、ご主人は漁協で買った生きたヤリ烏賊をさばいて下さった。
満腹のフェルナンデスだったが、珍味の海で溺れながらも楽しい「宴」はさらに続いた。
そして気が付けば、布団の中。
19日朝、目覚めてすぐに温泉へ。

矢立(やたて)温泉全景 温泉の周囲の風景
湯船の中の湯の温度が44度ある。 矢立温泉から見た釜臥(かまぶせ)山
熱くて熱くて体がしびれるが癖になりそうだ。
朝食後下北半島一周ドライブヘ

薬研(やげん)渓谷 奥薬研温泉 夫婦河童の湯
山奥の渓谷沿いにある露天温泉で冷えた体を温める。
大間(おおま)崎より軍艦島を望む。 大間崎、本州最北端に立つ。
軍艦島の向こうの陸影は北海道。 「寒い、寒い、風が強い。」
この後、佐井村に入り景勝「仏が浦」を目指したが冬季通行止めのため行けず、山越えで川内町に
抜けむつ市に戻るルート「カモシカロード」も積雪3メートルで行けず仕方なく下北半島一周ドライブも
約3分の1を残し同じ道を引き返した。申し訳ないことに、この間ずっと石井さん一人の運転だ。
帰途、夕食のための材料の買出しに寄られたスーパー・市場に同行。懐かしいりんご箱を発見した。
落下リンゴなのか70個ほど入った木箱が2000円ほどで売られている。ほんの少し傷があるものの
味は同じだという説明を受ける。また沢山の種類のリンゴが木箱で並んでいる。
本場ならではの光景である。
熱ーい44度の矢立温泉入浴後、山海の珍味の大量攻めの夕食を皆で頂きながら夜更けまでお話
は続いた。石井御夫妻に感謝しながらも、フェルナンデス以下2名は白河夜船に…。
つづく…








