熊野古道を歩く  湯浅から紀伊内原へ(約20km) 2002.5.2 

 湯浅駅

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 勝楽寺

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久米崎王子(46)

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津兼王子(47)

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河瀬王子(48)

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東の馬留王子(49)

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鹿ケ瀬峠

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  小峠

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 石畳道

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  板碑

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金魚茶屋

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沓掛王子(50)

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黒竹民芸会館

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西の馬留王子(51)

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今熊野神社

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内ノ畑王子(52)

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高家王子(53)

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紀伊内原駅

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  和歌山市の自宅から車で湯浅駅へ、駅前の町営駐車場に車を置く。9時着。このコースは20kmともっともタフなコースであるが50名を越える参加者が集まった。(右)   9時30分出発。 

  出発してまもなく勝楽寺に到着、ここには紀伊国屋文左衛門の碑がある。(左)     国道42号線を越えたところに久米崎王子跡があり、そこからしばらく広川沿いに歩く。  広川ICのループ道路の真中に右の写真の津兼王子跡がある。(右)

  再び国道42号線に出て、熊野古道に出てローソンでトイレ休憩。そこからまた広川にかかる河瀬橋を渡ったところに河瀬王子跡がある。ここからはいよいよ鹿ケ瀬峠に向かって進む。左の写真は峠に向かう道の民家に掲げられた提灯とハイカー達。(左)

  途中東の馬留王子跡があり、そのあたりから山道はきつくなる。かなりしんどい山道を1時間弱登って鹿ヶ瀬峠にちょうど12時に到着。(右)  ここで昼食をとる。 峠は明るい広場になっており、スダジイの大木がある。しかし、眺望は良くない。

  30分ほど休んで峠を下る。このあたりから現存する熊野古道最長の石畳道が続く。熊野古道らしい風景である。(左上)
    山道で見つけたささゆり。途中ささゆりは2箇所で見ただけである。希少種になりつつあるとの話。(右)

  山を一気におりると黒竹で有名な山里に入る。(左) しばらくいくと金魚茶屋跡に着く。ここには立派なトイレがあるが、峠付近にはトイレがなかった。 

  黒竹の里は立派な民家が多く、裕福な田舎だと感じた。都会のような別の楽しみはないが、こんなところに住むのは別の楽しみがあるのではないか。(右)

  民芸館ではお年寄りが竹細工を作っていたが(左)、私たち夫婦がリュックにつけていた汗よけの竹細工(右)に気がつき、さっそく寸法を測っていた。目の付け所が違う。
   この後、西の馬留王子跡(左)、内ノ畑王子跡、高家王子跡の3箇所を経由して午後3時に紀伊内原駅に着いた。
  気持ちの良いハイキングで20kmはそれほど長くは感じなかった。