熊野古道を歩く 
滝尻王子から小広王子へ

(約20km)   2003.2.22-23

滝尻から本格的な熊野古道が始まる。

右の地図は今回の最終地点の岩神王子口付近にあったもの

紀伊田辺駅

  ↓バス

滝尻王子(76)

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乳岩・胎内くぐり

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不寝王子(77)

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熊野高原神社

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高原きりの里

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大門王子(78)

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十丈王子(79)

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大阪本王子(80)

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道の駅

  ↓バス

のなか山荘泊

  ↓バス

道の駅

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牛馬童子像

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近露王子(81)

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比曽原王子(82)

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継桜王子(83)

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一方杉

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とがの木茶屋

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野中の清水

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秀衛桜

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中ノ河王子(84)

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小広王子(85)

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岩神王子口

  ↓バス

渡瀬温泉

  ↓バス

道の駅

  ↓バス

紀伊田辺駅

 

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今回の参加者は20名。案内の生田氏とJR社員2名の総勢23名。田辺駅を10時20分に出発し、滝尻王子(左)までバス。

 熊野古道館でスタンプ帖をもらって、急な坂道を登り始める。最初は雨も小ぶりであったが途中から本格的に降り出した。右の写真は乳石。いわれは省略。

 しばらく登ると最初の不寝王子(左)に到着。
 ここからもきつい登りが続く。

 高原熊野神社を過ぎて、高原霧の里で昼食。ここは富田川から立ち上る霧で有名とか。雨の中きりの雰囲気が堪能できた(左)

 高原にはイーデスハンソンさんが住んでいるとか若い人には分からないのがショックであった。

 熊野古道も滝尻からは500mごとに道標(右)があり、道案内もきちんとしている。

 道中には杉林が多いが荒れ果てた地面が目立つところもあり、紀州の森状況が良く分かった。尾根筋には明るい広葉樹林があり、昔の熊野古道はこのような道であったかと想像された。

 この日は最後に急な下り坂の途中にある大阪本王子(右上)で道の駅熊野古道なかへちに出て、バスで野中にあるのなか山荘に宿泊。

 翌朝は快晴。道の駅(左)までバスで戻り、2日目のスタート。坂道を登るとすぐに牛馬童子像(右)に到着。熊野の古道を代表する名所である。

 この日も最初から登りが続き、近露の集落の手前(左)からの展望が素晴らしい。昔は植林された杉林が無くもっと山の上の方から見晴らせたようである。

 近露には近露王子と野長瀬一族の墓があり、ここから最後の登りをはあはあいいながら登ると比曽原王子(左)があり、大畑集落に入る。

 ここには、一方杉(左)の杉の大木(右)、とがの木茶屋(左下)、野中の清水(右下)、継桜王子、秀衡桜(左下)と名所がいっぱい。

 さらに、中ノ河王子から小広王子(右下)に到着。ここでお弁当を食べる。大畑の前すみ恵さんの手作りのサンマ寿し、まき寿司、稲荷寿しのボリュームたっぷり弁当はおいしかった。

 おなかがいっぱいになったとバスで渡瀬温泉へ。大露天風呂に入り、歩き疲れt体を休める。

 入浴料は700円であるが10人分で5000円の回数券がある。
 帰り道また道の駅で生田氏お勧めの前さんの作った鉄火味噌をみんなが競って買う。
 15時15分には田辺駅に到着。