和歌山駅(8:31発)から切目駅(9:47着)まで臨時快速で行く。
10時10分頃出発15分ほど上り坂を歩いて、切目中山王子神社に着く(10:25)。
今日はお祭りの日とかで、たくさんの人が準備をしていた。
ここからは梅林の間の山道を登り、榎木峠を越えて徳本上人碑まで行く(10:59)。 道中、可憐な花がたくさん咲いていたが、空き缶やビニール袋などのゴミが道の両側にあちこち捨てられていた。これまでこんな汚い道を歩くのは初めて。
徳本上人碑からいつものJRから県の観光協会に出向している語り部のいくたさんがきてくれた。左下の写真にあるように雨の中傘もささずに道を先導して、スピーカを手に熱く語ってくれた。
海の見える傾斜地には花のハウス栽培が盛んに行われている。花卉はこのあたりの特産品である。
家々はかなり立派であり、このあたりの農家は裕福そうであるが,お年寄りが多く、これから若い人が少なくなってくると後継ぎの問題も起こってきそうである。
このことは和歌山県の南の方はどこも同じ問題を抱えていると思われる。
しばらく行くと、有馬王子結松記念碑が国道沿いにあり(左)、さらに進み、鉄道の下をくぐって、海岸にでると岩代王子跡に着く(11:30)。天気がよければ海岸で昼食の予定であったが、次の千里王子まで行くことになった。
近くの岩代駅でトイレ休憩をして、再び海岸にでて砂浜を少し行くと千里王子跡と千里観音に着く(12:30)。ここで昼食。
ここの海岸は千里海岸と言い、昔の古道は岩代王子から千里王子まではずっと海岸の砂浜を歩いたと言われているとか。
雨は強くもないが降り続いている。千里梅林の中を抜けて、国道に出て、梅干館に立ち寄る。工場をさっと見学しておいしい梅茶をいただく。買い物をしていた人も多かった。
ここから南部橋を渡って、三鍋王子に着く。南部の沖には3つの山がある島がありこれが三鍋といわれるいわれとか。
2時40頃南部駅に着いたが電車は28分出た後。次の電車は3時34分。 駅近くの喫茶店でコーヒーとケーキを食べる。
|